2009 年 1 月 23 日 のアーカイブ

歴史展示室3(近世)プチリニューアル!

1月 23日 金曜日

 歴史展示室3(近世)に新しい資料が仲間入り。ちょっとだけ展示が変わりました。

 「幕藩体制下の人々の生活」というコーナーに、「一石五輪塔」という資料が2基設置されました。


 固定作業中です。

 五輪塔というのは、「空・風・火・水・地」を表す形の異なった5種類の石を積み上げて作られた石塔のことで、本来は舎利(骨)を納める容器とされていましたが、後に供養塔や墓塔として作られるようになりました。一石五輪塔というのは、その名の通り一つの石から作り出された五輪塔のことで、室町時代ころから五輪塔は小型化しながら広く普及していきますが、そうした中で費用をあまりかけずかつ運び易いなどの利点から一石五輪塔も流行し、庶民の間で墓塔や信仰の対象などとして用いられるようになりました。
 今回設置した五輪塔の大きい方には、寛文2(1662)年10月14日の年月日や「□岩浄林禅定門灵(霊)位」などの銘文が刻まれていて、江戸時代に作られた五輪塔だということが分かります。

 
 2基目を固定中です。

 常設資料としていつでもご覧になれますので、ぜひご来館のうえ、実物をご覧になってみてください。


 できあがり!