Archive for 11月 14th, 2007

戦国展関連講座 現地学習会河後森城跡のようす

2007年11月14日

 河後森城跡1

 去る11月10日土曜日、秋晴れのさわやかな天候に恵まれ、戦国展関連講座「河後森城跡を歩こう」を開催しました。松野町教育委員会の高山剛先生のわかりやすいご案内で、河後森城跡を満喫することができました。
 中世のお城である河後森城跡は、土を削ったり、盛り上げたりして作られた土作りの城です。伊予国と土佐国の国境に位置し、県下最大の山城跡です。四万十川の支流に囲まれた独立丘陵で、本城・古城・新城の曲輪(くるわ)配置が馬蹄形に連なります。平成3年から継続的に発掘調査が実施され、平成9年には国の史跡指定を受けました。調査研究に基づいて史跡の整備復元が行われています。

 河後森城跡2

 当時は水の確保に苦労したようです。馬蹄形状の曲輪の内側にある大井戸を見学したあと、西第十曲輪に登りました。ここでは門や建物跡、土塁の復元がされています。

河後森城跡3
河後森城跡4

 さらに尾根伝いに山を登り、本郭に登りました。標高は最も高く約172mです。今年度平面復元された主殿跡を見学しました。ここでは、酒宴なども行われたのでしょうか?
現在は樹木で覆われて見晴らしはききませんが、将来的には眼下に四万十川の上流である広見川を望むことができるようになるそうです。

河後森城跡5

 今後も徐々に明らかになっていく河後森城跡の調査が期待されます。
 参加者の皆さんは、自然地形を利用した河後森城跡を実際に歩いてみて、当時のくらしぶりに思いをはせることができ、勇壮な姿を実感できたことに感動していました。
高山先生ありがとうございました。