Archive for the ‘れきはく・今日の出来事’ Category

留学生にも参加いただきました

2012年1月24日

2カ月に1回開催している「ワタから糸をつくろう」は、1月22日(日)に実施しました。その際にはちょうど来館していた愛媛大学の留学生の方々にも参加いただきました。


ネパールとインドネシアからの留学生だそうで、みなさんとても日本語が上手です。母国もワタづくりが盛んだそうで、とても興味をもっていただけました。糸車に挑戦しています。少しするとだんだんコツがつかめてきました。


こちらでは、綿の実から「ワタ」と「タネ」を分けています。綿の実をはさんでローラーをまわすと、タネだけが手前に落ちてきます。


最後には機織りも体験。綿から糸をつくって、コースターを織り上げるまで、楽しい一時となりました。


自分の作品を手にしてにっこり。ぜひ使ってみてください。

次回の「ワタから糸をつくろう」は、3月18日(日)の午後1時から3時です。ふるってご参加ください。

今治の前期古墳見学に行ってきました!

2011年11月17日

 

妙見山1号墳にて

 前回紹介しました体験講座「遺跡ウォーク2 香川の前期古墳を歩く!」に続いて、10/29(土)に「遺跡ウォーク3 妙見山古墳・相の谷1号墳を歩く!」を実施しました。参加者は22名でした。この日も、天気予報では雨でしたが、雨に遭うことなく、行程を終えることができました。

 博物館・大洲・松山・今治にて参加者が乗車後、妙見山1号墳・大西藤山歴史資料館に向かいました。

 妙見山古墳は昨年、国史跡指定を受け、ガイダンス施設である大西藤山歴史資料館も7月に常設展示をリニューアルされました。今回の講座では、資料館の展示リニューアルに合わせて特別展での資料の借用を見合わせた妙見山1号墳の出土遺物と同古墳を現地でじっくり見学することにしました。

 約1時間半近くかけて、同古墳と資料館を見学後、今回のもう1つの見学地である相の谷古墳群へバスで移動しました。

 見学前に来島海峡大橋を眼前にしながら昼食をとり、相の谷古墳群に向かいます。

  この古墳には、2年前に遺跡復元画の作成のため、イラストレーターの早川和子氏と一緒に訪れました。その際は、雑木林の中にあり、主体部の跡も発掘調査後、長年放置されたままで古墳見学に慣れている人でなければ、どこが前方部なのか、どこが後円部なのかを判断することができない状態でした。

相の谷1号墳 主体部にて

    しかし、昨年から周辺でボランティア活動をされている「しまなみ海道周辺を守り育てる会」によって、古墳周辺の環境整備が始められ、非常に見学しやすくなりました。今回の見学にあたっても地権者の確認・承諾を得て頂いたくとともに、見学路の伐採作業をして頂きました。

 

相の谷1号墳 前方部にて

   また、下見の際に2号墳の場所を地図とともに示させていただいたところ、数日前に2号墳付近も見学可能なように伐採して頂いていました。

    といっても妙見山古墳のように整備されている訳ではないので、参加者の方には午前中に「前方後円墳」のイメージを持っていただき、そのまま、午後に相の谷1号墳を見学してもらうように促しました。

 30分近く、測量図を基にどこが前方部であるか、後円部であるかを確認しながら、1号墳と2号墳を見学しました。1号墳には、今回の見学に当たって、同会の活動状況がパネルで紹介されており、参加者ともども注意深く、拝見するとともに、感謝した次第でした。 

 「しまなみ海道周辺を守り育てる会」作成パネル-1

「しまなみ海道周辺を守り育てる会」作成パネル-2

   県内最大の前方後円墳を「地域の宝」として、地域住民の活動によって、その価値を再確認し、整備しようとされる方針は、近年の県内の文化財保存の方法の1つとして注目されます。相の谷古墳群の出土遺物を保管する当館としても(担当者の個人的な意見ですが)、今後も同会の活動についてはできるだけご協力したいと考えています。

