2009 年 9 月 のアーカイブ

特別展がNHKで紹介されます

9月 16日 水曜日

 特別展「広重と北斎の東海道五十三次と浮世絵名品展」が開幕しましたが、少しずつ取材も入り始めています。そうした中、9月18日(金)のNHK総合テレビの「いよかんワイド」(午後6時10分~7時)で、特別展が詳しく紹介されることが決まりました。カルチャーえひめのコーナに登場します。
 今日はその事前収録がありました。展覧会場を撮影した後に、浮世絵摺り体験の様子も収録しました。浮世絵摺り体験には、石田鮎美リポーターが挑戦。満足のいく作品が完成したようです。
なかなかの摺り上がり

 展覧会の詳しい情報、浮世絵体験の模様は、ぜひ「いよかんワイド」を御覧ください。

「広重と北斎の東海道五十三次と浮世絵名品展」開幕

9月 15日 火曜日

広重と北斎の東海道五十三次と浮世絵名品展

特別展「広重と北斎の東海道五十三次と浮世絵名品展」は、本日開幕しました。
観覧料は以下のとおりです。
■特別展
大人  500円(400円)
65歳以上 250円 (200円)
小・中学生  250円(200円)
■常設・特別展共通
大人  700円(580円)
65歳以上 350円(280円)
※(  )内は20名以上の団体料金になります。
※小・中学生は常設展は無料です。

職員一同、みなさまのご来館を心よりお待ちしております。

特別展間もなく開幕します

9月 13日 日曜日

 今日から特別展「広重と北斎の東海道五十三次と浮世絵名品展」の列品が始まりました。当初227点の予定でしたが、3点の追加出品も決まり230点の浮世絵が並びます。展示室に額装された浮世絵を仮置きしただけでも圧巻です。

額の取付作業

 今日は朝からひたすら額を壁に取り付ける作業が続きます。

 

展示中の東海道シリーズ

 広重の東海道五十三次シリーズの浮世絵が壁に並んでいきます。

 

膝栗毛の列品

 野次喜多で有名な十返舎一九の滑稽本『東海道中膝栗毛』も、関連する浮世絵とともに展示しました。

 

作業が進む展示室

 作業は順調に進んでいます。特別展の開幕は9月15日(火)です。ぜひ江戸時代後期のバラエティに富んだ浮世絵の数々をお楽しみください。

テーマ展「描かれた伊予の旅路と風景」まもなくオープン!

9月 11日 金曜日

 9月15日(火)から開催の特別展「広重と北斎の東海道五十三次と浮世絵名品展」に合わせ、テーマ展「描かれた伊予の旅路と風景」を考古展示室・文書展示室にて開催します。

 博物館が収蔵する、絵巻物・浮世絵・画帳・観光用鳥瞰図といった絵画資料の中から、瀬戸内海の航路や伊予の名所・風物などを描いた資料を特集して展示します。

 また、第2会場として、館蔵絵画資料のうち主に有名な絵巻物の模本を中心に紹介するコーナーも設けます。

 現在、開幕直前、列品作業も終盤です。どの場面を広げるか悩みながら絵巻を広げたり、何の絵を見せると楽しいか考えながらページを開けたり、何の場面・どこの場所かが分かるようにキャプションラベルを付けたり、結構いろいろがんばっています。

 

列品作業中

   列品作業中

  常設展示の一部となりますので常設展示観覧料が必要になりますが、同時開催の特別展とも関連性のある展示ですので、ぜひこの機会に特別展・常設展共通観覧券にて両展示ともご覧になってみてください。

 展示する絵画資料の多くを写真掲載した『絵画資料目録』(1,100円)も販売いたしますので、こちらもぜひ。

浮世絵体験キット(その2)

9月 9日 水曜日

 浮世絵体験キットは、前回紹介した手軽な3色摺りの絵葉書サイズのものと、今回紹介する浮世絵の大判とほぼ同じ大きさのB4サイズのものとを準備しています。B4サイズのものはなんと5色摺り。なかなかの本格派です。

赤色を摺ります

まず黄色、赤色と摺っていきます。

2色摺り上がった状態

この2色は色が付く面積も少なく、ちょっと摺りにくい感じです。
2色終わった段階ではどんな浮世絵になるのか、さっぱり分かりません。

緑色を摺ります

緑色をするとだいぶん、どんな絵か見えてきました。

青色を摺ります

青色を摺って、最後に黒色を摺ると完成です。

完成です

歌川広重の六十余州名所図絵シリーズのうち、伊予西条です。
緑色の存在感のある山が石鎚山。
その麓には江戸時代の西条の町並みが広がります。
手前の海からにょっきりと突き出た廻船の白帆がなんとも印象的です。
この浮世絵の実物は、テーマ展「描かれた伊予の旅路と風景」に展示しますので、ぜひ御覧ください。
実物と比べてみました

摺りあがりをテーマ展を準備している会場に持ち込み、実物と比べてみました。実物のもつ深みには遠く及びませんが、でもなかなかの出来映えです。
浮世絵摺りの体験は特別展「広重と北斎の東海道五十三次と浮世絵名品展」の会期中のうち、土・日・祝日の13:00~16:00にやっていますので、ぜひ体験してみてください。

浮世絵体験キット(その1)

9月 7日 月曜日

 いよいよ特別展「広重と北斎の東海道五十三次と浮世絵名品展」の開幕が近づいてきました。会場設営などで忙しくなる前に、今回のイベントの目玉ともなる「浮世絵体験キット」を用いて、職員で試し摺りに挑戦してみました。
 この浮世絵体験キットは、版木ではなく樹脂でつくられた版を使用します。色についても、速乾性のインクを使い、誰でも手軽に浮世絵の重ね摺りの原理が体験できます。まずは、絵葉書サイズのものを試してみました。
赤色スタンプ

 まず、赤色のスタンプを摺ってみます。

そっとのせて

 枠に沿って慎重にハガキをのせます。

摺るべし摺るべし

木版と同様にバレンで摺り出していきます。

青色スタンプ

次は赤色に青色を重ねていきます。

黒色スタンプ

そして最後に黒色を摺り出します。
恐る恐る絵葉書を裏返すと、

見事できあがり

3色摺りの絵葉書サイズの作品が完成しました。
作品は葛飾北斎の有名な「冨嶽三十六景」シリーズ中の「尾州不二見原」。
桶職人がつくる大きな桶の枠に小さな三角形の富士山がのぞいています。
実物の浮世絵は企画展示室に展示されるので、ぜひ御覧ください。

三者三様の完成品

三人挑戦してみましたが、
微妙なズレ、カスレがあって三者三様。
それぞれの味が出た作品に仕上がりました。

次回は、浮世絵の大判サイズの体験キットについて紹介します。