‘れきはく・今日の出来事’ カテゴリーのアーカイブ

ロビー展「南予の中世城跡」展示しました

9月 16日 日曜日

 秋の企画展「戦国南予風雲録」に関連して、ロビー展を実施します。先日その設営作業を実施しました。
タイトルは「南予の中世城跡」で、その名のとおり南予に点在する中世の城跡の内いくつか主要なものについて、写真パネルを設置して紹介した展示です。その構造を描いた縄張図と呼ばれる図や、近辺の関連史跡の写真を合わせて設置した城跡もあります。


設営風景


展示完了風景

 中世城跡は、一般的に連想される天守閣・高石垣・水堀を要する近世城郭とは異なり、主に山上に尾根を削平(さくへい)したり、空堀(からぼり)を掘ったり、土塁(どるい)を盛ったりした土の城で、現在その往時の姿を一目で分かるような城はほとんどありません。まず森に包まれ、斜面は開発や崩壊が進み、一見ただの山にしか見えないものがほとんどです。
 しかし、そうした中世の城跡は南予にも数多く存在しており、身近な所にも沢山あります。そのことをもっと来館者の皆様に知っていただき、身近なところにも中世の歴史を物語る史跡がいくつも残っていることを再認識していただけたらと思っています。
 ロビー展ですので、博物館エントランスという無料ゾーンに設置しています。是非一度足を運んでみてください。

博物館実習

9月 3日 月曜日

博物館実習
8月21日(火)~26日(日)までの6日間、博物館実習が行われました。博物館実習は、博物館法において、学芸員資格を取得するために必要な単位として、定められています。今年度の実習では9名の大学生が参加しました。博物館実習では、普段来館者が目にすることのない収蔵庫や展示室の裏側を見学するとともに、歴史・民俗・考古資料の実習として、古文書の取り扱いや解読、民俗資料の展示替え、遺物の保存処理などを行いました。特に、最後の2日間は体験講座「ガラス玉をつくろう」「おばけかるたとりに挑戦!妖怪カルタ」の補助をしました。小学生を対象に、声のかけ方、目線の位置、補助の程度など、実習生も苦労していたようですが、最後は子どもの笑みに慰められていたようです。現在、博物館は予算削減や指定管理者の導入など、大きな問題に直面しています。また、案内員の削減もあり、職員全体で、接客業務にあたっています。ですから、学芸員と言えども、実習生が思っているものとは異なり、調査研究にさける時間はほとんどない状況です。その中で、展示、特別利用、寄贈・寄託などに対応し、事務処理を行っています。実習生の皆さんには、現在の学芸員、そして今後求められる学芸員の姿について、考える機会にもなったのではないでしょうか。残暑厳しい中、一週間の博物館実習お疲れさまでした。是非学芸員資格を取得し、今後どのような道に進むにしても、実習で経験したことが、何らかの役に立てば幸いです。

「異界・妖怪大博覧会」閉幕しました。

9月 2日 日曜日

 7月10日(火)に開幕した企画展「異界・妖怪大博覧会」は、本日9月2日(日)をもって閉幕しました。

 期間中の来館者は、当館の想定を越える1万5千人強で、盛況のうちに終了しました。

 ただ、展示図録に関しては、会期終盤に売り切れとなってしまい、ここ数日の来館者の皆様にはご迷惑をおかけしました。

 展示をご覧になった方々から、お電話や電子メール、アンケートなどで、さまざまなご意見・ご感想をいただきました。ありがとうございました。今後の展示に反映させるべく、検討していきたいと思います。

博物館友の会 民俗クラブ

8月 1日 水曜日

平成17年度から、愛媛県歴史文化博物館友の会の会員同士で交流を深めたり、また、さらなる学習活動を発展させるために、クラブ活動が始まりました。

その一つ、「民俗クラブ」も今年で3年目。学芸員が愛媛の民俗文化に関する解説を行うとともに、実際に現地で民俗調査を行う際の調査方法や聞き取り項目等の具体例についても紹介しています。また、友の会の会員自らが調査・研究した成果を口頭発表する場となっています。


