Archive for 11月 19th, 2008

特別展江戸考古紹介(18) 武家屋敷からみつかった砥部焼

2008年11月19日

県民館砥部焼
 県民館跡地出土砥部焼(愛媛県教育委員会蔵)

 近世の大窯業地であった砥部焼は、近郊はもちろん、領外にも流通していたと考えられます。
 しかし、砥部焼は、磁器は肥前の窯業技術によって作られているため、消費地では肥前の製品と区別がつかず、報告書では肥前系と分類されてきました。近年、窯跡の製品の分類が進み、砥部焼磁器の実態が少しずつ明らかになっています。
 今回の特別展では、最新の研究成果を踏まえて、松山藩領の武家屋敷や農村部、遠く大阪で運ばれた砥部焼を初公開していますので、ぜひ窯跡出土の砥部焼資料と比較して、ごらんください。