‘お知らせ’ カテゴリーのアーカイブ

「地域とともにある歴史博物館」とは

2月 22日 水曜日

歴博では、現在、特別展「はに坊と行く! えひめの古墳探訪」を開催中。また、毎年恒例のテーマ展「おひなさま」も今週から始まりました。
ところで、特別展関連企画として、ヘルシー歴史ウォーク「笠置峠を歩こう」が、3月5日(日)と3月9日(木)に開催されます。西予市内に残る「岩木赤坂古墳」「ナルタキ古墳群」「笠置峠古墳」を見学するとともに、史跡的価値のある古道が残る笠置峠越えの八幡浜街道を歩くというもので、若干ハードではありますが、なかなか面白い?企画だと思います。本来は、歴博友の会の会員限定企画ですが、これを機に友の会に入会していただけるのであれば、初参加大歓迎です。詳しくは事務局まで。なお、3月12日(日)には、「東予の古墳探訪」のバスツアーもあります。

さて、歴博は西予市宇和町卯之町にあるわけですが、卯之町の町並みの中にある先哲記念館で、今「末光績展」が開催されています。末光績って誰? と思う人が多いと思いますが、今も町並みの中に残る末光家住宅に生まれ(伊予銀行頭取などを務められた末光千代太郎氏のおじに当たる)、札幌農学校で有島武郎と知り合い、東宇和郡立農蚕学校(現在の宇和高校の前身)の発足時に校長事務取扱(のちに校長)などを務めた後、40歳で東京帝国大学英文科に入学し、卒業後は明治大学で教壇に立つとともに、山を愛し日本山岳画協会の設立に関わり、さらに新渡戸稲造とも深い親交があって恵泉女学園の創立・発展に晩年を捧げたという人物です。
日曜日(2月19日)に、愛媛新聞の高橋正剛さん(学生時代に住んだ東京荻窪に残るもう一つの末光家住宅が縁で末光績の足跡を追い「北斗の誓い」として記事を連載)の講演があったので、私も聴きにいってきました。会場には、有島武郎とやりとりした手紙、直筆の山の絵、詩集、新渡戸稲造から贈られた扁額など、たくさんの資料が展示されていましたが、地元の方が「卯之町は建物より人脈、人のつながりがすごい」と言われていたのに、すごく納得しました。

歴博の学芸員も、末光家住宅の見学会などの時にお手伝いさせていただいたりしていますが、改めて地域のことをもっと知って連携を深めていきたいと思った次第です。「末光績展」は3月12日(日)までで一部展示替えを行い、3月18日(土)から後期展となるそうです。ご覧になられていない方はぜひどうぞ。そして、お帰りには歴博にお立ち寄りください。

特別展「はに坊と行く!えひめの古墳探訪」開幕!

2月 11日 土曜日

本日、特別展「はに坊と行く!えひめの古墳探訪」が開幕しました!

本展では、愛媛県内の古墳を南予・中予・東予に分けて、24基の古墳を紹介するとともに、県内での古墳研究の始まりについても、W・ゴーランド氏(1842-1922年)・横地石太郎氏(1860-1944年)の業績を写真・古墳出土遺物とともに紹介しております。



また、当館のマスコットキャラクター「はに坊」(趣味は古墳めぐり)が展示資料を分かりやすく紹介するパネルもあります。
県内の古墳について、知っていただけるきっかけにしていただければ幸いです。

会期は4月9日までです。
皆様のご来館をお待ちしております。

特別展「はに坊と行く!えひめの古墳探訪」今週末から

2月 9日 木曜日

週末2月11日(土)から、特別展「はに坊と行く! えひめの古墳探訪」が始まります。現在、展示飾り付けの最終段階。ちょっと準備風景をのぞいてみましょう。
会場入ってすぐにあるのは、チラシにもある明治のお雇い外国人・ゴーランドが調査した今治市朝倉の古墳群。古墳内に写っている人物がちょっと気持ち悪いという声もありましたが、その正体は、明治の初めにゴーランドを案内した現地の人だと思われます。当時ですから、着物で草履ばきはごく普通だったのでは?

次のコーナーの主人公は、この写真の人物。さて、誰でしょう?? ヒントは、今年が生誕150年ということで、ミュージカルも今やっている明治の文豪の代表的小説に出てくる特徴的人物。そう『坊っちゃん』の赤シャツのモデルとなったと言われる横地石太郎氏。ちょうど漱石が松山中学に来た時に教頭だったので、そう言われているのですが、実は、この方、考古学者で、小説の赤シャツとは全くイメージが違って、県内の古墳の調査にも行かれています。詳しくは、ぜひ展示をご覧ください。
ここまでが、プロローグで、次から、南予、中予、東予の順に、代表的な古墳を、当館のマスコットキャラクター「はに坊」がご案内します。

今回の展示を見て、地元にある古墳に足を運んでみられてはいかがでしょうか。また、中学生の皆さんは、歴史学習の初めの方で出てくることなのですが、ぜひ本物の土器や埴輪なども見て、当時のくらしの様子をイメージしていただければ幸いです。
なお、2月10日(金)のNHKの「おひるのたまご」で、11:40頃から電話インタビューの形で紹介いただけるとのことです。
それも見ていただき、ご家族、学校団体、お友達同士で、ぜひ西予市にある歴博にお越しください。週末は天気が若干心配ですが、春はもうすぐそこまで来ていると思います。Coming Soon!

