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昆布収穫祭

2007年4月6日

4月1日に愛媛県魚連・宇和島支部の魚市場で行われた昆布の収穫祭(主催:宇和海に緑を広げ環境を守る会)に参加しました。会員以外でも参加費は無料です。
私は、テーマ展「宇和海のくらし」(仮)の調査の一環で、収穫祭に伺いました。
会員の方々に伺ったお話も交えながら、収穫祭と、会の取り組みをご紹介します。

同会は、昆布で海を浄化し、きれいな宇和海を取り戻すことを目的に、平成15年に発足しました。昆布は海洋汚染の原因とされる窒素、リンなどを吸収して海を浄化します。また、光合成で二酸化炭素も吸収するため、地球温暖化の防止にも役立つのです。

今回は、1月14日に種付けした昆布が収穫されました。最初に種つけするときは3センチ程の昆布が、収穫の際は2~3メートルにも成長します。

昆布は水温が15度以上になると溶けるので、宇和海での養殖は3ヶ月程です。そのため厚さはあまりなく、だし昆布にはむきません。その代わり、食べるととてもおいしくて、酢の物や、汁物に、若布代わりに使うと良いそうです。
食用のほか、鮑や、真鯛のえさにも利用されています。真鯛のえさには、粉にしたり、あるいは生のまま使うそうです。昆布を食べた真鯛は、つやが出ておいしくなるとか。
昔は、畑の肥料にも使っていました。


会場の魚市場。「昆布収穫祭」の幟がはためいています。


開会式のあと、沖で養殖されていた昆布が宇和島漁協青年協によって運ばれてきました。船から水揚げされる巨大な昆布。子供たちは「コンブ星人だー」と早くもハイテンションです。


グループに別れた参加者がそれぞれのキャリのある場所まで昆布を運びます。


グループごとに昆布を鋏で綱から取り、キャリに入れます。
昆布は予想以上に弾力も重さもあります。「手がヌルヌルしてきたよー」と言いながら、皆さん楽しそうです。このヌルヌルがうまみ成分なのでしょうか・・・。食べるのが楽しみです。


キャリに入れた昆布をはかりにかけ、各グループの重さを決めます。全グループの重さが出揃ったところで、結果発表です。
各グループが収穫した昆布(単位:キログラム)はこのような結果となりました。
(1) (2)48.9(3)39.5(4)29.4(5)71.9(6)47.6(7)38.6(8)51.7(9)23.1(10)32.1


重さを測ったら、参加者が各自ナイロン袋に昆布を入れて、お持ち帰りです。
 海の恵みを、教えていただいたとおり、酢の物と味噌汁でいただきました。味噌汁全体に海の香りが広がって、絶品でした!

昆布うどんの試食(1人200円)
食生活普及協議会の会員の方が作ったうどんをいただきました。

今回の収穫祭の参加者は約200名でした。来年は、より多くの方々が参加されますように。
そして、宇和海をきれいにする取り組みがますます広がっていきますように。

「宇和海に緑を広げ環境を守る会」の皆様、ありがとうございます。
おいしい昆布をご馳走様でした。