‘お知らせ’ カテゴリーのアーカイブ

「教員のための博物館の日 2018」のお知らせ

5月 17日 木曜日

当館では、8月17日(金)に今年も「教員のための博物館の日」を開催予定です。この講座は、学校の先生方に博物館に足を運んでいただき、博物館のことをもっと知っていただくものです。
対象は教職員の方、教員を目指す学生の方、社会教育施設職員の方です。本講座に参加ご希望の方は、所定の申込書に必要事項をご記入の上、当館学芸課宛てにFAXをお送りください。
なお、今年はれきハコを活用した実践講座(講師:公立学校教員)を予定しており、随時、内容は変更しています。

常設展示室を展示替えしました!

3月 8日 木曜日

博物館では特別展やテーマ展を開催するほか、常設展示室についても一年に2~3回展示替えを行っています。3月6日(火)の休館日を利用して展示替えを行いましたので、その中から一部資料を紹介します。
まずは「憲法発布五十年記念盃」です。箱書きによると昭和13(1938)年に大日本帝国憲法発布50年を祝して行われた式典で、出席者に下賜されたものです。
次に元松山藩士の画家手島石泉が92歳の時に描いた県内各地の名所です。今回は、松山城、岩屋寺、道後温泉(玉の石)などを展示しました。
また、NHKの朝ドラ「トト姉ちゃん」で有名になった『暮しの手帖』も展示しました。中にはテレビでも話題となった「直線裁ち」が掲載された創刊号も含まれています。
このほか大正12(1923)年に宇和島で開催された全国自転車競走大会の写真や衛生兵の軍隊手帳、日誌、医療品なども新たに展示しました。今回展示替えした資料は、いづれも県民の皆さんから寄贈いただいた資料です。寄贈いただいた資料はこのように展示しています。博物館にお越しになった際は、ぜひ常設展もご覧ください。

憲法発布50年記念盃


『暮しの手帖』コーナー

四国遍路展・おひなさま展 いよいよ開幕!

2月 16日 金曜日

今日は、旧正月。伊予路に春を呼ぶと言われる「椿まつり」は旧暦の1月8日とその前後の日に行われることになっているようで、今年は来週の2月22日から。2月になっても寒かったはずです。

歴博の春は、毎年恒例のおひなさま展から。今年もいよいよ明日17日(土)から始まります。今年の入り口の雛飾りは、「曲水の宴」。みやびな雰囲気を味わっていただけます。

それから四国の春と言えば、お遍路さんの鈴の音とともにやってくるというのが、これまた風物詩。歴博では、特別展「研究最前線 四国遍路と愛媛の霊場」が、これまた明日17日(土)から始まります。

入り口でお迎えしているのは、松山沖の野忽那島の神社に明治17年に奉納された娘遍路の絵馬。当時の遍路装束がよくわかります。

今回の展示では、当館で収集し、調査研究してきた資料に加え、最近調査が行われた52番札所・太山寺や51番札所・石手寺などからも資料をお借りして展示をしています。
太山寺のコーナーで目につくのは、開祖とされる真野長者とその妻・玉津姫、そして娘の般若姫と伝わる平安時代の作と言われる木像。

石手寺の方では、室町時代の景観を描いた「往古図」が目を引きます。今の境内の両横、前後に、たくさんの建物が配置された様子は、まさに壮観。

そして、図録の表紙にもなっている絹本著色の「大勝金剛像図」。

赤外線写真で、絵柄がくっきりと浮かび上がりました。

その他にも見どころは盛りだくさん。週末は、お天気も良さそうなので、ぜひご家族おそろいで、歴博に春を見つけに来ていただければ幸いです。

【トイレ使用可!】れきはく通常開館しています。

2月 11日 日曜日

この度、大雪と記録的な寒波によって、広域断水の続いている西予市宇和地域等の皆さまに、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