 参加者一行は、ここで、当日の見学日程を終え、今治・松山・大洲を経て、博物館に帰館しました。

   参加された方のアンケートにも「ゆっくり見学することができてよかった」というご意見があり、多くの方が満足されたようでした。

 今回の見学にあたり、多大なご協力を得ました「しまなみ海道周辺を守り育てる会」の皆様並び大西藤山歴史資料館、今治市教育委員会文化振興課の各位並びに参加者の皆様にお礼申し上げます。

 また、特別展「邪馬台国時代の伊予・四国」では、相の谷1号墳の出土遺物を展示しております。講座に参加された方も参加できなかった方も是非、展示室にてご覧ください。

民俗展示室で「ワタから糸をつくってみよう」

2011年11月15日

11月13日は、れきはくの開館17周年を記念して、様々なイベントが行われました。

なかでも人気だったのは、恒例の餅まき。大盛り上がりで、楽しい一時となりました。

開館記念日は、常設展も特別展も無料のため、いつもはエントランスホールで行う「ワタから糸をつくってみよう」も、民俗展示室の里の家で実施しました。古い民家で作業していると、一段と昔の暮らしが実感できそうです。

里の家の中で、綿繰り機を使って、綿の実からワタとタネを分けています。ハンドルをくるくるまわすと、ワタだけが通り抜けて、タネが手前に落ちていきます。みんな夢中になってハンドルをまわしていました。

里の家の外では、機織り体験が行われました。唐箕の向こうに2台の機織りが見えますが、この2台で小さな布を織っていきます。

上手に杼(ひ)を使って横糸を通して、筬(おさ)でトントンと横糸をしめて織っています。これを繰り返していくと、小さなコースターが織りあがります。機織りは大人気だったので、1時間延長してできるだけ多くの人に体験いただきました。

なお、次回の歴史文化体験「ワタから糸をつくってみよう」は、来年1月22日(日)の午後1時~3時です。たくさんのご参加をお待ちしてます。

高松の古墳見学に行ってきました!

2011年10月26日

 

猫塚古墳にて

 10月初めに告知しました体験講座「遺跡ウォーク2 香川の前期古墳を歩く!」を10/15(土)に実施しました。当日は、雨の天気予報でしたが、幸い、雨に遭うことなく、全行程を終えることができました。

 

 博物館・松山・西条・新居浜にて参加者が乗車後、一路、高松に向けて、高速道路を約3時間走り、最初の目的地、高松市歴史資料館に到着しました。

 同館では、午後に見学する石清尾山古墳群と高松茶臼山古墳について、展示資料・映像などで事前学習を行いました。

 昼食後に、石清尾山古墳群にて、講師の高松市教育委員会の高上拓氏のバスに同乗していただき、同古墳群の猫塚古墳、姫塚古墳、石船塚古墳、鏡塚古墳の順に積石墳をめぐりました。参加者は、普段見ることのない積石墳を興味深く、観察しながら、講師の先生の話を聞き、疑問点を質問しながら、1基ずつ古墳を見学していきました。

石船塚古墳主体部にて

 その後、高松茶臼山古墳に移動し、同古墳の2基の竪穴式石槨を見学しました。積石墳と盛土墳という2種類の地域性の強い古墳を見学し、当地域の前期古墳の特徴を理解することができた講座でした。

高松茶臼山古墳にて

 参加された方のアンケートにも「見ごたえがあり満足できました」というご意見があり、ほぼ全員の方が満足されたようでした。

 同行した私も10数年振りに石清尾山古墳群を見学しましたが、以前とは異なる視点で、じっくり古墳を見学することができ、高松の古墳を堪能した一日になりました。講師の先生、並びに参加者の皆様にお礼申し上げます。

  なお、今週末の29日には「遺跡ウォーク3 妙見山古墳・相の谷1号墳を歩く」を開催予定です。まだ、数名であれば、参加いただけますので、参加ご希望の方は、当館歴史文化講座係(電話 0894-62-6222)までお問合せください。

