‘特別展おすすめ情報’ カテゴリーのアーカイブ

忍タマと伊予の茶堂

9月 13日 土曜日

アニメ「忍たま乱太郎」の原作『落第忍者乱太郎』最新巻の55巻では、外部の者も利用できる休憩の場として「辻堂」が登場します。
『落第忍者乱太郎』55巻P43(抜粋)
『落第忍者乱太郎』55巻P60
原作者の尼子騒兵衛先生によれば、この辻堂の描写は、四国や中国地方にみられる「茶堂」を参考にされたそうです。

茶堂とは、集落の入口の道沿いなどに建つ小さな堂で、一面に石仏を祀り、三面は壁を設けず吹き放しとした開放的なつくりになっています。
街道を行く四国遍路や旅人の憩いの場として、また地元の講や念仏行事の場として機能したもので、四国では特に愛媛県から高知県にまたがる四国西南部に多く現存しています。
尼子先生が直接取材された対象の一つは民家博物館「四国村」(香川県高松市)に展示されている茶堂とのことですが、この茶堂は、もともと江戸時代末期の19世紀中頃、愛媛県北宇和郡川上村(現北宇和郡鬼北町)に建てられた茶堂を移築したものです。
つまり伊予の茶堂が、原作のモデルの一つになっているのです。

四国の茶堂の成立は、史料上16世紀末までさかのぼることができます。天正15年(1585)から慶長年間にかけて長宗我部元親が土佐一国を検地した「長宗我部地検帳」という史料の中に「茶屋堂」「茶庵」などの田畑の地名がみえることから、遅くとも中世末期には茶堂が存在していたとされています。

現存する茶堂は、古いものでも江戸時代末に建てられたもので、中世末期当時の茶堂がどのようなものであったかは史料が残っておらず不明です。
しかし、鎌倉時代に作られた絵巻『一遍聖絵』には、伊予桜井や伊予窪寺の場面などで、壁面を吹き放しにし、低い床を張った小屋がいくつか描かれており、茶堂との共通点が多く、茶堂の建築は中世の辻堂を継承するものとみてよい、との指摘もあります(清水重敦・松本将一郎・恵谷浩子「景観構成要素特論」『奈良文化財研究所学報第89冊 四万十川流域文化的景観研究』第4章、2011年)
尼子先生は、こうした茶堂の建築構造を、『乱太郎』の物語世界に取り込んでいるのです。

ちなみにこの茶堂、当館の常設展示室(民俗展示室3)にも展示されています。
原作に描かれている辻堂とよく似ていませんか?
茶堂
この茶堂、写真撮影は自由にできますが、展示品のため、原作のように床の上でお弁当は食べられませんのでご了承ください。

特別展をごらんになった際は、ぜひこちらもごらんいただき、忍タマたちや当時の歴史に思いを馳せていただければ幸いです。

愛媛忍たま展は9月15日(祝・月)まで。
会期も残すところほんの少しです。お見逃しなきよう!

のれんと忍タマと『孫子』

8月 26日 火曜日

特別展「忍たま乱太郎 忍者の世界」は、おかげさまで大変多くの方々にご来場いただいています。
今回は、忍術学園の看板に続き、展示準備の際の裏話を一つ。

展示室の構成をあれこれ検討していた時のことです。
展示コーナーを区画するため、担当はコーナーとコーナーの間をのれんで仕切ることにしました。
そこまで考えて、はたと困りました。
「のれんをどんなデザインにしよう?」

あれこれ悩んでいた時に、原作第41巻の表紙が目に飛び込んできました。
第41巻表紙

具足をつけた忍タマ3人組の脇に、旗指物が描かれています。
白地の旗で、上部に青の二つ引を入れ、二行に渡り漢字が書かれています。
右行は「難知」、左行は「動如雷霆」と記されています。
この旗の右下はちょうど画面から切れていて、右行のうち完全に見えているのは上の二文字のみですが、隠れた下の二文字は「如陰」であることは明らかです。
尼子騒兵衛先生がここに記しているのは、中国最古の兵書『孫子』の一節なのです。