れきはく新春公演「伊予万歳」

1月 3日 火曜日

十二の干支豊年踊り

伊予万歳(別府双葉会)

れきはく新春イベントとして、松山市無形民俗文化財「伊予万歳」の公演が行われました。出演団体は別府双葉会のみなさん。11名での上演。

約30分にわたって、会長の平野修さんが解説を交えながら「十二の干支豊年踊」、「花づくし」、「松づくし」の3演目を上演していただきました。

この別府双葉会の伊予万歳は、昭和45年の大阪での万国博覧会に出演したり、平成16年に天皇陛下古稀奉祝行事に招かれ、天皇、皇后両陛下の前で披露したこともあるなど、愛媛県内を代表する民俗芸能として知られています。

万歳はもともと正月の言祝ぎの芸能。観覧された方々の一年の幸せを約束するかのような華麗な舞、踊りでした。

『翼の王国』2017年1月号は愛媛県特集です!

1月 2日 月曜日

ANA機内誌『翼の王国』2017年1月号が届きました。今号の特集は愛媛県。タイトルは「南予民話紀行―トッポ話をおいかけて―」。11頁にわたる大型記事となっています。

主題の「トッポ話」は、「突飛な話」とか「突拍子もない話」が語源とされる南予地方独特の民話で、大げさな話、大ぼらをふく話など、驚きと笑いの絶えない内容となっています。

昨年11月にこの記事の取材に協力し、同行したのですが、当博物館をはじめ、西予市宇和町卯之町の町並み、開明学校、宇和盆地の「わらぐろ」、宇和島市三間町の「うわじま民話の会」、同市津島町岩松の町並みや獅子文六「てんやわんや」が大きく取り上げられています。また、宇和島市の鹿踊や西予市明浜町の河童狛犬、八幡浜市の民話等も紹介されています。

正月1日から1ヶ月、機内に配架されるようです。この期間にANAに乗られる方はぜひご覧ください。

正月は1月2日(月)から開館しています!

12月 25日 日曜日

いろいろなできごとがあった2016年も、残るところあと1週間になりました。歴博は、月曜日が休館日ということもあって、明日26日(月)から一足早く年末年始の休みに入らせていただきます。今年1年のご愛顧、誠にありがとうございました。
年明けは、正月2日からの営業です。お正月らしく、羽子板やコマをつくったり、絵馬を描くワークショップのほか、れきはく謎解きラリー「失われた『はに坊』のココロを取り戻せ!」などもやっていますので、初詣帰りに、ご家族おそろいでお立ち寄りいただければ幸いです。1月3日には、おめでたい「伊予万歳」の公演もあります。
展示の方は、常設展示のほか、テーマ展「松山城下図屏風」と「没後50年永井刀専展」をやっています。

ちょんまげ姿がトレードマークの永井刀専氏。その風貌からしても、いかにも職人という感じですが、新聞の題字から、風刺漫画、それに商品広告にスタンプ、さらには道後温泉などの版画まで、実にいい仕事をしています。今回は、没後50年ということで、永井刀専の職人技の一端を、文書展示室でご覧いただけます。

企画展示室では「松山城下図屏風」を今年もお披露目。平成25年に新たに発見され当館で所蔵しているもので、三之丸御殿があり、御幸寺の横に千秋寺が描かれていることから、元禄・宝永期(1700年前後)の松山城下を描いたものだということがわかっているそうです。まだ、ご覧になっていない方は、ぜひ一度じっくりと観られて、現在の松山との比較をしてみてください。私が印象に残ったのは、堀端から中ノ川にかけては今の市街地の区画ができあがっているのに対し、中ノ川から石手川にかけてや、城北の今の愛媛大学や日赤病院があるあたりには何もないということでした。
また、吉田初三郎が描いた昭和の松山の鳥瞰図も展示していますので、見比べてみてください。それから2017年に生誕150年を迎える正岡子規の実家の図面もあります。
なお、展示をご覧いただいた方には、レストランでぜんざいのサービスがありますので、あったまってお帰りください。正月2日、3日限り、なくなり次第終了です。
それでは、2017年も歴博をよろしくお願い申し上げます。

今週末は「れきはく開館記念イベント」開催!

