絵の右上に「讃州次崎町ツカより四和久(塩飽)七嶋見図」のタイトルが記されている。手前に瀬戸内海を背景に海岸線を通っている道を描いている。切り立った崖沿いの道のようで、いくつかの岩と岩に絡まって生える松。当時の名所だったのであろうか。しかし、「讃州次崎町ツカ」についていろいろ調べてみたが、該当する場所を見つけ出すことができなかった。もしご存知の方がいらっしゃったら、ご教示いただきたい。
瀬戸内海に目を転じると、遠景に見先のハナ(三崎鼻)、獅子島(志々島)、アハ島(粟島)、高見(島)、サナイ島(佐柳島)、ハシリ島(走島)、近景にヒロ島(広島)、登■島(与島カ)、丑島(牛島)、大坂島(本島)、シヤミ島が見える。この場所から見る三崎半島から瀬戸内海の島々が連なる景色。この絶景を描くことが西丈のねらいであったのだろう。
位置関係から考えると、坂出市の海岸か五色台あたりから描いているようにも見えるが、いかがであろうか。
当館では、企画展「四国へんろの旅-絵図・案内記と道標-」が2月21日~4月8日の会期で開催されます。多彩な資料で四国遍路の魅力を紹介します。ぜひご覧下さい。































