Archive for the ‘れきはく・今日の出来事’ Category

ゴールデンウィークのリカちゃん

2012年5月4日

昨日はリカちゃんのお誕生会。リカちゃんもたくさんのお友だちに出会えて、楽しい誕生日を過ごしました。特別展「リカちゃん 夢とあこがれの45年」の展示もたくさんの方に見てもらって、とても喜んでました。

プレゼントされた愛媛みかん。リカちゃんも大好きだそうで、たくさん食べてました。

そして、誕生日の翌日。今日も朝早くからたくさんの来館者を迎えています。エントランスホールにあがってみると、朝から人だかりしている場所が…。

さあ何が始まるのでしょう?後ろの方からそっとのぞいてみると…

あっ、リカちゃんです。リカちゃんは明日の5月5日(土)まで博物館にいてくれることになりました。1日5回くらい登場して、みんなと記念写真を撮ったりする予定です。ぜひリカちゃんに会いに来てね。

リカちゃんの誕生会

2012年5月3日

今日からゴールデンウィーク後半。今日は朝9時の開館とともにたくさん来館者をお迎えしています。

お昼前の駐車場の様子です。これからお昼過ぎにピークを迎えそうです。

今日、5月3日はリカちゃんの誕生日。リカちゃんの誕生日を祝った「リカちゃん Happy Birth Day パーティ」も開催されています。パーティへのたくさんのご応募ありがとうございました。応募多数で参加できなったという方のために、パーティの様子をのぞいてみると、こんな感じです。

リカちゃんの誕生日に、博物館のマスコットキャラクターはに坊も駆けつけたようです。

リカちゃんはシャボン玉も得意。シャボン玉ファンタジーショーはとってもきれいです。その他にもたくさんのお友だちがリカちゃんに変身するなりきりリカちゃんキッズ☆コレクションなどで、みんなでリカちゃんの誕生日を祝いました。

特別展「リカちゃん-夢とあこがれの45年-」が開催中の企画展示室も朝の最初からにぎわっていますが、エントランスのリカちゃんキャッスルのオリジナル商品がならぶコーナーも大人気になっています。こちらもお見逃しなく。

今日は十二単イベント

2012年4月1日

3月4日に引き続いて今年2回目の十二単の体験イベントを行いました。

今日の最初の着付けは姉妹で参加。平安貴族の正装である十二単(じゅうにひとえ)と、日常着である袿袴(けいこ)を着ていただきました。

妹さんが着られている袿袴については、午後から事前応募なしで着ることができます。博物館で春を感じてください。

「平安時代の衣装を着てみよう」
対  象:幼児~小学生(身長100~140cm)
受付時間:13:00~15:00
参 加 費:無 料

十二単の体験イベント

2012年3月4日

博物館では桃の節句にあわせて、今年も十二単の体験イベントを行いました。

十二単は公家女子の正装。袿(うちぎ)をたくさん重ねていきます。きれいに着せるために三人が息をあわせて着付けていきます。

平安絵巻からまるで抜け出たみたいです。今日はあいにくの雨模様でしたが、華やかでこの空間だけ春が訪れたかのようです。

次回の十二単着付け体験は、4月1日(日)に実施します。十二単は既に募集を終えていますが、13時から15時までは平安時代の公家女性が日常的に着ていた袿袴(けいこ)を着ることができます。こちらは当日参加できますので、ぜひ4月1日(日)は歴博へ!

「平安時代の衣装を着てみよう」
対  象:幼児~小学生(身長100~140cm)
受付時間:13:00~15:00
参 加 費:無 料

平安衣装でそろって記念写真

2012年2月25日

2月25日は、歴史文化体験「平安衣装を着てみよう!」 が行われました。

たくさんの参加者がありましたが、特にオススメなのは兄弟姉妹で来館すること。男性の狩衣(かりぎぬ)、女性の袿袴(けいこ)ともに、100~140cmの大小2着ずつありますので、兄弟姉妹でそろって写真を撮影することができます。成長の記念写真としていかがでしょうか。

次回の歴史文化体験は、3月18日(日)13:00~15:00で「綿から糸づくり」になります。たくさんのご参加をお待ちしています。

留学生にも参加いただきました

2012年1月24日

2カ月に1回開催している「ワタから糸をつくろう」は、1月22日(日)に実施しました。その際にはちょうど来館していた愛媛大学の留学生の方々にも参加いただきました。


ネパールとインドネシアからの留学生だそうで、みなさんとても日本語が上手です。母国もワタづくりが盛んだそうで、とても興味をもっていただけました。糸車に挑戦しています。少しするとだんだんコツがつかめてきました。