 また、特別展「邪馬台国時代の伊予・四国」では、石清尾山古墳群の鶴尾神社4号墳と、高松茶臼山古墳の出土遺物を展示しております。講座に参加された方も参加できなかった方も是非、展示室にてご覧ください。

歴史文化体験「よろいかぶとを着てみよう!」

2011年6月12日

6月12日には、昨年度子ども安心基金を活用し整備した「よろいかぶと」を着ることができる体験イベントを実施しました。

 

昨年度整備したよろいかぶとは3種類。小学生用、5才用、3才用ですが、今日はちょうどこのよろいのサイズにぴったりの3兄弟が体験しました。兄弟で着て写真にのこしておくと、博物館に来たいい記念になると思いますよ。

 

もう1枚は5歳と3歳用のよろいを来た姉妹。よろいは女の子が着てもりりしく、かわいらしく見えます。

「よろいかぶとを着てみよう!」をはじめとする歴史文化体験は月に1回、実施しています。次回は7月17日(日)の13時から15時までで、「綿から糸づくり」が体験できるようになっています。不定期に実施していますが、見かけたらどしどしご参加ください。

博物館でお香をたいてみよう

2011年6月8日

  6月4日に体験講座「はじめての香道-お香をたいてみよう-」が行われました。

 定員が20名のところなんと39名の参加申し込みを頂きまして、抽選の結果、23名の強運の方にご参加いただきました。

 

 はじめに、今回の講師である橋本典子先生にお道具の説明をしてもらいます。

 

  

はじめは「灰づくり」です。熱源である炭団(たどん)をいれずに、まずは練習をしました。

火箸のような「火筋(こじ)」を使って灰を中心にかきあげ、低い円錐状の山をつくります。

そして山の表面を、ヘラのような形をした灰押(はいおし)でならします。

灰押の角度や力加減が大切になります。

空気を入れてふんわりとした灰を固めないように注意が必要です。

ならした灰の表面に、一本の火筋で箸目(はしめ)をつけます。

鳥のくちばしのような形の「聞き口」をつくり、この部分が正面となります。

練習を何度か繰り返したあと、炭団を入れて本番です。

練習した甲斐があって、みなさんきれいな灰山ができました。

火筋一本で灰山の中心に火窓をあけます。

そうすると灰に埋まった炭団から熱がのぼってきます。

手をかざして火加減を確かめましょう。

火窓があいたらその上に、銀葉(ぎんよう)をのせます。

銀葉とは薄い雲母に銀線で縁取りがされており、この上に香木をのせて香を聞きます。

炭団からの熱が銀葉に伝わり、香木があたためられて、香りがたちのぼります。

今回は沈香(じんこう)と白檀(びゃくだん)の香木を聞きました。

「香りとともに温かい空気が体に入り、とても心地よかった」

と参加者の方は、香を全身で楽しまれたようです。

ほかの香炉と聞き比べると、同じ香木でも火加減や部位によって香りが全く違うことがわかります。

「スパイシー?」

「甘い香り?」

香りを表現する言葉にも四苦八苦しながら、皆さん香りを聞いておられました。

最後に先生が持参された香木、「伽羅(きゃら)」と「羅国(らこく)」を順番に聞いてみました。

みなさん、香を聞く姿勢も決まっています。

香りを楽しむため空調を止めていたことと、皆さんの熱気で文字通り「アツイ」2時間でした。

「香りもさることながら、香を聞くまでの作業でまず無心になることができ、とても大切なプロセスだと感じました」

と参加者の方のご感想です。

 今回の講座は大変好評を頂きましたので、今年度後期もまた「お香」をテーマにした講座を企画しております。

 どうぞお楽しみに!

 

赤ちゃんと一緒に博物館

2011年6月3日

ハイハイやヨチヨチの赤ちゃんを子育て中のお父さん、お母さん、梅雨の季節や暑い夏に、どこで遊ばせたらいいかしら、とお悩みではないですか?

