‘お知らせ’ カテゴリーのアーカイブ

元祖UFOキャッチャーが寄託されました!

3月 21日 木曜日

昭和初期のクレーンゲーム機

先日、宇和島市のあるお宅からUFOキャッチャーの元祖とも言えるクレーンゲーム機の寄託を受けました。戦前から玩具、お菓子、日用品などを販売していたとのこと。現在でも使用可能な状態なので、コインとマッチ箱で実験してみました。
コイン(実際は1銭)を入れてハンドルを回すと、クレーンがシャベルをつり上げて左に回転。ここぞと思う位置でハンドルを止め、ボタンを押して再びハンドルを回すと …今度はシャベルが下がり、運が良ければマッチ箱(実際はお菓子)を挟み込んでつり上げます。さらにハンドルを回すと、クレーンは右に回転して元の位置に戻り、シャベルが開いてお菓子が手元に落ちてゲットする仕組みです。
ゲットできるかどうか、ドキドキ感はUFOキャッチャーそのものです。多くの人々がこの玩具に一喜一憂したことでしょう。それにしても一連の流れが手動ハンドルによる回転運動で完結している点には驚かされます。近世以来のからくり技術がこのクレーンゲーム機にも活かされているのです。

図録刊行しました。『伊予かすり 絣文様の世界』

3月 6日 水曜日

愛媛県歴史文化博物館では、特別展「伊予かすり 絣文様の世界」(2月19日~4月7日)の開催にあわせまして、展示内容を紹介したカラー図版の特別展図録を刊行しています。図版点数は約550点。絣の歴史や、さまざまな文様の解説などを掲載しています。

書名 『伊予かすり 絣文様の世界』

編集・発行 愛媛県歴史文化博物館

刊行日 平成31年年2月19日

サイズ A4版

頁数 176頁

販売価格 1冊1800円(友の会会員は1440円)

内容 目次/ごあいさつ/凡例/第1章 伊予絣と愛媛の木綿文化/第2章 絣文様の世界/第3章 伊予絣の記憶/各論「江戸時代から綴られた伊予の縞帳」(高山朋子)/各論「明治時代の伊予絣の動向について―伊予絣の特色と資料の再評価―」(今村賢司)/図版目録/主要参考文献/協力機関・協力者

博物館ミュージアムショップで販売しているほか、郵送でもご購入することができます。詳しくはコチラをご覧ください。
https://www.i-rekihaku.jp/friend/sale.html

遠足シーズン到来!

3月 1日 金曜日

3月に入りました。遠足シーズン到来です。歴博はこの季節、平日はほぼ毎日、県内の小中学生の団体観覧の予約が入っています。本日は、伊予市立伊予中学校の生徒のみなさん約60名がご来館。昔のくらしを体験して、特別展「伊予かすり 絣文様の世界」を観覧されました。

特別展「伊予かすり 絣文様の世界」

2月 28日 木曜日

2月19日(火)に、特別展「伊予かすり 絣文様の世界」が開幕しました。愛媛県内に残る伊予かすり資料を一堂に集めて公開する展示で、200点以上の絣を展示室内に所せましと並べており、さまざまな文様、デザインを楽しむことができます。会期は4月7日(日)までですが、途中、展示替えも予定しています(後期展示は3月19日からとなります)。会期中には、関連講座や製作実演のイベントも実施しますので、ぜひ、ご来場ください。

【関連講座】
3月9日[土]13:30~15:00
「伊予の綿織物について~道後縞そして伊予絣へ~」
講師:高山 朋子氏(日本織物文化研究会会員)

3月17日[日]13:30~15:00
「伊予かすり展の見どころ」
講師:今村 賢司(当館専門学芸員)

【製作実演会】「高機を使用した伊予かすりの製作実演」
3月10日[日]・3月16日[土]10:00~15:00
講師:川西 利美氏(伊予絣機織り愛好家)

詳細はコチラ(伊予かすり展の紹介)
http://www.i-rekihaku.jp/exhibition/index.html

テーマ展「瀬戸内の海人たち」の開幕

1月 19日 土曜日

展示室入り口

1月19日より、考古展示室ではテーマ展「瀬戸内の海人たち」を開催中です。本展は、今年秋に開催予定の特別展「瀬戸内ヒストリア」のプレ展示として位置づけられ、近年の芸予諸島周辺における考古学的調査・研究成果に基づき、弥生時代から古代の瀬戸内海に生きた人びとの生業及び海上交通について紹介するものです。