こちらでは、綿の実から「ワタ」と「タネ」を分けています。綿の実をはさんでローラーをまわすと、タネだけが手前に落ちてきます。


最後には機織りも体験。綿から糸をつくって、コースターを織り上げるまで、楽しい一時となりました。


自分の作品を手にしてにっこり。ぜひ使ってみてください。

次回の「ワタから糸をつくろう」は、3月18日(日)の午後1時から3時です。ふるってご参加ください。

今治の前期古墳見学に行ってきました!

2011年11月17日

 

妙見山1号墳にて

 前回紹介しました体験講座「遺跡ウォーク2 香川の前期古墳を歩く!」に続いて、10/29(土)に「遺跡ウォーク3 妙見山古墳・相の谷1号墳を歩く!」を実施しました。参加者は22名でした。この日も、天気予報では雨でしたが、雨に遭うことなく、行程を終えることができました。

 博物館・大洲・松山・今治にて参加者が乗車後、妙見山1号墳・大西藤山歴史資料館に向かいました。

 妙見山古墳は昨年、国史跡指定を受け、ガイダンス施設である大西藤山歴史資料館も7月に常設展示をリニューアルされました。今回の講座では、資料館の展示リニューアルに合わせて特別展での資料の借用を見合わせた妙見山1号墳の出土遺物と同古墳を現地でじっくり見学することにしました。

 約1時間半近くかけて、同古墳と資料館を見学後、今回のもう1つの見学地である相の谷古墳群へバスで移動しました。

 見学前に来島海峡大橋を眼前にしながら昼食をとり、相の谷古墳群に向かいます。

  この古墳には、2年前に遺跡復元画の作成のため、イラストレーターの早川和子氏と一緒に訪れました。その際は、雑木林の中にあり、主体部の跡も発掘調査後、長年放置されたままで古墳見学に慣れている人でなければ、どこが前方部なのか、どこが後円部なのかを判断することができない状態でした。

相の谷1号墳 主体部にて

    しかし、昨年から周辺でボランティア活動をされている「しまなみ海道周辺を守り育てる会」によって、古墳周辺の環境整備が始められ、非常に見学しやすくなりました。今回の見学にあたっても地権者の確認・承諾を得て頂いたくとともに、見学路の伐採作業をして頂きました。

 

相の谷1号墳 前方部にて

   また、下見の際に2号墳の場所を地図とともに示させていただいたところ、数日前に2号墳付近も見学可能なように伐採して頂いていました。

    といっても妙見山古墳のように整備されている訳ではないので、参加者の方には午前中に「前方後円墳」のイメージを持っていただき、そのまま、午後に相の谷1号墳を見学してもらうように促しました。

 30分近く、測量図を基にどこが前方部であるか、後円部であるかを確認しながら、1号墳と2号墳を見学しました。1号墳には、今回の見学に当たって、同会の活動状況がパネルで紹介されており、参加者ともども注意深く、拝見するとともに、感謝した次第でした。 

 「しまなみ海道周辺を守り育てる会」作成パネル-1

「しまなみ海道周辺を守り育てる会」作成パネル-2

   県内最大の前方後円墳を「地域の宝」として、地域住民の活動によって、その価値を再確認し、整備しようとされる方針は、近年の県内の文化財保存の方法の1つとして注目されます。相の谷古墳群の出土遺物を保管する当館としても(担当者の個人的な意見ですが)、今後も同会の活動についてはできるだけご協力したいと考えています。

 参加者一行は、ここで、当日の見学日程を終え、今治・松山・大洲を経て、博物館に帰館しました。

   参加された方のアンケートにも「ゆっくり見学することができてよかった」というご意見があり、多くの方が満足されたようでした。

 今回の見学にあたり、多大なご協力を得ました「しまなみ海道周辺を守り育てる会」の皆様並び大西藤山歴史資料館、今治市教育委員会文化振興課の各位並びに参加者の皆様にお礼申し上げます。