そんな時、ぜひ選択肢の一つに愛媛県歴史文化博物館を加えてください!

雨の日も屋根があるのでバッチリ。暑い季節も館内は空調がきいています。

広い駐車場がありますので、車で来館できます。

館内では貸し出し用のベビーカー(10台)を用意しています。ご利用になる際は総合案内にお声をかけてください。

オムツ替えの台は二階の女性用トイレと一階のこども歴史館(土日祝日に開館しています)にありますので、こちらでオムツを替えることができます。

 

トイレにはベビーキーパーは設置していないのですが、車椅子用のトイレにはベビーカーと一緒に入っていただけます。

エントランスに入ってすぐ左に、授乳室があります。

中には滑り台やブランコ、絵本やおもちゃも用意してあります。

 体験学習室は無料ゾーンにあり、靴を脱いで遊ぶことができますので、ねんねの赤ちゃんも大丈夫!

 常設展示室は小中学生のお子様は無料でお入りいただけます。

 今日は実際に、八幡浜の子育てサークルさんのご利用の様子を密着リポートです。

 1歳~2歳の子供さんたち、6組が来館されました!

展示室では飲食をご遠慮いただいているので、水分補給してからいざ、展示室へ。

 

「時の迷路」展では大きな迷路に大喜びの子どもたち。

「おさかな、じゃぶーん」

「ちょうちょ」

と指差して教えてくれます。

「お母さん、もっとゆっくり見たいんやけど~」

と、展示室に笑い声が響きます。

チャレンジ・ザ・迷路にだって挑戦です。

入り口では少し怖かったけれど、お母さんと手を握れば大丈夫。

たくさん遊んだ後は、レストランでお昼ごはんを食べましょう。

子ども用の食器や椅子もありますよ。

でも、食べる前にはちゃんと手を洗いましょうね。

レストラン内に洗面台もあるので、遠くまでいかなくても大丈夫です。

みんなで楽しくお昼ご飯を食べたら、今度はどこで遊びましょうか?

常設展示室だって広いですよ。

れきはくでは、小さい子どもさんも安心して一日楽しく遊ぶことが出来ます。

赤ちゃんと一緒に博物館デビュー、いかがでしょうか?

ご来館お待ちしております。

香川元太郎先生講演会レポート

2011年5月4日

 去る4月30日と5月1日、愛媛県歴史文化博物館の多目的ホールにて講演会「香川元太郎先生と迷路で遊ぼう―迷路はこんなにおもしろい!―」が開催されました。

 開演30分前より行われた受付には、楽しみにしてくださったお客さまの長い列。

ご覧のとおり、両日ともたくさんのお客さまに来て頂きました。

会場では、受付で配られた迷路を解いているご家族も多かったです。

みんなで解くと迷路は楽しいですよね。

そして時間となり、満を辞して香川元太郎先生のご登場です!

 

精密ロボット、ゲンタくんも展示室を飛び出して、香川先生のお手伝いです。

ゲンタくんはタイムトラベル装置を発動できちゃうんですよ!

そして昔の世界にタイムスリップ。

会場のみんなで迷路を楽しみました。

でもゲンタくんは迷路やかくし絵がちょっぴり苦手のようです。

会場のお友達に聞いたら、わかったお友達がみんな、元気一杯に手を上げてくれました。

先生に指名されたお友達は、舞台に上がってきて答えを教えてくれました。

難しい迷路や、小さなかくし絵もわかるお友達に会場みんなで拍手!

迷路で楽しんだ後は、香川先生がどのようにして迷路を考えて絵を描いているのか、製作過程の写真とともにお話しして頂きました。

香川先生が描かれた原画は、展示会場でも見ることができますので、どうぞご覧ください。

1時間あまりの講演会はあっという間に終了し、そのままサイン会が行われました。今回は会場で購入された本に、先生自らがサインしてくださいます。

子どもたちは憧れの先生の手元を食い入るように見つめていました。

サインの最後に、香川先生お手製のハンコをポンと押してくださるのですが、なんとそのハンコも迷路になっていて、みなさんびっくり!

