‘れきはく・今日の出来事’ カテゴリーのアーカイブ

最後の宇和島空襲戦没者追悼平和祈念式行われる

5月 11日 土曜日

参加者


献花


追悼曲の合唱


献花された祈念碑


宇和島市が空襲を受けた5月10日にあわせ、和霊公園で第31回宇和島空襲戦没者追悼平和祈念式が行われました。式典は、「平和の鐘」の鐘打に始まり、追悼曲「平和の鐘の歌」が合唱されました。そして、宇和島空襲を記録する会代表の黒田美知子さんが挨拶され、参加者約110名が祈念碑に献花しました。祈念碑には終戦までの空襲で亡くなった272人の名前が刻まれています。
74年前の5月10日、宇和島市は1機のB29による空襲で115名が死亡しました。その後も7月13日(死者28名)と29日(同100名)に大きな空襲を受け、市街地の約7割を焼失しました。終戦までに278名が死亡しました。(死者数は『宇和島市誌』による)平成元年に建設された祈念碑には、故水野政子さん(当時記録する会代表)の尽力によるもので、97.8%の氏名が刻まれており、今では祈念碑自体が貴重な資料です。
戦後74年が経ち、戦争の悲惨さをどのように伝えるか、が大きな課題となっています。平成元年に始まった宇和島の祈念式も主催者の高齢化、参加遺族の減少(平成元年62名、今年5名)などから今年が最後となるそうです。祈念式の様子を撮影しながら、戦争体験者とともに生きる時間の短さを実感するとともに、聞き取り調査や戦時資料の調査を急ぎ、平和の大切さを学ぶ活動に活かしたいと思う一日でした。

新元号「令和」のポストカード

5月 1日 水曜日


「令和」の時代が始まりました。新元号お祝い記念。万葉集ポストカード、共通観覧券ご購入の方にプレゼントしています。

※新元号「令和」の出典『万葉集』巻五(愛媛県歴史文化博物館蔵)は5月31日まで常設展示室にて展示しています。
参考:4月1日のブログ「【速報】新元号「令和」の出典『万葉集』を展示します。」

ムササビが歴博にやってきた!

4月 25日 木曜日

ムササビが博物館にやってきた。山から降りてきたのでしょうか。

「万葉集」巻六にもムササビが山を降りてきた和歌があるので、館蔵の「万葉集」(文化2年板)、その部分を開いてみました。「ますらをの高円山(たかまどやま)に迫(せ)めたれば里に下り来るむささびぞこれ」。天平11年(739)、大伴坂上郎女の歌。聖武天皇が狩りをしたとき、小さい獣が迷い込み、武人がつかまえて天皇に献上する。その際に詠った歌です。ムササビは万葉仮名では「牟射佐妣」と表記されています。

新元号と万葉集

4月 2日 火曜日

昨日、新元号「令和」が発表されました。愛媛県歴史文化博物館では「令和」の出典である「万葉集」(江戸時代後期の版本)を所蔵しており、典拠部分の巻第五を、本日午前中に展示、列品しました。5月31日まで常設展示室(歴史展示室1)にて展示しています。

【速報】新元号「令和」の出典『万葉集』を展示します。

4月 1日 月曜日

万葉集巻第五

「平成」の次の元号が4月1日に発表され、新元号は「令和(れいわ)」に決まりました。

その出典は『万葉集』巻第五の「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫らす」の「令」・「和」とのことです。

愛媛県歴史文化博物館は江戸時代後期に刊行された『万葉集』(奈良時代成立・文化2(1805)年板)を収蔵しており、この度、典拠部分である『万葉集』巻第五を、常設展示室(歴史展示室1)にて公開することとなりました。

展示期間は、平成31年4月2日午後から、令和元年5月31日までの予定です。

伊予かすりの製作実演

3月 10日 日曜日

機織りの音が展示室に響きわたる。ただいま川西利美さんによる伊予かすりの製作実演中です。本日は15:00まで。次回は3月16日10:00~15:00を予定しています。特別展「伊予かすり 絣文様の世界」。ぜひご来場ください。

