2009 年 1 月 のアーカイブ

ことわざになった道具たち―その14―灯台下暗し

1月 31日 土曜日

「昔の道具の謎をとけ!」展も残りわずかとなりました。
明日、2月1日(日)13時より「昔の道具ではかってみよう」という体験イベントが開催されます。
昔の長さや重さはどうやってはかったのでしょうか?道具を使って体験してみませんか?

灯台下暗し
灯台下暗(とうだいもとくら)し
(イラスト 菊池安希子)

灯台とは昔の明かりの道具のことです。今のように電気がなかった時代は、油やろうそくに火をつけて明るくしていました。灯台でまわりをてらしても、台の下の方はかげになって暗いことから、「身近(みじか)なところはかえって気がつかないこと」を「灯台下暗(とうだいもとくら)し」といいます。
海のそばにたっている大きな「灯台」ではありません。(意味は通じますが)
明かりの道具は、使う場所や目的に合わせて色々な工夫がされてます。「昔の道具の謎をとけ!」展でその工夫を読み取ってください。

例 めがねがないないって言ってるけど、その頭の上にのっているのはなにかしら?まったく灯台下暗しとはこのことね。

燭台
「昔の道具の謎をとけ!」展に展示中の燭台です。

ことわざになった道具たち―その13―しゃもじは耳かきにならず

1月 29日 木曜日

しゃもじは耳かきにならず
しゃもじは耳かきにならず
(イラスト 菊池安希子)

しゃもじはごはんをよそおうときに使うものです。これで耳そうじをしようとしても無理(むり)な話。大きすぎます。このことわざは「大きいからといって小さなもののかわりをすることはできない」という意味です。逆(ぎゃく)の意味で「大は小を兼(か)ねる」ということわざもあります。

例 お兄ちゃんのおさがりの制服(せいふく)ぶかぶかだよ。「しゃもじは耳かきにならず」なんでしょ。

ことわざになった道具たち―その12―すりこぎで重箱を洗う

1月 28日 水曜日

すりこぎで重箱を洗う

すりこぎで重箱を洗う
(イラスト 菊池安希子)

重箱のすみは四角、すりこぎは丸。すりこぎで重箱を洗おうとしてもきちんと洗えません。つまり雑(ざつ)なこと、行き届(とど)かないことをいいます。

例 これできちんと掃除(そうじ)したっていうの?すりこぎで重箱を洗ったみたいね。

ことわざになった道具たち―その11―ごまをする

1月 25日 日曜日

先日のNHK「いよかんワイド」の生中継、ご覧いただけましたか?
怪人れきはくが「昔の道具の謎をとけ!」展を楽しく紹介してくれましたね。
ご覧いただけなかった方のために、番組で怪人れきはくが紹介した(?)ことわざ、「ごまをする」について今日は紹介します。

ごまをする
ごまをする
(イラスト 菊池安希子)

おせじをいったり、おべっかを使ったりすることを「ごまをする」といいます。これはすり鉢(ばち)でごまをすると、ごまがあちらこちらにへばりつくことから、「どこにでもつく」→「だれにでもいい顔をする」という意味で使われたようです。

すりこぎをする怪人れきはく
すりこぎをする怪人れきはく

例 あいつは先生にごまをすってるから成績(せいせき)がいいんだ。負けおしみじゃないぜ。

今日25日は、午後1時より体験プログラム「冬だよ集合!昔のくらし探検隊」が出発します。
昔の道具にさわって、動かして、楽しめるイベントです。
定員にまだ余裕がありますので、当日参加も大歓迎です。ぜひ博物館にいらしてください。

おひなさまに変身できちゃいます

1月 24日 土曜日

 「十二単着付け体験」につづいて、今回は同じく「おひなさまイベント」で実施する「おひなさまに変身!」をご紹介します。
 「おひなさまに変身!」では、幼児から小・中学生を対象に袿姿または袿袴姿と呼ばれる衣装の着付け体験を行います。
こちらの衣装は、当博物館所蔵の西条藩松平家のおひなさまと同じタイプのもので、平安時代の貴族女性の日常着になります。
西条藩松平家のおひなさま
着付ける枚数も少なく、白衣に紅色の長袴をつけた上に、単と袿を重ねます。5分程度で着付けることができ、サイズも小さい女の子たちにぴったり、とっても愛らしいおひなさまに変身することができます。一番上に羽織る袿は、写真の鴇色のほかに濃き紅色の2着をご用意しています。(袿の色はご希望ではなく身長で変わります。)2着あるので、姉妹やお友達と二人同時に着用していただくこともできます。
袿姿
「おひなさまに変身!」は、申し込み不要で当日先着順に着付けます。
衣装は洋服の上から着付けますので、着付けをご希望される方は襟元の開いた服(ブラウスなど)を着用してお越しください。
もちろん、カメラもお忘れなく!!

おひなさまに変身 (事前申込不要・参加費無料)
時間:10:00~12:00/13:00~16:00
対象:小・中学生(身長110センチ~140センチ)

歴史展示室3(近世)プチリニューアル!

