特別展「大名の船 ―海の参勤交代―」
展示概要
- 会場
- 愛媛県歴史文化博物館 企画展示室、文書展示室
- 会期
- 令和3年10月16日(土)~12月5日(日)
- 休館日
- 開催期間中の休館日:
10月18日(月)、10月25日(月)、11月2日(火)、11月8日(月)、11月15日(月)、11月22日(月)、11月29日(月)
開館日カレンダーはこちら - 開館時間
- 9時~17時30分(展示室への入場は17時まで)
※新型コロナウイルスの観点から、予定や内容に変更が生じる場合がございます。
- 観覧料
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大人
(高校生以上)高齢者
(65歳以上)小・中学生 特別展観覧料 800円
[640円]400円
[320円]260円
[210円]
※特別展観覧券で常設展もご覧いただけます。
※障がい者の方及びその介護者1名は無料となります。
また、要介護認定を受けている高齢者及びその介護者1名は無料となります。
(2階総合案内にて各種手帳・認定証などをご提示ください)
展示構成
- 文禄・慶長の役と伊予の水軍
- 西国大名の船
- 幕末・明治の洋式船
- 水軍の基地
- 西国大名の参勤交代
- 江戸の大名屋敷
主な展示資料
- 西国海路図屏風(船の科学館)
- 朝鮮之役小早川秀秋所用軍艦之図(船の科学館)
- 蜂須賀家御船絵巻(徳島市立徳島城博物館)
- 豊臣秀吉朱印状(徳島県立博物館)
- 星梅鉢紋入懐中時計(当館蔵)
関連事業
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先着140名
参加無料
申込不要
サテライトシンポジウム「大名の船 ―海の参勤交代と江戸の暮らし―」
10月31日(日)
13:00~17:00- 場所
- 愛媛県総合科学博物館(新居浜市) 多目的ホール
- 講 演 「勤番武士の江戸滞在記」岩淵令治氏(学習院女子大学 教授)
- 報告1 「阿波の水軍森家と徳島藩」根津寿夫氏(徳島市立徳島城博物館 館長)
- 報告2 「西条藩主松平頼純の生涯と国入りの船行列」前田正明氏(和歌山県立博物館 学芸課長)
- 報告3 「小松藩の参勤交代」井上淳(愛媛県歴史文化博物館 学芸課長)
-
特別展関連講座
海の学び講座①
バスツアー「大洲藩と松山藩の水軍基地を歩く ―大洲市長浜・松山市三津―」10月17日(日)
9:00~18:00- 定員
- 事前申込20名 ※参加費が必要です。
海の学び講座②
「秀吉水軍としての加藤嘉明 ―脇坂安治との関係を中心に―」11月7日(日)
13:30~15:00- 講師
- 村井祐樹氏(東京大学史料編纂所 准教授)
海の学び講座③
「高精細画像から紐解く幕末明治初期の日本」11月21日(日)
13:30~15:00- 講師
- 谷昭佳氏(東京大学史料編纂所 技術専門職員)
海の学び講座④
バスツアー「西条藩の水軍基地と西条陣屋を歩く」11月23日(火・祝)
8:00~18:00- 定員
- 事前申込20名 ※参加費が必要です。
海の学び講座⑤
「海を渡る、宇和島伊達家の参勤交代」11月28日(日)
13:30~15:00- 講師
- 上田理沙氏(宇和島市立伊達博物館 学芸員)
海の学び講座⑥
「萩藩毛利家の御船手組 ―“日本最大の海賊”のその後―」12月5日(日)
13:30~15:00- 講師
- 松花菜摘氏(今治市村上海賊ミュージアム 学芸員)
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先着2,000名
関連ワークショップ「ダンボールで大名の船をつくろう!」
*特別展「大名の船」を観覧後、アンケートにご記入いただくと参加できます。会期中(10月16日~12月5日)毎日
10:00~11:30/13:00~15:30- 場所
- エントランスホール
主催等
- 主催:
- 愛媛県歴史文化博物館
- 特別協力:
- 船の科学館「海の学び ミュージアムサポート」
- 後援:
- 愛媛県市町教育委員会連合会・愛媛新聞社・NHK松山拠点放送局・南海放送・テレビ愛媛・あいテレビ・愛媛朝日テレビ・
愛媛CATV・ケーブルネットワーク西瀬戸・八西CATV・西予CATV・宇和島ケーブルテレビ・FM愛媛・FMがいや
その後、関ヶ原の合戦、大坂の陣により、徳川幕府による平和な時代が到来すると、それまでの戦闘を目的としていた水軍の船も、参勤交代の際に人を運ぶという交通の手段となっていきました。九州・四国・瀬戸内の西国大名だけに、瀬戸内海を渡海して大坂までの船の使用が認められ、それらの大名による豪華な装飾を施した御座船を中心とする船行列は、海のページェントとしての様相を呈していきました。
本特別展では、伊予をはじめとする西国大名の船の姿や海上での大名行列ともいわれる華麗な船行列の模様を、絵画史料や古文書を通じて紹介します。また、参勤交代に関連して、大名が設置していた大坂蔵屋敷や江戸屋敷についてもあわせて取り上げます。
瀬戸内海を彩った華麗な大名の船をご覧いただくとともに、本展を通じて伊予水軍の歴史にも思いを寄せていただけたら幸いです。