愛媛の歴史・文化を感じて学ぶ(学校関係の皆様へ)

3月 7日 木曜日

本日、展示室はにぎやかな一日。今治市、宇和島市、愛南町から小中学校5校の児童・生徒のみなさんがご来館。「学習ノート」を使いながらじっくり展示資料を観察する子どもたち。展示解説のボランティアさんによる「昔のくらし探検」を実施した学校もありました。

博物館では収集、蓄積している文化資源、モノ・ヒト・デキゴトを学校教育で役立てていただくため、様々なプログラムを用意しています。歴史を学び地域の文化に思いを馳せる手助けとなりたいと考えております。詳しくはこちら「学校関係の皆様へ」をご覧いただき、ぜひ博物館をご活用下さい。

遠足シーズン到来!

3月 1日 金曜日

3月に入りました。遠足シーズン到来です。歴博はこの季節、平日はほぼ毎日、県内の小中学生の団体観覧の予約が入っています。本日は、伊予市立伊予中学校の生徒のみなさん約60名がご来館。昔のくらしを体験して、特別展「伊予かすり 絣文様の世界」を観覧されました。

特別展「伊予かすり 絣文様の世界」

2月 28日 木曜日

2月19日(火)に、特別展「伊予かすり 絣文様の世界」が開幕しました。愛媛県内に残る伊予かすり資料を一堂に集めて公開する展示で、200点以上の絣を展示室内に所せましと並べており、さまざまな文様、デザインを楽しむことができます。会期は4月7日(日)までですが、途中、展示替えも予定しています(後期展示は3月19日からとなります)。会期中には、関連講座や製作実演のイベントも実施しますので、ぜひ、ご来場ください。

【関連講座】
3月9日[土]13:30~15:00
「伊予の綿織物について~道後縞そして伊予絣へ~」
講師:高山 朋子氏(日本織物文化研究会会員)

3月17日[日]13:30~15:00
「伊予かすり展の見どころ」
講師:今村 賢司(当館専門学芸員)

【製作実演会】「高機を使用した伊予かすりの製作実演」
3月10日[日]・3月16日[土]10:00~15:00
講師:川西 利美氏(伊予絣機織り愛好家)

詳細はコチラ(伊予かすり展の紹介)
http://www.i-rekihaku.jp/exhibition/index.html

大洲市新谷地区の史跡めぐり

1月 22日 火曜日

1月19日(土)、歴史文化講座の史跡めぐりが開催されました。テーマは「建築家・松村正恒の生誕地を訪ねる―大洲市新谷―」。講師は、長年、松村正恒の足跡の調査や顕彰に尽力されている岡崎直司さん。松村正恒は大洲市新谷出身で、国重要文化財に指定されている八幡浜市立日土小学校舎の建築などで知られています。

もともと松村家は新谷藩士の流れで、今回の史跡めぐりでは、松村の生誕地周辺を見学しました。新谷藩の陣屋跡、藩の評定所、謁見所で後、新谷県庁として使われた麟鳳閣(写真)
、新谷藩の金蔵、近代の大洲地方の経済、産業を支えた池田貫兵衛邸、そして松村正恒や新谷藩主の墓所のある法眼寺などを歩いてまわったり、新谷公民館の一室をお借りして、岡崎直司さんによる松村正恒の足跡スライド上映をしたり。

天候にも恵まれ、県内各地からの参加者のみなさんの満足度も高く、新谷地区には江戸時代、明治、大正、昭和と繁栄していたことを示す史跡がコンパクトに集中的に保存、活用されており、散策コースとしてすばらしい。近隣に住んでいても、じっくり見る機会ははじめてだった等々のご感想をいただきました。

※愛媛県歴史文化博物館では、このような歴史文化講座の史跡めぐりを年4回程度開催しています。また、博物館友の会でも年数回、現地見学会を行って、県内各地の博物館、資料館を見学したり、史跡見学をしたりしています。

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