2011 年 12 月 のアーカイブ

お正月料理と昔の暖房道具

12月 21日 水曜日

 

民俗展示室には実物大の復元家屋があり、季節に合わせて料理や、部屋の道具を替えています。

先日、寒い冬を暖かく過ごすための民具とお正月料理の食事を展示しました。

丹原地方の農家をモデルにした里のいえにずらりと並んだ暖房道具です。

あんかやこたつ、火鉢など用途に応じて様々な形をしています。

いずれも炭を燃やして熱源としていました。

後列の二つはやぐらごたつといって、上に布団をかけて使います。

同じ道具に見えますが、左側のこたつは熱源が炭ではなく電気で暖かくなります。

また、同じく里のいえにはずらりとお正月料理も並びました。

箱膳にのりきらないほどのご馳走です。

数の子や五目豆、紅白なますなどは現代のおせち料理でも見られます。

また、白いご飯を食べることができるのは、お正月などやお祭りなど特別な時だけでした。普段の食事は麦を混ぜたご飯です。

現代のお正月料理と比べてみても面白いかもしれません。

「お正月・めでた尽くし」と合わせて、ぜひお正月は家族皆でれきはくにいらして、目で暖かさとおめでたさを味わってください。

巨大な紙幟(かみのぼり)

12月 15日 木曜日

お正月、1月2日(月)から開催されるテーマ展「お正月・めでた尽くし」展の設営・列品は着々と進んでおります。

14日には、巨大な紙幟が2点、登場しました。

展示室のフロア狭しと、広げられたこの紙幟。

明治時代初期に宇和島市内で端午の節句に掲げられていました。

この巨大な紙幟が空にはためいた様子を想像するだけで、気分が高揚してきます。

今回は博物館で展示ということで、間近でじっくり見ていただけますので、大きさももちろんですが、おおらかな絵柄も味わってください。

先日ご紹介した、大きな神社幕に負けないスケールとおめでたさを備えた巨大紙幟、もちろん絵柄もおめでたいものになっています。

どのような思いのこもった絵柄か、展示室で確かめてください。     

お正月、れきはくの企画展示室でお待ちしています。

竹に虎

12月 14日 水曜日

 お正月、1月2日(月)から開催されるテーマ展「お正月・めでた尽くし」展の設営・列品がはじまりつつあります。

13日は、幅9メートル、高さが1.6メートルもある大きな神社幕を展示しました。

こちらの資料は、「竹に虎」という縁起の良い組合せが描かれています。

虎は、四神の一つ西を守護する「白虎(びゃっこ)」として古くから描かれてきました。中国では虎は竹林に住まうとされることから、吉祥の文様として愛されています。十二支の一つとしてもよく知られています。

またこの神社幕は、その大きさも見ものですが、寛政11(1799)年に製作されたもので、染織資料としても貴重なものだといえます。

まだまだ準備段階の「お正月・めでた尽くし」展ですが、おめでたいだけではなく、空間をダイナミックにつかった展示になりそうです。

寅年の方もそうでない方も、雄雄しい虎に会いに、お正月はれきはくにいらしてください。

もちろん来年の干支「龍(辰)」に関係する資料も展示されますよ!