※19年3月の水荷浦の現地見学会

そして、現地調査・現地見学会も行っており、昨年度は、宇和島市吉田町の吉田祭りで牛鬼や山車などを見学したり、八幡浜市内の神社の絵馬調査を行ったりしました。また、宇和島市遊子の水荷浦の段畑にも民俗クラブで現地見学してきました。

さて、7月28日(土)10:30から今年度の第一回の民俗クラブが行われました。

今回は、大本学芸員が「木と竹の民具から見た日本文化」と題して民具の地域差・歴史性について講義をして、その後、今年度のクラブ事業の予定を立てました。今年度は、12月からのテーマ展「宇和海のくらし(仮)」の準備等にクラブとして関わることとしました。そして、現在開催中の企画展「異界・妖怪大博覧会」の見学も行いました。

毎回、10~20名程度の参加者で、楽しく、互いの交流を深めつつ、愛媛の民俗文化について学んでいます。

マイバックできたよ!!

7月 24日 火曜日

「夏休みは歴博に行ってみる!?」と題して夏休みイベントがはじまりました。
7月22日(日)は「クレヨン染めでマイバックづくり」でした。午後1時の受付前から多くのお客さまにお集まりいただき、約1時間ほどで定員になりました。
クレヨン染めは、『暮しの手帖』第4号(昭和24年)に「コドモでも出来るクレオン染め」と題して紹介されました。クレヨンの原料に着目したこの染色方法は、身近な文房具を使って手軽に毎日の暮らしにいろどりをそえてくれます。

今回のマイバックづくりでは、まず最初に紙に下絵を描いてもらいました。そして、その紙を無地のバックの中に入れると図案が透けてみえます。いよいよクレヨンの出番。図案を元にクレヨンで色を塗っていきます。

最後にクレヨンでぬった絵の上に紙をあてて、アイロンをかけます。ロウがにじみ出てこなくなるまで、紙を替えながら2~3回アイロンをかけると、染めあがりです。もちろん、下絵なしに直接クレヨンで絵を描いてもかまいませんよ。

参加者のみなさん、思い思いに絵をバックいっぱいに描いていきます。世界に1つだけのバックの完成です。

今回ご用意した布バックは薄手のマチのあるタイプなので、小さく折り畳んでエコバックとしても利用しやすいと思います。ちょっと昔の雑誌が紹介してくれた新しい暮らしへの提案は、現代の私たちの暮らしにも活用できますね。

次週7月28日(土)・29日(日)午後1時から開催するイベントは、「分銅型土製品をつくろう」(各日先着20名)です。おたのしみに!!

開幕!「異界・妖怪大博覧会」

7月 10日 火曜日

本日、夏の企画展「異界・妖怪大博覧会―『おばけ』と『あの世』の世界―」が開幕しました。

午前中には、西予市野村町の幼稚園児や宇和町内の小学生も来館し、「鬼」・「おばけ」や「地獄」・「幽霊」に関する絵画などを恐る恐る見学していました。泣きじゃくる子供もいるかと心配していましたが、泣く子はいませんでした。子供達も次第に慣れて、展示物をじっくり見ていました。午後には、博物館友の会の会員が数多く集まり、学芸員が展示解説を行いましたが、今日一日で老若男女、さまざまな年代の来館者の反応を聞くことができました。

展示期間は、9月2日(日)までとなっています。この夏、れきはくで「おばけ」と「あの世」の世界をのぞいてみて下さい。多くの皆様のお越しをお待ちしています。

※今回の展示開催の準備にあたり、資料調査や資料借用にてお世話になった数多くの機関・個人の方々には厚く御礼申し上げます。おかげさまで、無事開幕することができました。

学校PTA活動

6月 13日 水曜日

 博物館には、単なる見学だけではなく、学校ではできにくい何らかの体験活動やワークショップを求める要望が多々寄せられます。
 4月末、三間小学校PTAの皆さんが、6月10日に行う体験活動について相談に訪れました。