「大好きなのですが図書館ではいつも借りられていて、今回購入しました」

「先生は昔から迷路がお好きだったのですか?」

「先生が好きな迷路は何ですか?」

「今度は○○の迷路を作ってください」

二時間近いサイン会の間、先生はファンの方ににこやかに対応してくださいました。

長い間並んでくださった皆様、そして香川先生、本当にありがとうございました。

お話しを聞いたら、また違った目で迷路絵本や展示を見ることができそうです。

ゴールデンウィークもまだまだ後半戦、ぜひ愛媛県歴史文化博物館「時の迷路」展においで下さい!

綿から糸づくりと貝合わせづくり

2011年3月23日

 子ども安心基金を活用した体験型子育て事業として、3月19日(土)に「ワタから糸をつくってみよう!」、20日(日)に「貝合わせをつくろう」を実施しました。

 「ワタから糸をつくってみよう!」では、綿の実から「ワタ」と「タネ」を分けたり、糸車を使って糸をつむいだり、機織りの体験も行いました。

 「貝合わせをつくろう」では、はまぐりの中に思い思いの絵を描いて、自分オリジナルの貝合わせづくりに取り組みました。

 体験型子育て事業は、3月26日(土)に平安時代の衣装体験、27日(日)にお香を体験するイベントを行う予定です。

認知症予防と昔の道具―博物館と福祉の連携―

2011年2月15日

愛媛県歴史文化博物館には「れきハコ『昔のくらし』」という昔の生活道具や学校の教科書、昭和20~40年代の生活写真をまとめた資料貸出しキットがあります。2月14日に、この「れきハコ『昔のくらし』」を西予市社会福祉協議会が利用をして西予市内の高齢者を対象に認知症予防のための「回想法」を取り入れたプログラムを当館も協力をして実施しました。

「れきハコ『昔のくらし』」は、小学校の授業で使用されることが多いのですが、社会福祉施設や福祉専門学校での利用も増えてきており、歴史系博物館で収集・保管されている民具(昔の生活道具)が、高齢者の介護予防の現場でも注目されつつあります。

今回のプログラムは参加者が約20名でした。この人数は昔の生活道具を使った回想法では、発言できる人と発言できない、しづらい人にわかれてしまうリスクがあり、少し多い人数だと判断したので、3グループに分かれて、1グループ6、7人としました。そして、それぞれにリーダーとなるスタッフが配置されました。そのスタッフとの打ち合わせも事前に実施して、当日のプログラムに備えました。

実は、このプログラムは以前からNHK松山放送局の記者さんが取材をしたいとの依頼があり、今回は社会福祉協議会の了承も得られたので、NHK松山放送局のカメラも入ってのプログラム実施となりました。

回想法の現場ではどうしても参加者にリラックスして昔のことを思い出してもらう雰囲気づくりが必要です。ここにカメラが入ると、参加者は緊張して話したいことも話しづらい状況になってしまいますが、この点は今回、NHK松山放送局さんも入念に配慮していただき、全体の雰囲気が和らいだ状況でプログラムを進めることができました。

参加者は60歳代から88歳までの男女。ほぼ地元もしくは県内出身者です。このような出身地域が同じという状況では、参加者が共通の記憶を持っているということで、昔の生活道具や生活写真を使った回想法は比較的進めやすいといえます。これが都市部の社会福祉施設での実施となると、また状況は違ってきます。今回は参加者の多くが共通した記憶を確認しあうという場面が多く見られました。

プログラムは約1時間で終了し、多くの方が自分の幼少時代の話を楽しそうに語り、笑顔で帰られたのが印象的でした。認知症予防、介護予防の一環として博物館を利用することの可能性をあらためて実感しました。

 さて、今回のNHK松山放送局の取材ですが、まだ放映の日程は決まっていないようです。決まり次第、このブログでも紹介したいと思います。