11月13日は、れきはくの開館17周年を記念して、様々なイベントが行われました。
なかでも人気だったのは、恒例の餅まき。大盛り上がりで、楽しい一時となりました。
開館記念日は、常設展も特別展も無料のため、いつもはエントランスホールで行う「ワタから糸をつくってみよう」も、民俗展示室の里の家で実施しました。古い民家で作業していると、一段と昔の暮らしが実感できそうです。
里の家の中で、綿繰り機を使って、綿の実からワタとタネを分けています。ハンドルをくるくるまわすと、ワタだけが通り抜けて、タネが手前に落ちていきます。みんな夢中になってハンドルをまわしていました。
里の家の外では、機織り体験が行われました。唐箕の向こうに2台の機織りが見えますが、この2台で小さな布を織っていきます。
上手に杼(ひ)を使って横糸を通して、筬(おさ)でトントンと横糸をしめて織っています。これを繰り返していくと、小さなコースターが織りあがります。機織りは大人気だったので、1時間延長してできるだけ多くの人に体験いただきました。
なお、次回の歴史文化体験「ワタから糸をつくってみよう」は、来年1月22日(日)の午後1時~3時です。たくさんのご参加をお待ちしてます。