展示構成は、プロローグ 海人の記憶 /Ⅰ章 海人の生業 魚を捕る/Ⅱ章 海人の生業 塩を作る/Ⅲ章 船と海上交通 /Ⅳ章 上浦町宮ノ浦遺跡調査発掘調査速報/エピローグ 瀬戸内の海人の再評価にむけて となっています。展示資料は、考古資料のみならず、民俗資料、歴史資料、植物標本と多岐に亘ります。展示演出の仕掛けもありますので、お楽しみください。

本展をご覧いただき瀬戸内海に暮らした海人文化に思いを馳せていただければ幸いです。

関連事業として、2月16日(土)に考古講座を下記のとおり、開催いたします。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
■考古講座 2/16(土)13:30~15:00
冨田 尚夫(当館専門学芸員)「テーマ展「瀬戸内の海人たち」のみどころ」

また、新年度にも考古講座を予定しています。
講座に参加ご希望の方は博物館までお申込みください。

展示室を泳ぐアジと漁具

多々羅遺跡2号製塩炉出土遺物

2月19日、「伊予かすり-絣文様の世界」展が始まります。

1月 10日 木曜日

2月19日(火)から、特別展「伊予かすり‐絣文様の世界」を企画展示室で開催します。

会名 特別展「伊予かすり‐絣文様の世界」
会期 平成31年2月19日(火)~4月7日(日) 
会場 愛媛県歴史文化博物館企画展示室
料金 大人(高校生以上)320円、小中学生・65歳以上160円

こんにち愛媛の伝統工芸品として親しまれている伊予絣は、江戸時代後期の享和年間(1801~04年)に、伊予郡垣生村今出(いまず)の農婦・鍵谷(かぎや)カナが考案したとされる「今出絣(いまずかすり)」に始まります。着物、作業着、寝具などの生地(きじ)に用いられた伊予絣は、明治以降、生産量が飛躍的に増加しました。大正時代には最盛期を迎え、近代愛媛の基幹産業として賑わいをみせ、久留米絣、備後絣とともに日本三大絣の一つとして全国的に知られました。絣は明治以降、次第に庶民の織物、国民的衣料として爆発的に普及し、近代日本の衣生活を支えました。

藍染めで染め分けた糸を経糸や緯糸に使い、うまく合わせながら織り上げる絣は、染め、括り、織りの高度な染織技術の結晶です。絣の文様は、抽象的な幾何学(きかがく)文様、「絵絣(えかすり)」と呼ばれる絵画的文様に大別され、それらを組み合わせ、素朴な図柄から複雑なものまで文様の種類は無限です。藍染めによる紺と白のコントラストから生まれるジャパン・ブルーの美しさをもち、ほとんどが縁起の良いとされる伝統的な吉祥文様ですが、身近なモチーフに取材した生活感あふれた素朴でユニークな文様も多く、実に意匠が豊富で、社会情勢や人々の願いなどを示したものも多く見られます。

本展では、日本有数の絣コレクョンとして大いに注目される伊予織物工業協同組合所蔵の白方(しらかた)コレクション、伊予絣の調査研究、資料収集の成果として名高い定秀寺(じょうしゅうじ)コレクションなど、これまであまり公開されることが少なかった貴重な伊予絣関係資料を一堂に展示します。

本展を通じて、愛媛に華開いた伊予絣の歩みをふり返るとともに、伊予絣を中心とした日本の絣文様の素晴らしさやノスタルジックな魅力を感じて、今後の伊予かすりの発展に寄与できれば幸いです。

【関連事業】
3月9日(土)13時半~
「伊予の綿織物について~道後縞そして伊予絣へ~」
講師:高山朋子氏(日本織物文化研究会員)

3月17日(日)13時半~
「伊予かすり展の見どころ」 
講師:今村賢司(当館専門学芸員)

3月10日(日)・3月16日(土)10~15時
製作実演会「高機を使用した伊予かすりの製作実演」
講師:川西利美氏(織物研究家)

講座「ハザードマップから学ぶ愛媛の災害」

1月 7日 月曜日

平成30年7月豪雨からちょうど半年が経ちました。愛媛県歴史文化博物館では、現在、被災した資料のレスキュー活動や、愛媛の災害史に関する調査等を継続的に進めています。

