‘れきはく・今日の出来事’ カテゴリーのアーカイブ

ゴールデンウィークの駐車場

5月 6日 水曜日

 一昨日はゴールデンウィークの真ん中の日。展示室に朝一番から次々にお客様が入っていきます。エントランスのイベント会場にも、子どもたちの声が響いています。午後1時過ぎ、駐車場の混雑もピークを迎えたようです。

駐車場

 そういえば、休日の高速道路がETCで1000円になりましたが、どの程度県外からの来館者がいらしゃっているのか、少し気になりました。そこで、駐車場の自動車のナンバーをチェックしてみました。
 午後1時過ぎの自動車の台数は合計88台。そのうち、70台が愛媛ナンバー、残りの18台が県外ナンバーでした。大まかに言うと、県内80パーセント、県外20パーセントとなります。県外ナンバーの内訳は、高知5台、香川4台、福山2台、姫路2台、神戸2台、広島1台、岡山1台、川崎1台です。
 当館は地域博物館だけに、地元のリピーターが中心で、ETC効果はそれほどでもないのかもしれません。でも、観光に来てその土地のことを知るには、博物館に行くのが一番という考え方もあります。夏休みに向けて県外へのPRが課題の一つになってきます。

鯉のぼりを準備中です

4月 14日 火曜日

 端午の節句といえば、空を気持ちよく泳ぐこいのぼり。
 最近は住宅事情のせいか大きなこいのぼりが泳ぐ姿はめっきり少なくなってきていますが、ここ数日お天気もよいせいか、博物館の周辺でもちらほらこいのぼりの姿を目にするようになってきました。
 当館でも鯉のぼりを数点収蔵していますが、今年はぜひ展示してみようと思い立ち、まず、収蔵庫から取り出して資料の状態を確認し、展示のために準備をはじめました。
 まず、口の直径が1mを超える大きな鯉のぼりをボランティアさんに手伝っていただきながら、口の部分を縫いつけます。


 こちらの鯉は、昭和24年生まれの方のもの。布に痛みがみられたため、ボランティアさんと相談しながら当て布をして応急補修をしました。


 この鯉たちをどんな風に泳がせようかと思案中です。

十二単着付け体験を抽選しました。

2月 20日 金曜日

今年のおひなさまイベントは、2月28日(土)、3月1日(日)ですが、このイベントに先立って、19日、十二単着付け体験の抽選を行いました。(18日が締切でした。)
今年も多くの方にご応募いただきました。本当にありがとうございます。

職員が見守るなか抽選開始。抽選を担当する職員は責任重大です。
実は、抽選の噂を聞きつけた職員が周りを取り囲んでいます。

抽選中
お申し込みいただいた皆さま、結果は返信ハガキで通知いたしますので、今しばらくお待ちくださいね。

今年の「おひなさま」展では、お客さまのご要望にお応えすべく奮闘した結果、おひなさまイベント日以外でも「おひなさまに変身!」コーナーを企画展示室内に設置することができました。
おひなさまに変身!コーナー
会期中いつでも、小・中学生(身長110cm~140cm)の方を対象に西条藩松平家のおひなさま(女雛)と同じタイプの衣裳(袿袴姿)の着付けを行っています。こちらの衣裳も十二単と同じく平安時代のお姫さまの衣裳になります。会期中ならいつでも体験することができますので、お気軽にご参加ください。(参加費は無料ですが企画展観覧券が必要となります。)
もちろん、写真撮影できますのでカメラを忘れずにお持ちくださいね。
みなさまのご来館、ご参加をお待ちしています。

羽根つきで真っ黒!

1月 9日 金曜日

 あけましておめでとうございます(^^♪
 本年もよろしくお願いします<(_ _)>
 平成21年の仕事始めだった1月4日(日)、博物館では新春イベントを開催しました。当日は、お正月遊びにちなみ、無地の羽子板に絵付けしてオリジナルの羽子板をつくる「マイ羽子板であそぼう!」と、白木のコマに色をつける「コマに絵付けしてみよう!」を実施し、125名の方が参加してくださいました。

 できあがった羽子板を使って、エントランスホールで羽根つきをしました。

 中には、真剣勝負をしていたのか、顔に墨を塗っている人も…。

 墨を塗っている方も塗られている方も何だか楽しそうですね~。

 ※この日は館の職員の中にも、顔を真っ黒にされていた人が数名いましたが、本人のプライバシーに配慮し、掲載はさしひかえさせていただきました。

おひなさまに変身中!?