 相談の結果、人数が保護者の方も含めると約90名と多く、またそのほとんどが小学校低学年だったことから、子どもたちに博物館の展示物に興味を持ってもらうという趣旨で、クイズラリーを実施することにしました。各展示室1問~2問で展示室内に計10問のクイズを設置しました。
 子どもたちは、クイズを解くのが面白かったのか、1時間余りの時間を残して解き終えた子もいました。

 クイズラリーの後は、かぶれる大きさの紙でかぶと折りを実施しました。全員が作り終えたところで、記念撮影をしました。

 当博物館では、今回に限らず学校団体等にむけて、このような学習支援活動をいろいろ行っています。ご希望等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

ワークショップ 紋切りあそび

5月 31日 木曜日

 5月27日(日)にワークショップ「紋切り遊び」を行いました。紋切り遊びとは、色紙を切って日本古来の文様を作ることです。作り方は簡単。折った色紙の上に型紙を貼って、線の通りに切ります。それを開くと紋のかたちが現われます。

 

 例えば、下の写真は、こうもりの文様で、右が型紙、左が出来上がった文様になります。

 

 こうもりの文様と聞くと、ちょっとびっくりされるかもしれませんが、蝙蝠(こうもり)という漢字の「蝠」という字が、中国では「幸福」の「福」と発音が同じことから、おめでたい文様とされており、それが日本にも伝わりました。何気ない文様にも実は意味があるんです。

 5月のワークショップでは、切った文様を使ってコースターを作りました。同じ文様でも色の組合わせや空間の配置を変えると、かわいくもかっこよくもなるから面白いものです。参加者の皆さんのセンスの見せ所とも言えます。
 6月と7月の「紋切り遊び」では、うちわに挑戦します。世界でたった一つのうちわを作ってみませんか?

ボランティアさんと資料整理をしました。

5月 24日 木曜日

5月23日(水)にボランティアさんと民俗資料の整理を行いました。博物館の仕事の中でも資料の整理・保存は、地味ですがとても大事な基礎部分になります。

今回整理をした資料は、皿ばかりや分銅(ふんどう)、升などの計量道具と、玄翁(げんのう)やかんな、のみなどの大工道具です。二人一組になり、資料の寸法を測る人、記録する人に分かれて、作業を進めます。

その後、資料に登録票という小さな紙札をつけていきます。この登録票は、資料につける名札のようなもので、登録番号や資料名、使用地などを書き込んでいます。
民俗資料は、形や大きさもバラバラ。寸法はどこを測ったらよいのか。登録票はどこにつけたらよいかなど、皆さんとあーでもない、こーでもないとお話しながらも手際よく整理はつづきます。

整理された資料は、分類ごとに分けられた民俗収蔵庫の棚へ収めます。収集した資料を整理・保管しておくことが、調査や展示、一般公開へとつながります。

今回の資料整理では2時間弱で100点近くもの資料を整理することができました。ボランティアさんのおかげです。ありがとうございました。
 

バケツ稲づくり&消防訓練

5月 17日 木曜日

 5月3日に新しい体験学習室がオープンしましたが、その外側テラスのスペースにバケツ稲を置きました。バケツ稲とは、文字どおり、バケツで育てる稲のことで、JAグループがお米のよさを見直してもらうために考えた稲の栽培方法です。バケツが田んぼのかわりになるので、気軽に米づくりが体験できます。
 昨日、その指導書に書いてあるとおり、土をいれたバケツに種もみを植えました。

 昨晩は、ものすごい強風がふいていたので、とばされていないか、今朝確認しにいきましたが無事でした。このまま元気に育てば、秋には体験講座で作る予定の石庖丁を使って収穫ができそうです。

 今日は、消防訓練でした。館内放送、入館者の避難誘導等を行った後、消火器の使い方を西予消防署の方に教わりながら消火訓練を行いました。

 館長以下、職員一同真剣に取り組みました。
 

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