1月 23日 金曜日

 歴史展示室3(近世)に新しい資料が仲間入り。ちょっとだけ展示が変わりました。

 「幕藩体制下の人々の生活」というコーナーに、「一石五輪塔」という資料が2基設置されました。


 固定作業中です。

 五輪塔というのは、「空・風・火・水・地」を表す形の異なった5種類の石を積み上げて作られた石塔のことで、本来は舎利(骨)を納める容器とされていましたが、後に供養塔や墓塔として作られるようになりました。一石五輪塔というのは、その名の通り一つの石から作り出された五輪塔のことで、室町時代ころから五輪塔は小型化しながら広く普及していきますが、そうした中で費用をあまりかけずかつ運び易いなどの利点から一石五輪塔も流行し、庶民の間で墓塔や信仰の対象などとして用いられるようになりました。
 今回設置した五輪塔の大きい方には、寛文2(1662)年10月14日の年月日や「□岩浄林禅定門灵(霊)位」などの銘文が刻まれていて、江戸時代に作られた五輪塔だということが分かります。

 
 2基目を固定中です。

 常設資料としていつでもご覧になれますので、ぜひご来館のうえ、実物をご覧になってみてください。


 できあがり!

十二単着付け体験

1月 22日 木曜日

 2月28日、3月1日の「おひなさまイベント」で実施する「十二単着付け体験」をご紹介します。
 今回で3回目になる「おひなさまイベント」では、毎年、女の子たちのあこがれ十二単を着付ける体験を行っています。
 十二単の着付けには、二人がかりで20分程度かかるため、長くお待たせしないためにも事前申し込み制にさせていただいています。
 十二単の名前で私たちにおなじみの衣装ですが、正式には「女房装束(にょうぼうしょうぞく)」や「五衣唐衣裳(いつつぎぬ からぎぬ も)」と呼びます。よく誤解されがちですが、十二枚重ねて着付けているわけではありません。当博物館でご用意している十二単は、白衣に濃色の長袴をつけた上に、単、五衣、打衣、表着、唐衣、裳を着付けます。裏陪紅梅(うらまさりこうばい)重ねの春らしくかわいらしい姿になります。
十二単姿

十二単着付け体験 (要事前申込・参加費無料)
時間:10:00~12:00/13:00~16:00
各日10名
対象:小・中学生(身長140センチ以上)
[申込方法]
往復ハガキに「十二単着付け体験希望」と明記のうえ、着付けの希望日(2月28日か3月1日)、希望時間(午前か午後)、住所、氏名、年齢、電話番号をそえて、2月18日(水)必着でお申し込みください。ただし、応募者多数の場合は抽選となりますのでご了承ください。
あて先:〒797-8511 愛媛県歴史文化博物館「十二単着付け体験」係

 次回は、もう一つの着付け体験「おひなさまに変身!」をご紹介します。

明日、テレビで生中継されます。

1月 21日 水曜日

NHK総合テレビで月曜日~金曜日、午後6時10分~午後7時放映の「いよかんワイド」で、「昔の道具の謎をとけ!」展が紹介されることになりました。
博物館の展示室から生中継ですので、入念な下準備が必要です。アナウンサーの野村さんが博物館にいらして二回目の打ち合わせを行いました。
一回目の打ち合わせでは、展示のみどころなどについてお話しましたが、今回は、実際に生中継する際の技術的な点の確認が主でした。

道幅を測る野村アナウンサー
中継車が通れるかどうか道幅を測る野村アナウンサー

照明の明るさやコンセントの確認、機材や中継車搬入のための位置確認など、あらゆる場合を想定して、野村さんは入念にチェックされていきます。
「昔の道具の謎をとけ!」展の生中継放映日は明日、1月22日(木)です。
怪人れきはくがテレビデビューするかもしれません。
展示をご覧になった方も、まだの方も、皆様お見逃しなく!

ことわざになった道具たち―その10―月夜に釜ぬく

1月 20日 火曜日

月夜に釜ぬく

月夜に釜(かま)ぬく
(イラスト 菊池安希子)

姿がはっきりわかる明るい月夜に、釜をぬく(盗む)ということから、油断(ゆだん)しきった相手につけこんでやってのけるという意味です。

例 親友に彼女をとられるなんて、月夜に釜をぬかれたなあ。

羽釜

「昔の道具の謎をとけ!」展に展示中の羽釜

おひなさまの撮影

1月 17日 土曜日

 昨年の年末のある日、2月17日から始まる企画展「おひなさま」用の写真撮影をしました。被写体は今回初公開する次郎左衛門雛。次郎左衛門雛については、また改めて紹介したいと思います。カメラマンと意見交換して、設定をかえながらポスターにふさわしいカットを探っていきます。

おひなさまの撮影

 撮影した写真はどれも出来がよくて、どの写真でポスターつくるのか悩むぐらい。泣く泣く一枚を選んで、ポスターデザインもできあがりました。2月上旬にはポスター、チラシとして県内各所に配られます。

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