『孫子』軍争篇第七に、軍争の原則について書いた部分があり、その中に「難知如陰」「動如雷霆」という句があります。
それぞれ、「知り難きことは陰のごとく」「動くことは雷の震うがごとく」、と読み、「暗闇のように分かりにくくし」「雷鳴のようにはげしく動く」という意味になります(金谷治訳注『新訂 孫子』(岩波文庫、2000年)による)。

ちなみに、この句の前後は「疾きことは風の如く、其の徐(しず)かなることは林の如く、侵掠することは火の如く、知り難きことは陰の如く、動かざることは山の如く、動くことは雷の震うが如くにして」という文になっていて、戦国時代の武将・武田晴信(信玄)もこの文の一部を軍旗に記しており、「風林火山」の通称で良く知られています。

それにしても、暗闇のように分かりにくくし、動くときは雷鳴のようにはげしく動くとは、まさに忍者の心得を彷彿とさせる一節です。
事実、原作第38巻P33で、「難知如陰」は忍術学園内の貼紙としても掲示されています。
忍術学園教室

これしかない、と担当は確信しました。
こうして表紙絵にちなんで作った一枚目ののれんが、こちら。
展示室のれん
どうでしょうか?
のれんは全部で三枚。各展示コーナーごとの仕切りの役目を果たしているにすぎませんが、どれも「乱太郎」へのこだわりが込められています。

本特別展は9月15日まで開催中。ぜひ会場でご覧になってください!

特別展「忍たま乱太郎 忍者の世界」入場者1万人!

8月 16日 土曜日

平成26年7月12日から好評開催中の特別展「忍たま乱太郎 忍者の世界‐夏休みは歴博へ急げ!の段‐」は、8月16日(土)午後に入場者1万人目を突破し、記念行事を行いました。

1万人目のお客様は、松山市からお越しの大政さんご家族。
特別協力いただいているJA全農えひめ様からご提供いただきました、乱太郎印の「えひめ野菜セット」が贈呈されました。
乱太郎えひめ野菜(JA全農えひめご提供)
続いて、当館マスコットキャラクター「はに坊」より、「忍たま乱太郎」原作者の尼子騒兵衛先生のサイン色紙及び記念品を贈呈しました。
尼子先生サイン記念品プレゼント
はに坊と記念撮影。
1万人記念写真
大政さんは、毎日テレビで忍たまを見ていて、今日特別展をみるためにご来館いただいたそうです。

見て、体験して学べる特別展「忍たま乱太郎 忍者の世界」は、9月15日(月・祝)まで開催中。
愛媛忍たま展、皆様のご来場を心よりお待ちしています!

尼子騒兵衛先生が新作を描き下ろしてくださいました!

8月 13日 水曜日

尼子騒兵衛先生が、本特別展のために描き下ろしてくださった新作2点を、8月13日(水)から公開します。
2点の新作は、いずれも本展で特に取り上げている瀬戸内海の海賊集団「兵庫水軍」を題材としています。

1点目は「兵庫水軍 船中の四功之図」と題された作品で、「乱太郎」の世界に登場する「兵庫水軍」のうち、船頭の由良四郎(ゆらしろう)、舵取の蜉蝣(かげろう)、手引の疾風(はやて)、山立の鬼蜘蛛丸(おにぐもまる)が勢揃いです。
船中の四功之図
なお、「船中の四功」とは、軍船の長である「船頭」、舵を操作する「舵取」(かじとり)、水先案内する「山立(やまだち)」、帆を操作する「手引」の四名を指します。水軍書の中にも実際に登場する用語です。

2点目は、「船中の四功 山立・鬼蜘蛛丸」と題された作品です。白波が湧き立つ瀬戸内の海を背景に、兵庫水軍の「船中の四功」の一人、鬼蜘蛛丸を描いています。
鬼蜘蛛丸
潮風を浴びる鬼蜘蛛丸の上部には、次の賛が記されています。

滄海(そうかい)に
漢(をとこ)有けり
瀬戸内の
静寂(しじま)を破り
風を呼べ
兵庫水軍 海は
我等が庭の池

本作品は尼子先生がこれまで描いた一枚の彩色作品としては過去最大の大きさとのことです。
なお、尼子先生の創作過程を知ることができる「船中の四功之図」の下書きもあわせて展示します。

見て、体験して学べる特別展「忍たま乱太郎 忍者の世界」は9月15日(月・祝)まで開催中。
まだ本特別展をご覧になっていない方はもちろん、一度ご覧になった方もぜひご来場ください!