地元宇和にある愛媛県歴史文化博物館は、幸い、水道の施設、水の供給に大きなトラブルもなく、通常開館しています。

トイレの使用も可能で、レストラン(軽食)・ミュージアムショップも開店しています。

この連休中は、常設展だけではなく、親子向けワークショップも開催しています。

自宅以外で、休日のひとときを、お近くで安心、安全に過ごす場所として、ぜひ、ご利用ください。

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本日11日、明日12日の歴博イベントの紹介です。

日程   2月11日(日)・12日(月)
時間  10:00~12:00  13:00~16:00
場所  愛媛県歴史文化博物館こども歴史館

1 「スノードームをつくろう」
  すてきなフィギュアをえらんで、オリジナルスノードムをつくりましょう!
  材料費 500円(友の会会員は1回400円)

2 「ノートにデコしよう」
  自分だけのすてきな デコノートをつくってみましょう!
  材料費 300円(友の会会員は1回200円)

※ 材料に限りがありなくなりしだい、終了することがありますので、お早めにご来館ください。

詳しくはこちら。

はに坊ブログ
http://www.i-rekihaku.jp/staffblo/

愛媛県歴史文化博物館
http://www.i-rekihaku.jp/sp/

なお、

12日(月)は天気予報で積雪のおそれもありますので、ご注意ください。

13日(火)は休館日となります。

学芸員の仕事ぶりを歴博で! 正月は1月2日から

12月 22日 金曜日

2017年も、残すところ、あと10日となりました。
歴博では、今週からテーマ展2本が新たに始まっています。

まず、「学芸員のまなざし~収蔵資料逸品展~」は、各学芸員がたくさんの収蔵資料の中から、思いのある逸品を選んで紹介するものです。今年は、学芸員のことが何かと話題になりましたが、学芸員のお仕事の一端を、ぜひご覧いただければと思います。そして、資料に対する深くて熱い「学芸員のまなざし」を感じていただければ幸いです。
愛媛新聞の文化面に月2回連載させていただいている「えひめの歴史文化モノ語り」で取り上げたものや、先日、報道発表を行ったポルトガル領事が松山藩知事に贈った懐中金時計も展示しています。

もう一つのテーマ展は「戸島歌舞伎と川瀬歌舞伎」。宇和島沖の戸島で、若者たちによって演じられていた地芝居のゴージャスな衣装や浄瑠璃本、絵馬などを、現在、県内で唯一伝承されている川瀬歌舞伎の資料とあわせて紹介しています。

さて、歴博の年内の営業は25日(月)まで。一足早く年末年始の休暇に入らせていただきます。今年1年のご愛顧、誠にありがとうございました。
年明けは、正月2日からの営業です。お正月らしく、羽子板やコマ、凧をつくるワークショップや、1/6スケールで復元した坊っちゃん列車に乗車するイベントなどもやっていますので、初詣帰りに、ご家族おそろいでお立ち寄りいただければ幸いです。
1月2日には、南予の祭りに出てくる「ホタ」も登場する予定。「ホタ」に噛まれると一年無病息災とか、ぜひ体験してみてください。
それでは、2018年も歴博をよろしくお願い申し上げます。

久松家ゆかりの懐中時計について記者発表!

12月 15日 金曜日

当館は、今年3月に寄贈いただいた懐中時計について、これまでの行ってきた調査研究の成果を記者発表しました。この懐中時計は、1871(明治4)年に長崎のポルトガル領事ロウレイロが松山藩知事久松隠岐守勝成(かつしげ)に贈ったものです。