12月 24日 水曜日

 12月に入り、博物館では次回の展覧会「おひなさま」の展示準備だけでなく、関連イベントの準備も取りかかっています。毎年恒例となってきた「おひなさまイベント」のメインは、なんといっても十二単や袿袴姿の着用体験になるのではないでしょうか?十二単と袿袴姿用の衣裳は新たに新調したので、広報用の写真が必要になっていました。そこで、12月のある日、いつもは資料の写真撮影に使う博物館のスタジオですが、今日ばかりは毛せんを敷いて金屏風を引き回し、慣れない撮影会となりました。
 十二単は、白衣に濃色の袴をつけた上に、単、五衣、打衣、表着、唐衣、裳を次々に着付けていきます。
十二単姿
 着付けには二人がかりで大体20分程度、こちらは、身長140センチから160センチくらいの小中学生用になっていますが、重さは12キロもあるんですよ。
 袿袴姿は、当館所蔵の西条藩松平家雛飾りの女雛と同じタイプの衣裳で、白衣に紅色の袴をつけた上に、単、袿を着付けます。
袿袴姿に変身中
 こちらの衣裳は130センチ~140センチくらいの小学生用、このほかに色違いで110センチ前後の幼児~小学生用もあります。
 大勢のギャラリーがカメラを構えているなか、和やかに撮影が進みます。
撮影中

撮影中
 着付けから撮影終了まで二時間あまり。プロの写真館のようにはいきませんが、なんとか無事撮影することができました。重い衣裳にもかかわらず、最後まで笑顔で頑張ってくれたIさん姉妹、本当にお疲れさまでした。
貝合わせで遊んでみよう
 おひなさまイベントは、平成21年2月28日(土)、3月1日(日)です。
「十二単着付け体験」、「おひなさまに変身」などイベントの詳細は後日お知らせしますので、お楽しみに。

回想法と博物館

11月 26日 水曜日

 「回想法」という言葉をご存知ですか?
 過去のことを思い出したり、自分の体験を話すことにより、脳を活性化させるもので、介護予防のプログラムとして期待されています。
 今回、宇和島市社会福祉協議会が主催された傾聴ボランティア講座、「回想で元気づくり講座」におじゃまして、博物館の資料を使った回想法のデモンストレーションを行いました。
 道具を使ったことのある方、使ったことはないけど見たことはある方、見たことも聞いたこともない方、メンバーには色々いらっしゃいますが、お互いに説明したり、教えてもらったりしながら話は弾みます。
 例えば湯たんぽなど、お湯を入れて温める人、ブリキの湯たんぽ自体を火にかけて温めた人、使い方は一つではないので、話が広がります。


 豆炭あんかです。見た瞬間「懐かしい」と声があがりました。

 20分ほどのデモンストレーションが終了後、話の内容やすすめるにあたっての態度など回想法の注意点について、心理士である講師の先生からアドバイスを頂きました。
 さて次は、参加者の皆さんの実践です。月組、星組、花組と華麗な名前のついたグループに分かれて、博物館の資料である昔の道具を使いながら、懐かしいお話を始めます。6~8人の少人数の中で、リーダー、補佐を決めたのですが、誰がリーダーだったかわからないくらい話が盛り上がる組ばかりです。
 アルミのお弁当箱を選んだ組では、「冬はストーブでお弁当を温めたわ」「ふたにお茶を入れて飲むのよ」「お弁当のおかずはイカの佃煮が懐かしい」など、お弁当の中身から使い方まで、どんどん思い出話があふれてきました。
 自分の思い出話をするだけでも楽しいものですが、他の人の話を聞いて、また思い出してお話して・・・という会話のキャッチボールが回想法では大切になります。
 その回想法の中で、実物資料である昔の道具が果たす役割は小さくありません。

 愛媛県歴史文化博物館の常設展示では、昭和初期の大街道を復元した町並みを歩いたり、牛鬼や太鼓台など愛媛の祭りを見たり、実物大の農家におじゃまして昔のくらしをのぞいていただくことができます。懐かしい風景や、昔の道具を見ながら、楽しい思い出を語り合うことで、脳をイキイキ、笑顔で楽しい時間をすごしていただけます。
 さらに遠方でなかなか博物館にご来館いただけない方のために、貸出用資料パックを現在準備中です。来春登場予定のその名も「れきハコ」には、回想法のお手伝いをする「昔のくらしパック」のほかに、「弥生のくらしパック」や、「祭りパック」、「民話パック」などがございます。
 今回の講座では「れきハコ」を実際に試していただき、博物館としてもよい機会となりました。この講座での経験を踏まえてよりよい「れきハコ」にすべく改良を重ねていきたいと思っております。
 脳をイキイキ、元気で楽しく毎日を過ごすために、ぜひ博物館をご利用下さい。お待ちしております。