尼子騒兵衛先生のサイン入り色紙を抽選で30名様にプレゼント!

8月 10日 日曜日

応募方法
8月10日(日)~20日(水)の開館時間内に、特別展「忍たま乱太郎 忍者の世界」の会場内に設置してある応募用紙へ必要事項をご記入の上ご応募ください。
「忍たま乱太郎」原作者 尼子騒兵衛先生のサイン入り色紙を抽選で30名様にプレゼントいたします。
※ご応募は当館特別展「忍たま乱太郎 忍者の世界」入場者の方に限らせていただきます。お一人様一回のみとさせていただきます。

結果発表
厳正な抽選の上、当選者は色紙の発送をもって、発表にかえさせていただきます。

注意事項
・プレゼントの発送は8月末を予定しております。
・当選後の権利の譲渡・換金はできません。
・当選に関するお問い合わせにはお答えいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
・ご住所が不明・連絡不能・記載不備などの理由により色紙がお届けできない場合は、当選を無効とさせていただく場合があります。

個人情報の取り扱いについてはこちら

特別展「忍たま乱太郎 忍者の世界」体験ワークショップ紹介(2)

8月 4日 月曜日

歴博で開催中の特別展「忍たま乱太郎 忍者の世界」は、ただ見るだけではありません。
忍者の世界を体感できる、体験ワークショップも盛りだくさんです!

前回の記事では、会期中毎日体験できる内容を紹介しましたが、土・日・祝日及び8月13日~15日の9:00~12:00/13:00~16:00は、さらに以下のワークショップも実施しています。

オリジナル手裏剣マグネットづくり(材料費350円)
自分だけのオリジナル手裏剣マグネットを作ります。
手裏剣マグネットづくり

折り紙変形手裏剣づくり(材料費100円。友の会会員は1回無料です)
変形する手裏剣を折り紙で作ります。忍たま特製シールを貼って完成です。折り紙手裏剣
何に変形するかというと・・戦輪なのです。滝夜叉丸が得意とする武器ですね。
戦輪変形

このほか、昨日ご紹介したとおり、毎日体験できる5つのワークショップもあります。

8月10日(日)11:00からと13:30から、原作者の尼子騒兵衛さんをお迎えしておはなし会(各回先着294名)が開催されます。おはなしの後はサイン会も開催(各先着100名)。
8月20日(水)・21日(木)は、「乱太郎印のえひめ野菜を使ってにんじゃピザをつくろう!」のイベントを開催します(協力:JA全農えひめ)。
いずれもくわしくはこちら。ぜひご参加ください!

見て、体験して学べる愛媛忍たま展に、ぜひお越しください!

特別展「忍たま乱太郎 忍者の世界」体験ワークショップ紹介(1)

8月 3日 日曜日

歴博で開催中の特別展「忍たま乱太郎 忍者の世界」は、ただ見るだけではありません。
忍たまや忍者の世界を体感できる、体験ワークショップも盛りだくさんです!

会期中、いつご来館いただいても体験できるのは、以下の5つのワークショップです。
(メンテナンス等で一時的にお休みさせていただく場合もございますのでご了承ください)

「忍者衣装を着て忍たまたちと写真をとろう!」は企画展示室前で実施。
忍者衣装や、忍術学園生徒の着付けをして撮影もできますよ!
子ども用のほかにも、一般用もあります(4年生衣装です。4年生ファンの方はぜひ!)。
写真撮影コーナー

「ゴム手裏剣でまとあて体験」は、危険のないゴム手裏剣を打ち(手裏剣は「投げる」とはいわず「打つ」というそうです)、的に当てるものです。材料費150円が必要です。
上手く的に当たるかな?
ゴム手裏剣

「忍術学園長からの密書を探せ!」は、館内のあちこちに隠された「乱太郎」にちなんだ謎を解いていくクイズラリーです。共通観覧券が必要です。
謎の密書をちょっとだけご紹介・・むむむ、どうやって読むのでしょうか?
謎の密書
見事全問クリアされた方には、当館特製のポストカードをプレゼント!
水軍を取り上げている愛媛展にちなみ、1年は組のみんなが和船に乗っている図柄です。
切手欄には兵庫水軍の家紋をあしらいました。
特製ポストカード