くわしくはこちら
      
なお、この懐中時計は19日(火)からのテーマ展「学芸員のまなざし―収蔵資料逸品展―」(平成30年1月28日(日)まで)で公開します。ぜひ、博物館にお越し下さい。

テーマ展「大型器台とその時代-西部瀬戸内の弥生文化圏を探る-」及び関連講座・講演会のお知らせ

11月 17日 金曜日

当館では、現在、テーマ展「大型器台とその時代-西部瀬戸内の弥生文化圏を探る-」を開催中です。本展は、本年3月に愛媛県指定有形文化財(考古資料)に指定された「大型器台」と呼ばれる弥生土器に着目するものです。
この「大型器台」という土器は、近年の研究により、西部瀬戸内の弥生時代後期から終
末期に盛行した儀礼やその文化圏を知るための典型的な考古資料であることがわかっています。本展では、松山平野における器台の変遷をたどるとともに、「大型器台」が当地域及び西部瀬戸内地域でどのように展開したのかを紹介しています。
また、関連事業として、11月23日(木・祝)、12月16日(土)・2月3日(土)に考古講座・講演会(愛媛・大分交流講座)を下記のとおり、開催いたします。多くの皆様にご参加いただければ幸いです。
■考古講座
平成29年11月23日(木・祝)13:30~15:00
「松山平野の弥生土器を用いた儀礼」
講師:梅木謙一氏((公財)松山市文化・スポーツ振興財団松山市考古館)

平成30年2月3日(土)13:30~15:00
「大型器台の美と文化財としての価値」
講師:谷若倫郎氏(愛媛県教育委員会文化財保護課)

■講演会(愛媛・大分交流講座)
平成29年12月16日(土)13:20~16:05 多目的ホール
「鼎談!大型器台から探る弥生時代の豊予交流」
基調報告①問題提起 四国・本州の大型器台について
講師: 松村さを里氏((公財)愛媛県埋蔵文化財センター)
基調報告②問題提起 九州の大型器台について
講師: 坪根伸也氏(大分市教育委員会)
基調報告③問題提起 大型器台のその後について
講師:下條信行氏(愛媛大学名誉教授)
鼎談! 大型器台から探る弥生時代の地域間交流
講師:下條信行氏・坪根伸也氏・松村さを里氏

講座・講演会に参加ご希望の方は博物館までお申込みください。

歴博・秋の企画展示開幕!

9月 30日 土曜日

愛顔つなぐえひめ国体が、本日9月30日(土)から開幕しますが、歴博でも本日から秋の企画展示がスタートします。

特別展は、「高虎と嘉明」。ともに秀吉に見出され、朝鮮出兵にも参加し、同じ年に伊予の大名になり、関ヶ原の戦では家康方について、それぞれ加増され、伊予の国を折半して治めるようになります。藤堂高虎は、宇和島、今治で城をつくり、加藤嘉明は松山城を築いたことで有名ですが、その生涯となると意外と知らない方も多いのではないでしょうか。

今回の展示では、高虎が転封となった伊勢の津藩や、加藤家が幕末まで治めた近江・水口藩ゆかりの資料をはじめ、賤ヶ岳の戦や関ヶ原の戦を描いた屏風、秀吉や家康から出された書状など、県外からも関係資料をお借りするほか、最近発見された今治の城下図など、盛りだくさんの資料で、当時の伊予の姿をたどっています。

文書展示室では、えひめ国体の相撲競技が、西予市野村の乙亥会館で10月6~8日に開催されることにちなんで「相撲の歴史と民俗」というテーマ展を開催しています。南予地方は子どもによる相撲練はじめ相撲にまつわる行事が多いようです。それが、初代朝汐太郎や横綱・前田山、最近の玉春日などの強い力士を輩出した遠因かも。
江戸時代に活躍した新居浜大島出身の石槌島之助の足型や、松山の三津出身の陣幕嶋之助(雷電を倒したことで有名)の姿絵、相撲の起源などが書かれた古代の史料などもご覧ください。

考古展示室では、テーマ展「大型器台とその時代」を開催しています。今年、県の指定有形文化財となった大型器台を実物展示しています。

祭祀の際に使われたものと思われますが、まだ謎が多く残る大型器台。今回の展示では、大型化していく移り変わりや瀬戸内地域での広がりの様子などにもふれています。

それぞれの学芸員による力作ぞろいの秋の企画展示。えひめ国体の観戦ついでに、お立ち寄りいただければ幸いです。ちなみに10月1~3日は、西予球場ほかで成年女子のソフトボールが開催されます。ソフトボール界のレジェンド・上野由岐子投手も来県されるとのことです。