愛媛の災害の歴史や現況について広く知っていただくため、1月13日(日)に、博物館友の会主催で、愛媛県内(特に南予地方)の土砂災害や津波ハザードマップを紹介する講座を開催することとなりました。

今回の豪雨災害に加えて、昭和18年豪雨など過去の愛媛県内の災害履歴にも触れながら、防災について考えてみたいと思います。

日 時  平成31年1月13日(日)10時〜12時
会 場  愛媛県歴史文化博物館
テーマ  「ハザードマップから学ぶ愛媛の災害」
講 師  大本敬久(愛媛県歴史文化博物館専門学芸員)
主 催   愛媛県歴史文化博物館友の会民俗クラブ
申込等  参加費無料 当日受付(事前申込不要)

※博物館友の会の活動についても紹介します。入会をご希望される方はぜひ一度、ご参加してみてください。

2019年お正月イベント 開催中!

1月 2日 水曜日

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年は西日本豪雨(平成30年7月豪雨)で愛媛県内は大きな被害を受けましたが、年が改まりました。

れきはくは本日正月2日から開館していますが、多くの家族連れでにぎわっています。

この一年、良き年でありますように!

本年もよろしくお願いいたします。

※写真は、魔除けの牛鬼。牛鬼に噛まれて無病息災。悪いものを追い払え!

切手・葉書コレクション開幕!

12月 22日 土曜日

12月22日(土)から「切手・葉書コレクション」が開幕しました。1840年にイギリスで発行された世界初の切手である「ペニー・ブラック」と「ペンス・ブルー」、明治4(1871)年に発行された日本初の切手である「竜文切手」を始め、昭和10(1935)年に発行された初の年賀切手である「富士」(渡辺崋山)や昭和24年に発行された初のお年玉付き年賀葉書とその末等賞品である年賀切手の「とら」(円山応挙)など、約1,000点を展示しています。
年賀状の図案に注目して見るのもオススメです。例えば、昭和24年に発行された初のお年玉付き年賀葉書は、青(2円)・赤(2円+1円寄付金)とも「松くい鶴」と呼ばれる図案でした。ちなみに当時の特等はミシンでした。特等(1966年以降廃止)や1等の賞品には庶民のあこがれの品が反映されています。では、ここで年賀状についてのクイズです! 皆さんいくつ分かりますか? 

展示室入口


展示室内

Q1 下の図案は、昭和43年用の年賀状です。タイトルは?
   
ア 左大臣     イ 御所人形       ウ 内裏雛

Q2 今までの年賀状で図案化されたスポーツは?
   ア 野球       イ サッカー       ウ ラグビー

Q3 年賀状の額面が20円から40円になったのは?
   ア 昭和48年用  イ 昭和57年用    ウ 平成2年用

Q4 次のタイトルの内、実際にある図案はいくつ?
   ア 竹馬       イ ねこと松竹梅    ウ なまはげ

Q5 コート紙(インクジェット紙)が販売されたのは何年用から?
   ア 昭和60年用  イ 平成10年用    ウ 平成20年用

答え Q1 イ  Q2 ウ  Q3 イ  Q4 3つ全部  Q5 イ

高浜小学校で出前授業を実施!

12月 14日 金曜日

みなさんは12月8日が何の日か、知っていますか?
昭和16(1941)年、日本軍がハワイの真珠湾を奇襲攻撃して、太平洋戦争が始まった日にあたります。8月15日の終戦の日とくらべると、認知度は低いかもしれません。先日の12月8日(土)、高浜小学校と同校PTAから依頼を受けて、出前授業「戦時下に生きた人々」を実施しました。低学年が中心でしたが、集合していただいた児童・保護者の方々約50名に、77年前の12月8日についてお話しました。そして、戦時色が反映されたおもちゃ、衣料切符、焼夷弾の殻、空襲を受けた松山の写真、代用品など、博物館から持参した実物資料を直接手に取って見ていただきました。最後には、鉄兜、防空頭巾、もんぺ、ゲートルの着付け体験も行いました。
博物館では、平和の大切さと戦争の悲惨さを考えるために出前授業を行っています。社会科はもちろん、国語科や総合的な学習の時間、修学旅行(広島・長崎)の事前学習などにご利用ください。詳しくは博物館ホームページをご覧下さい。
なお、博物館ではインスタグラムを開設しましたので、そちらもご覧下さい。

鉄兜・防空頭巾をかぶる児童たち

体育館で出前授業を実施

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