帆をあげた船の後ろの絵です。
追い風に帆を上げているこの図は「順風満帆」すなわち物事が順調にはこぶ、ということを表している縁起の良い絵柄です。
このポストカードは、原画が二分割されて54巻・55巻の付録となったものですが、一枚のポストカードにしたものは他では手に入りません!この機会にぜひお求めください。

「忍者の歩測を体験しよう!」は、忍術の一つ「歩測の術」を体験します。
寛永4年(1627)、江戸幕府の忍者が伊予の城郭を調べる際に実際に使った術です。
歩測体験

また、体験学習室では、「ミニゲーム 忍者はに坊の大冒険」もお楽しみいただけます。

8月10日(日)11:00からと13:30から、原作者の尼子騒兵衛さんをお迎えしておはなし会(各回先着294名)が開催されます。おはなしの後はサイン会も開催(各先着100名)。
8月20日(水)・21日(木)は、「乱太郎印のえひめ野菜を使ってにんじゃピザをつくろう!」のイベントを開催します(協力:JA全農えひめ)。
いずれもくわしくはこちら。ぜひご参加ください!

見て、体験して学べる愛媛忍たま展に、ぜひお越しください!

特別展「忍たま乱太郎 忍者の世界」展示紹介(6)

7月 29日 火曜日

歴博で開催中の特別展「忍たま乱太郎 忍者の世界―夏休みは歴博へ急げ!の段―」の内容紹介もいよいよ6回目。今回は「伊予と忍者の段」の紹介です。

忍者といえば伊賀や甲賀がすぐに思い浮かびますが、伊予には忍びはいなかったのでしょうか?
このことに関する史料を展示しています。

一つは「清良記」という軍記物です。これは南伊予の大森城(現宇和島市三間町)を本拠とした土居清良(どいきよよし)という武将の一代記ですが、この中で丹後(たんご)・丹波(たんば)という二人の忍び頭が清良に仕えていたとの記述があります。

「清良記」によれば、丹後・丹波は普段は博労(牛馬の売買)やさまざまな商いをしながら、近隣地域や他国の情報を収集し、清良に報告していたようで、戦時には敵陣に忍び込み、戦力を偵察して報告したりしています。
清良に忍びの技を語る場面もあり、その中で、丹後は、秋に屋敷に侵入する技として、あらかじめ鳴く虫を飼い慣らしておき、いざ忍び込む際にその虫を放して、虫の鳴く声で侵入する際の気配を消す「虫合わせ」という術があると記されています。
清良記巻九
「清良記」の別の場面では、丹後・丹波の仲介で土居清良のもとに近江国甲賀の鉄砲鍛冶を呼び寄せ、鉄砲の生産を始めたとの記述もあり、尼子さんがしばしば「乱太郎」の中で言及される「忍者と火器の結びつき」を示唆しており興味を惹かれます。

丹後・丹波の名は確実な史料には登場せず、彼らが実在した人物かどうかを確かめるすべはありませんが、在地勢力同士が戦闘行為に至る以前にさまざまな偵察や諜報活動を担う存在がいたこと、それぞれの在地領主の支配領域を超えて活動する博労や商人はさまざまな情報を入手し、それを必要に応じ領主たちに伝える存在であったことは、戦国期の伊予でも十分に有り得たことではないでしょうか。

もう一つは、幕府の隠密が四国の城郭を偵察した時の記録です。寛永4年(1627)8月から10月にかけて、幕府は公儀隠密を伊予はじめ四国に派遣し、外様大名の各居城と城下町を実地に調査させました。伊予では松山城・今治城・大津城(大洲城)・宇和島城が対象となりましたが、この時に隠密が作成した調査報告書と絵図の写しが残されています(いずれも伊予史談会蔵)。企画展示室内では宇和島城・大津城(大洲城)の絵図及び探索書の写しを展示しており、同時開催している「松山城下図屏風の世界」展の中で松山城の絵図の写しを展示しています。
幕府隠密大津城見取図
幕府の隠密は、遠望及び郭内への侵入による観察、事前に侵入させた情報提供者や城に出入りする職人からの聞き取りのほか、大津城では二の丸東側(この隠密は方位を90度誤認しており、実際は南側)は「足」にして300足=1町4反2間だったと記され、約52センチメートルの歩幅で二の丸の堀に沿って歩き、ひそかに長さを計測したことが分かります。

幕府の忍者が伊予で実際に使ったこの「歩測の術」は、エントランスでも体験できますので、ぜひお試し下さい!