資料紹介「聖戦必勝態勢昂揚」~テーマ展「戦時下に生きた人々」から~

8月 28日 月曜日

テーマ展「戦時下に生きた人々」ものこり一週間となりました。今日は最後に、「5 まだまだがんばれ、がまんしろ!」のコーナーで展示している「聖戦必勝漫画昂揚」を紹介します。
戦前の漫画界は、いくつものグループに分かれていました。例えば、「日本漫画会」(北沢楽天、岡本一平)、「漫画連盟」(麻生豊、宍戸左行)、「新漫画派集団」(杉浦幸雄、横山隆一)、日本漫画界系の若手集団「三光漫画スタジオ」(松下井知夫、根本進)、漫画連盟系の若手集団「新鋭漫画グループ」(秋好馨、南義郞)などがありました。しかし、昭和15(1940)年に第2次近衛内閣が新体制運動を表明して大政翼賛会がつくられると、政党だけではなく新聞や漫画なども統合されました。若手の三光派と新鋭派が「新漫画派集団」に合同を持ちかけたことで「新日本漫画家協会」が設立されました。そして、翌年にはベテランを含めた「日本漫画奉公会」となります。
本展では「日本漫画奉公会」(会長北沢楽天、副会長田中比左良、顧問岡本一平、幹事細木原青起)が描いた「聖戦必勝態勢昂揚」を展示しています。多くの子どもが入った風呂を沸かすお母さん(池田永一治)、防毒マスクをかぶっている女性(北沢楽天)、油の取れる蓖麻(ヒマ)という植物を植える少女(細木原青起)などが描かれています。本来、笑いや笑顔を引き出すはずの漫画家たちも、大政翼賛会の傘下にあっては、戦意を昂揚させ国民に苦しい生活を我慢させるものしか描くことができなかったのです。漫画家をとおしても本テーマ展が目的とした戦争の悲惨さと平和の大切さを感じ取ることができます。 
テーマ展は9月3日(日)まで開催しています。ぜひ、ご来館下さい。


防毒マスクをかぶっている女性(北沢楽天)


多くの子どもが入った風呂を沸かすお母さん(池田永一治)

資料紹介「千人力と血染めの鉢巻き」~テーマ展「戦時下に生きた人々」から~

8月 24日 木曜日

今日はテーマ展「戦時下に生きた人々」の中から、「4 飛べなかった特攻隊員」のコーナーで展示している「千人力」と「血染めの鉢巻き」を紹介します。
特攻隊とは、戦死を覚悟しての体当たり攻撃です。飛行機では「桜花」、潜水艦では「回天」、船艇では「震洋」などがありました。展示室では、学徒出陣で海軍に入った特攻隊員を紹介しています。この方は昭和20(1945)年8年10日に相模湾に来ることが予想されたアメリカ艦隊への特攻を命じられました。13~15日、千人力のジャケットと腹巻きを身につけ、血書の鉢巻きを巻いて、いつでも離陸できる態勢をとっていました。千人力とは千人針の赤い糸さえ無くなったため、「力」という文字を千個押したものです。そして、鉢巻きは、女性たちが小指を切って皿にためた赤い血で「桜花」と書いて贈ってくれたものでした。結局、アメリカ艦隊は相模湾に現れず、15日の終戦を迎えたのでした。
当時、特攻隊は英雄とみなされていました。この方は生きて終戦を迎えましたが、簡単に喜べるものではありませんでした。仲間たちは特攻で戦死したのに自分は生き残った、故郷に帰っても生きて帰った特攻隊員として世間の目は冷たかったそうです。兵士と言えば、海外で戦ったイメージがありますが、国内にこのような兵士がいたことを知ることも大切です。
テーマ展は9月3日(日)まで開催しています。ぜひ、ご来館下さい。


               千人力


               血書の鉢巻

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