西予市立皆田小学校からの依頼を受けて、10月2日(金)の5~6時間目(13:40~15:15)に6年生を対象に出前授業(平和学習)を行いました。今月下旬に修学旅行で長崎方面を訪れるため、その事前学習として戦争の経緯、戦時下のくらし、愛媛の空襲、愛媛とパンプキンなどを紹介しました。印象に残った児童の反応をお伝えします。
小さな軍服 博物館から持参した軍服を見た児童が「小さい!」、「子ども用?」と発しました。国民学校の通知表に記載されている男子児童の身長は約130cm。徴兵検査も150cm以上なら合格の時代。当時は体格が小さかったことを知り、児童も軍服の大きさに納得した様子でした。女子のなかには150cm超える児童もいても「昔なら戦争に連れていかれる」と驚く児童もいました。
千人針の5銭と10銭 5銭と10銭が結び付けられた千人針を紹介し、その意味を考えてもらいました。すると「お金で身を守るため」など様々な反応が。そこで、5銭は4銭の次の数、10銭は9銭の次の数、4銭と9銭の読み方に注意するようヒントを出すと、ある児童が「苦戦!」と発しました。そして、お金に「死線」や「苦戦」を乗り越えてほしいという女性たちの思いに気付いてもらいました。
焦げ臭い焼夷弾の殻 松山空襲で落とされた焼夷弾の殻を実際に持ってもらい、形や重さを直接感じてもらいました。その時、ある児童が「焦げ臭い」と発しました。81年前に爆発した焼夷弾に残る焦げ臭さを感じ取ってくれたのです。続いて他の児童も恐る恐る鼻を近づけました。五感を通じて焼夷弾がどういったものかを感じ、松山・今治・宇和島では大きな空襲を受けたことを学びました。
出前授業の魅力は、実物資料がもつ「本物の力」です。普段であればケースや収蔵庫にある資料を学校に持参し、五感を通じて戦時下の暮らしを学ぶことができます。先生方の目的に合わせてできる限りふさわしい資料を選択します。社会や総合の学習に限らず、これまでには国語や家庭科での利用もありました。関心のある先生方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。













