 また、特別展「邪馬台国時代の伊予・四国」では、相の谷1号墳の出土遺物を展示しております。講座に参加された方も参加できなかった方も是非、展示室にてご覧ください。

民俗展示室で「ワタから糸をつくってみよう」

2011年11月15日

11月13日は、れきはくの開館17周年を記念して、様々なイベントが行われました。

なかでも人気だったのは、恒例の餅まき。大盛り上がりで、楽しい一時となりました。

開館記念日は、常設展も特別展も無料のため、いつもはエントランスホールで行う「ワタから糸をつくってみよう」も、民俗展示室の里の家で実施しました。古い民家で作業していると、一段と昔の暮らしが実感できそうです。

里の家の中で、綿繰り機を使って、綿の実からワタとタネを分けています。ハンドルをくるくるまわすと、ワタだけが通り抜けて、タネが手前に落ちていきます。みんな夢中になってハンドルをまわしていました。

里の家の外では、機織り体験が行われました。唐箕の向こうに2台の機織りが見えますが、この2台で小さな布を織っていきます。

上手に杼(ひ)を使って横糸を通して、筬(おさ)でトントンと横糸をしめて織っています。これを繰り返していくと、小さなコースターが織りあがります。機織りは大人気だったので、1時間延長してできるだけ多くの人に体験いただきました。

なお、次回の歴史文化体験「ワタから糸をつくってみよう」は、来年1月22日(日)の午後1時~3時です。たくさんのご参加をお待ちしてます。

高松の古墳見学に行ってきました!

2011年10月26日

 

猫塚古墳にて

 10月初めに告知しました体験講座「遺跡ウォーク2 香川の前期古墳を歩く!」を10/15(土)に実施しました。当日は、雨の天気予報でしたが、幸い、雨に遭うことなく、全行程を終えることができました。

 

 博物館・松山・西条・新居浜にて参加者が乗車後、一路、高松に向けて、高速道路を約3時間走り、最初の目的地、高松市歴史資料館に到着しました。

 同館では、午後に見学する石清尾山古墳群と高松茶臼山古墳について、展示資料・映像などで事前学習を行いました。

 昼食後に、石清尾山古墳群にて、講師の高松市教育委員会の高上拓氏のバスに同乗していただき、同古墳群の猫塚古墳、姫塚古墳、石船塚古墳、鏡塚古墳の順に積石墳をめぐりました。参加者は、普段見ることのない積石墳を興味深く、観察しながら、講師の先生の話を聞き、疑問点を質問しながら、1基ずつ古墳を見学していきました。

石船塚古墳主体部にて

 その後、高松茶臼山古墳に移動し、同古墳の2基の竪穴式石槨を見学しました。積石墳と盛土墳という2種類の地域性の強い古墳を見学し、当地域の前期古墳の特徴を理解することができた講座でした。

高松茶臼山古墳にて

 参加された方のアンケートにも「見ごたえがあり満足できました」というご意見があり、ほぼ全員の方が満足されたようでした。

 同行した私も10数年振りに石清尾山古墳群を見学しましたが、以前とは異なる視点で、じっくり古墳を見学することができ、高松の古墳を堪能した一日になりました。講師の先生、並びに参加者の皆様にお礼申し上げます。

  なお、今週末の29日には「遺跡ウォーク3 妙見山古墳・相の谷1号墳を歩く」を開催予定です。まだ、数名であれば、参加いただけますので、参加ご希望の方は、当館歴史文化講座係(電話 0894-62-6222)までお問合せください。

 また、特別展「邪馬台国時代の伊予・四国」では、石清尾山古墳群の鶴尾神社4号墳と、高松茶臼山古墳の出土遺物を展示しております。講座に参加された方も参加できなかった方も是非、展示室にてご覧ください。

歴史文化体験「よろいかぶとを着てみよう!」

2011年6月12日

6月12日には、昨年度子ども安心基金を活用し整備した「よろいかぶと」を着ることができる体験イベントを実施しました。

 

昨年度整備したよろいかぶとは3種類。小学生用、5才用、3才用ですが、今日はちょうどこのよろいのサイズにぴったりの3兄弟が体験しました。兄弟で着て写真にのこしておくと、博物館に来たいい記念になると思いますよ。

 

もう1枚は5歳と3歳用のよろいを来た姉妹。よろいは女の子が着てもりりしく、かわいらしく見えます。

「よろいかぶとを着てみよう!」をはじめとする歴史文化体験は月に1回、実施しています。次回は7月17日(日)の13時から15時までで、「綿から糸づくり」が体験できるようになっています。不定期に実施していますが、見かけたらどしどしご参加ください。