Archive for 7月 10th, 2008

館蔵資料がお出かけしました!

2008年7月10日

 当館収蔵の久保家伝来の甲冑「紋柄威五枚胴具足」「銀箔押帽子形兜」(注:当ブログの昨年9月24日記事参照)が、このたび他館の企画展からのオファーにより、お出かけしました。

 行き先は西予市内、当館のある旧宇和町のお隣旧野村町、野村シルク博物館。「なぜシルク博物館に甲冑?」と思われるかもしれません。実は、現在同館では「藍の魅力」展を開催中で、この甲冑の威糸(おどしいと)などの生地が藍を使って染められていることから、約400年前の藍染めの使用例ということで展示されることになりました。
 お出かけにあたって、展示監修者として当館学芸員にもオファーがあり、一緒に出向いて、シルク博物館の方々と甲冑の展示を完成させました。


  シルク博物館での展示作業

 南予地域に伝わった資料が、同じ南予地域の施設で公開・活用されることは、地域文化をより多くの方々に知っていただくよい機会といえます。当館のこの甲冑も、それに一役買うことができたというわけです。
 ちなみに、当館から他にも「絣」「夜着」がお出かけしています。甲冑は8月31日(日)まで展示されています。