11月 9日 水曜日

歴博は平成6年11月にオープンし、今年で22周年。今回は「22」ということで、11月12日(土)、13日(日)の2日間にわたり、開館記念イベントを開催します。
毎年恒例の「どんぐりマルシェ」には、食べ物、雑貨・衣類のお店など、今年も30ブース以上の出店があります。そして、指定管理者も奮発して、常設展、特別展「自転車ヒストリー」の観覧料が2日間「無料」と、出血大サービスを行ってくれます。(ただし、「弱虫ペダル」原画展だけは有料です。)
そして、11月12日(土)には、「高校生 食育ふるさと料理マルシェ」が歴博で開催されます。出場校10チームが、地元の食材を活用して開発した1品メニューを、1食200円でご試食いただけます。ご飯ものあり、メインディッシュあり、デザートありとバラエティに富み、使う材料も「伊予の媛貴海」スマや三崎のイセエビなどオリジナリティにあふれていますので、乞うご期待。
駐車場が満杯になる可能性が高いので、ご不便をおかけしますが、下の宇和高校の農場を臨時駐車場にして、そこからシャトルバスを運行する予定です。
13日(日)には、朝9時からおもち・お菓子くばりがあるほか、11時と1時半からの2回、特別展「自転車ヒストリー」の展示会場で、昔なつかしい街頭紙芝居の実演もあります。
小さなお子さんが体験できるワークショップもあり、一日中楽しめますので、この週末、ご家族おそろいで、西予市の歴博にお越しください! スタッフ一同お待ちしております。

秋の企画展示 準備着々!

9月 8日 木曜日

歴博では、8月末で夏の企画展示が終わり、9月17日(土)から秋の企画に模様替えします。ただ今その準備の最終段階。
まずは、特別展「自転車ヒストリー」。先日、自転車博物館サイクルセンターと自転車文化センターから今回の特別展のためにお借りした自転車たちも、トラックでの長旅の疲れもなく無事到着し、現在、会場の飾りつけの真っ最中。

入り口では、八幡浜の菊池清治邸で発見された我が国最古級の三輪自転車がお迎えします。その後、時代に沿って、自転車が写る愛媛各地の懐しい写真とともに、戦前のサイドカー付荷物自転車、軍需用ジュラルミンで作られた戦後直後の自転車、ママチャリから憧れだった子ども自転車、そして最新鋭のスポーツバイクまで、自転車の移り変わりを実物展示を交えて紹介していきます。
さらに、天皇陛下ご一家と自転車の関わりのコーナーや、自転車に乗ってやってきた街頭紙芝居、昭和30~40年代の自転車屋さんの風景も再現しています。
たぶん愛媛はもとより四国で、これだけ本格的に自転車の歴史をたどる展示を行うのは初めてのことと思います。「自転車新文化」を推進する愛媛ならではの展示に乞うご期待!
そして、今回、人気の自転車漫画「弱虫ペダル」の原画展も同時開催できることになりました。
また、クラシックな歴史ファンの方には、テーマ展「南予の戦国乱世」を同時期に開催しています。終盤戦を迎えている“えひめいやしの南予博2016”のイベント帰りに、ぜひお立ち寄りください。
見どころ満載の秋の歴博、9月17日(土)リニューアル・オープンです。今しばらくお待ちください。

PS)常設展等は、今も通常営業しています。

鉄道工作~列車はカーブをどうまがる~

8月 24日 水曜日

皆さんは鉄道がなぜカーブをまがることができるか考えたことがありますか?車ならハンドルがあり、左右のタイヤの角度や回転数が変化してまがることができます。しかし、鉄道にはハンドルはありません。レールがまがっているため、その上を走る鉄道もまがると考える方もいらっしゃるでしょう。実は車輪に大きな秘密があるのです。それを工作で実証する講座を8月28日(日)午後1時30分から開催します。
半径30㎝のカーブと列車を作り、どのように車輪が動くか観察します。これは、特別展「TRAIN WORLD!」(8月31日まで)の関連講座です。もし、興味があれば自宅で半径を短くして急カーブを作り、限界を調べるのもおもしろいかもしれません。また、車輪の幅(車体長)を変化させて、通過できるカーブの限界値を調べたり、カーブをよりスムーズにまがるにはどうしたらいいか調べると、立派な自由研究にもなります!
夏休み最後の日曜日、ぜひ博物館で「TRAIN WORLD!」の世界を堪能して下さい。講座のお申し込みは、博物館までご連絡ください。お待ちしています。
電話 0894-62-6222  定員 20名(参加費1,000円)

①下書きをする

②列車に見立てた車と線路に見立てた板をはり走行させる

③余裕があれば急カーブなどに挑戦!

8月30日 焼畑映画上映会を開催します

8月 23日 火曜日

四国(愛媛県・高知県)は昭和30年代まで全国有数の焼畑農耕地でしたが、現在ではそのほとんどが失われています。今回は民族文化映像研究所が制作した日本各地の焼畑に関する映画を上映し、消えつつある四国山地の焼畑文化を考えてみたいと思います。

【日時】平成28年8月30日(火)13時~17時

【上映作品】民族文化映像研究所制作
「椿山―焼畑に生きる―」(高知県)1977年 95分
「奈良田の焼畑」(山梨県)1985年 34分
「西米良の焼畑」(宮崎県)1985年 43分

【会場】愛媛県歴史文化博物館多目的ホール

【申込み】事前申込み不要・当日受付

【参加費】常設展観覧券が必要・友の会会員は参加費無料

【主催・お問い合わせ先】愛媛県歴史文化博物館友の会民俗クラブ
西予市宇和町卯之町4-11-2  0894-62-6222(担当:大本)

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