特別展「忍たま乱太郎 忍者の世界」展示紹介(5)

7月 28日 月曜日

歴博で開催中の特別展「忍たま乱太郎 忍者の世界―夏休みは歴博へ急げ!の段―」の内容紹介も5回目。
今回は、「「兵庫水軍」と「村上水軍」の段」の紹介です。

作中にしばしば登場する、兵庫第三協栄丸率いる「兵庫水軍」は、忍術学園と友好的な海賊の集団です。
作中で、忍者と水軍の武器や戦法が似ていることにしばしば言及されていますが、この「兵庫水軍」は、戦国時代、芸予諸島を拠点として瀬戸内海で活動した村上水軍をモデルにしています。

海城を拠点とした村上氏らは、平時には海上交通の安全保障を担い、戦時には焙烙火矢などの火器類を駆使して海上での戦闘に従事しましたが、こうした海賊衆の性格は作中でもしっかりと描き込まれています。
この展示コーナーでは、村上水軍ゆかりの資料と、兵庫水軍が描かれているコマを並べて展示し、両者を比較しています。

関船
両者を見比べると、乱太郎が関船に乗っている風景が目に浮かぶようです。
通行安全証
上は天正9年(1581)に能島村上氏の当主・村上武吉が厳島の神官に与えた通行安全証(複製)、下は兵庫水軍の通行安全証のコマです。

両者を比較すると、いずれも中央に家名の一字を大きく墨書している(村上氏は「上」、兵庫水軍は「兵」)のがみてとれますが、よくみると、左下に発給者(差出人)として当主の名を入れるという様式(村上氏は「武吉」、兵庫水軍は「兵庫第三協栄丸」)も再現しています。
さらに資料に注目すると、旗の上辺を固定していたと思われる横木が旗とともに伝存していますが、改めてこのコマを子細にみると、この横木や結び目も忠実に描かれているのです!

このように、両者を比較することで、村上氏の史料や水軍書に基づいて兵庫水軍が描写されていることがよく分かります。このようなことを知ると、「乱太郎」の見方が変わるのではないでしょうか。
この展示をごらんになられた「乱太郎」ファンのみなさまが、兵庫水軍を媒介として、村上水軍をはじめとする中世伊予の歴史にも興味を持っていただければ…と思っています。

ぜひご自身の目で、両者を比較してみてください。

8月10日(日)は原作者の尼子騒兵衛さんをお迎えしておはなし会が開催されます。
サイン会も開催(各回先着100名)。詳しくはこちら。ぜひぜひご参加ください!

特別展「忍たま乱太郎 忍者の世界」展示紹介(4)

7月 27日 日曜日

歴博で開催中の特別展「忍たま乱太郎 忍者の世界―夏休みは歴博へ急げ!の段―」の内容紹介も4回目に突入しました。
今回ご紹介するのは、「「乱太郎」原画と忍者道具の段」です。

このコーナーは、尼子騒兵衛さんが描く絵本・コミックの原画や、尼子さんが長年収集された忍者に関する武器・武具コレクションを展示しています。

「乱太郎」の原画は、CGを一切使わない、温かさと力強さあふれる作品になっており、尼子さんが紡ぎ出す豊かな表現世界に大人も子どもも目を奪われます。
初公開の原画も多数!創作過程の下書きも初出品いただきました。
絵本画像
表紙画像
あの先輩や、この先輩も勢揃い・・直接会いにきませんか?
落乱主要人物たち
特に担当の一押しは、コミック最新巻本編の直筆原稿をずらりと展示したコーナー。
もちろん全て初公開。圧巻です!
55巻原画展示
尼子さん所蔵の忍者道具コレクションはこちら。いずれも貴重な品々です。

尼子騒兵衛さんコレクション1

尼子騒兵衛さんコレクション3

8月10日(日)は原作者の尼子騒兵衛さんをお迎えしておはなし会が開催されます。
サイン会も開催(各回先着100名)。詳しくはこちら。ぜひご参加ください!