2011 年 3 月 29 日 のアーカイブ

佳姫の婚礼8-続々と届く婚礼調度-

3月 29日 火曜日

 安政3(1856)年12月4日には、伊達家より佐竹家へ結納が届けられていますが、宇和島藩の使者を松根内蔵(くら)が勤めています。12月7日からは、佳姫(よしひめ)の婚礼調度が宇和島藩の麻布龍土の上屋敷に届きはじめます。12月7日は婚礼調度の初度送りとして、御厨子棚 御黒棚 御書棚のいわゆる三棚をはじめ 小袖箪笥、長持などが届きます。御使者物頭は大越頼母(たのも)で、そのお供の足軽や荷物をかせぐ人なども含めて、250人くらいの行列がそれらの道具を担いで江戸の町を歩きます。12月9日は婚礼調度二度目送り。この時にも御長刀1振 御長柄10筋 それから遊戯具の御碁盤1箱 御将棋盤1箱 御双六盤1箱などがやはり200人を越える行列を組んで届きます。ちなみに、これらの遊戯具はテーマ展「宇和島藩の姫君と奥女中」に展示しています。さらに、三度目の婚礼調度が12月12日に届きます。これでいよいよ4日後の婚礼当日を待つのみです。