皇太子さまが来館されました。

11月 1日 土曜日

 第32回全国育樹祭のため10月25日から来県されていた皇太子さまは、27日には当館を訪問されました。お昼前に到着された皇太子さまは、玄関前で当館の中岡信久館長らの出迎えを受けました。

 そして、2階にあがり、総合案内前で館長から施設の概要などを聞いた後、歴史展示室内を山本信吉名誉館長からの説明を受けながら、原始時代から戦国時代までの愛媛県の歴史に関する資料を見学されました。とくに、関心をお持ちの中世瀬戸内海水運のコーナーでは水軍の船の模型などを熱心にご覧になっていました。

 いつもなら静かな月曜日の博物館ですが、この日ばかりは大勢の行啓関係者でにぎわっていました。職員も普段とは違う雰囲気の中で、心地よい緊張感をもって仕事にのぞめた一日ではなかったでしょうか。

E~もりくんがやってきた

10月 2日 木曜日

 10月4日(土)からはじまる「森のめぐみ木のものがたり展」の列品作業が大詰めを迎えている本日、E~もりくんが激励にやってきました。

 E~もりくんとは、10月25日、26日に行われる第32回全国育樹祭愛媛県大会のキャラクターです。えひめの森を吹き抜けるさわやかな風、その風に髪をなびかせ森を育む愛媛の子供たちを表現するため、EHIMEの「E」の文字をモチーフに、明るく元気に森を守りそだてる愛媛の子どもをイメージしてデザイン化されました。
 このE~もりくん。歴史文化博物館には「森のめぐみ木のものがたり展」開催初日の10月4日(土)と開館記念イベントが行われる11月16日(日)に登場する予定ですので、ぜひご家族そろってお越し下さい。来館してくれた子どもたちには、E~もりくんからささやかなプレゼントがあるかもよ…?

夏休みは歴博に行ってみる!?

8月 14日 木曜日

 8月13日(水)から開催中のイベント「夏休みは歴博に行ってみる!?」。
展示室では、恒例のクイズラリーを実施中です。今回は、開催中の特別展にもクイズを設置しています。クイズラリーの参加賞は、れきはくオリジナルチョコ。たくさんの図柄に迷ってしまうお子さん続出。もちろん、大人の方も参加していただけますので、家族みんなでクイズに挑戦してみませんか?
 エントランスには、「型紙摺り絵でうちわづくり」と「ガラスの風鈴に絵付けしてみよう」を行っています。うちわも風鈴も、日本の夏にかかせないアイテムの一つ。チリン、チリンと涼やかな音色に引かれて、会場は大盛況です。

 イベントは17日(日)まで。ぜひ、ご家族揃ってれきはくへおこしくださ~い。

二宮忠八とカラス型飛行器

8月 4日 月曜日


※体験講座で製作したカラス型飛行器

昨日8月3日(日)に愛媛県歴史文化博物館では、体験講座「二宮忠八に挑戦!模型飛行機を作ってとばそう」を実施しました。

歴史博物館で飛行機づくり?と不思議に思われるかもしれませんが、愛媛には「飛行機の歴史」を語る上で欠くことのできない先人がいたのです。

世界で最初に、飛行機で空を飛んだ人物はアメリカのライト兄弟。1903年のことです。そのライト兄弟よりも12年早く、模型飛行器を作っていた日本人がいました。愛媛県八幡浜市出身の二宮忠八(1866年生-1936年没)です。

1891(明治24)年に二宮忠八が作った模型飛行器の名前を「カラス型飛行器」といいます。今回の体験講座では、この模型飛行器をみんなでつくりました。

なお、二宮忠八の業績は、明治時代には評価されていませんでしたが、1919(大正8)年に忠八の業績に注目した人物がいます。それは白川義則。愛媛出身の軍人で、のちの陸軍大臣です。彼が評価した後、昭和10年代には忠八は国定教科書でも取り上げられるまでになりました。(白川義則については、現在、当館で開催中の特別展「愛媛と戦争」にて紹介しています。)

※二宮忠八に関する資料(凧や模型飛行器など)は、八幡浜市民図書館2Fの「郷土資料室」に展示されています。また八幡浜市内には忠八関連の史跡も各所にあります。夏休みの自由研究で飛行機や二宮忠八をテーマとするのにおすすめです。

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