2012 年 2 月 のアーカイブ

平安衣装でそろって記念写真

2月 25日 土曜日

2月25日は、歴史文化体験「平安衣装を着てみよう!」 が行われました。

たくさんの参加者がありましたが、特にオススメなのは兄弟姉妹で来館すること。男性の狩衣(かりぎぬ)、女性の袿袴(けいこ)ともに、100~140cmの大小2着ずつありますので、兄弟姉妹でそろって写真を撮影することができます。成長の記念写真としていかがでしょうか。

次回の歴史文化体験は、3月18日(日)13:00~15:00で「綿から糸づくり」になります。たくさんのご参加をお待ちしています。

平安時代の衣装を着てみよう!

2月 24日 金曜日

月1回行っている歴史文化体験。明日、2月25日は「平安時代の衣装を着てみよう!」を行います。たくさんのご参加をお待ちしています。


 狩衣


 袿袴

歴史文化体験
「平安時代の衣装を着てみよう」

平安時代の公家が日常に着ていた狩衣(かりぎぬ)、袿袴(けいこ)を着ることができます。
このうち、袿袴は現在、文書展示室で展示中の西条藩松平家に伝わったおひなさまと同じ姿になります。

対  象:幼児~小学生(身長100~140cm)
受付時間:13:00~15:00
参 加 費:無 料

企画展「四国へんろの旅」オープンしました

2月 21日 火曜日

 

 企画展「四国へんろの旅 -絵図・案内記と道標-」が本日オープンしました。

 今回の展示では、四国遍路資料の中から、旅へと誘った絵図や案内記、遍路路沿いに建てられ無言のうちに歩き遍路を見守ってきた遍路道標、また絵馬や古写真、絵画に残された遍路の姿などを特集しております。

 館蔵資料に加えて、個人所蔵の貴重な資料も多数お借りすることができました。

 展示室の様子を少しだけご紹介いたします。

 へんろ道標の拓図と写真パネルでの紹介です。

 比べてみると、大きさや形状が様々であることに驚くばかりです。

 こちらの資料は南予で初確認された真念の道標です。今回の展示が初公開となります。

 この他にも四国遍路関係資料を多数展示しております。

 今現在四国遍路をまわられている方や、四国遍路に興味がおありの方、ぜひご来館いただきたいと思います。

 なお、会期中、納経帳を提示されたお遍路さんは、通常料金の半額料金となります。お持ちの方はどうぞお忘れになりませんよう、お願いいたします。

「四国へんろの旅」がもうすぐ始まります

2月 19日 日曜日

 

2月21日(火)より開催の「四国へんろの旅 -絵図・案内記と道標-」は、ただいま展示準備の真っ最中です。

14・15日には日本通運の作業員さんと資料の列品作業を行いました。

今回はサブタイトルにもあるように絵図も多数展示します。

当館では、マグネット式の絵図の展示台があり、こちらを使用しました。資料の保護のため、紙で巻いたマグネットで展示台に固定していきます。

資料の大きさを考えて、見た感じが統一されるように、高さや間を考慮します。

四国へんろの旅へいざない、旅の最中は心強い味方でもあった絵図や案内記は、現在に生きる私達にも大変魅力的にうつります。

今回の展示では、ほかにも歩き遍路を見守ってきた遍路道標にも注目し、その役割や意義を紹介します。

また、歩き遍路の心を慰め、時に厳しい面も見せた遍路の道々の風景もアート作品などでご紹介します。

春はもうすぐそこまで来ています。

ぜひ歴博で伊予路、四国遍路の歴史と文化に触れてみて下さい。

企画展「四国へんろの旅 -絵図・案内図と道標-」

期間 平成24年2月21日(火)~4月8日(日)

観覧料 大人300円 小中学生・65歳以上 150円

*    納経帳を提示されたお遍路さんは、通常料金の半額料金になります。

おひなさま、展示中です

2月 18日 土曜日

一日中寒かったり、雪がたくさん降ったりと厳しい冬が続いていますが、今日はようやく太陽が顔をのぞかせ、 少し暖かくなってきました。やっと春が近づきつつあります。

春といえば博物館恒例の展覧会「おひなさま」。今年は少し規模を縮小して、常設展示の一環のテーマ展として2月21日(火)から文書展示室で開催します。西条藩松平家のおひなさまはいつも大きなケースに段を組んで、たくさんの御道具と一緒に展示しますが、今回は普通のケースに男雛、女雛、御所人形を並べています。

西条藩松平家のおひなさまは、京都の公家一条家出身の通子(ゆきこ)が9代藩主松平頼学(よりさと)に嫁ぐ際に持参した有職雛(ゆうそくびな)です。有職雛とは公家の装束を正しく考証してつくられたおひなさまで、公家出身の通子にふさわしい品といえます。いつも雛段の最上段に飾られ、すこし遠くに見えていた有職雛も、今回の展示では目の前でじっくりと見ることができます。雛の背丈にみあう文様を別織りにして丁寧につくられたオーダーメイドのおひなさま。江戸時代の職人の素晴らしい技をぜひ間近で御覧ください。

道標、移動しました

2月 15日 水曜日

2月21日(火)に開幕する企画展「四国へんろの旅-絵図・案内記と道標-」も順調に展示ケースの移動なども終わり、いよいよ資料を並べ始めます。展示の中には、歩き遍路を見守ってきた遍路の道標(みちしるべ)を展示するコーナーもあります。旅人が迷わないように江戸時代から多くの道標がつくられていました。

先日は常設展示の四国遍路の展示室に展示されていた道標を、今回の企画展に移動する作業を行いました。

道標を支える台から引き抜くと下が少し大きくなっています。土中に埋まっている時は見えない部分ですが、安定させるようにこのような形につくられているんですね。

そして、企画展示室に設置しています。今回移動した道標はあまり大きなものではありませんが、それでも持ち上げようとするとかなりの重さで、たくさんの作業員で傷つけないように慎重に作業を進めました。

さあ、これからはいよいよ案内記や絵図などの展示に取り掛かります。

考古展示室テーマ展 開催中!!

2月 11日 土曜日

 

  本日(2/11)より考古展示室にて「発掘南予の遺跡PART2 南予の中世城郭」を開催しております。この展示は、松山自動車道 西予宇和―宇和島北間の開通を記念して、当自動車道建設工事等に伴い発掘調査が行われた大洲市から西予市・宇和島市域の中世城郭・集落遺跡の調査成果を中心に紹介するものです。

  展示資料の中から地域の歴史を再発見していただければ幸いです。

  展示構成・展示遺跡は次のとおりです。

  発掘調査成果 大洲市 元城跡(※参考資料 遺物写真展示) / 西予市 音地遺跡 松葉城跡(※参考資料 遺物写真展示)/宇和島市三間町 正徳ヶ森城跡・角ヶ谷城跡・岩倉城跡・務田遺跡/宇和島市 中津倉城跡・板島城跡・長松寺城跡・柿の木西法寺遺跡/宇和島市津島町 熱田城跡

  写真展示   南予の中世城郭

 関連事業として、5月以降に考古講座を開催予定です。(詳細が決まり次第お知らせします。) 展示は9月23日(日)までの予定です。この機会に是非ご覧ください。

中国四国名所旧跡図17 塩飽七島を見る図

2月 10日 金曜日

絵の右上に「讃州次崎町ツカより四和久(塩飽)七嶋見図」のタイトルが記されている。手前に瀬戸内海を背景に海岸線を通っている道を描いている。切り立った崖沿いの道のようで、いくつかの岩と岩に絡まって生える松。当時の名所だったのであろうか。しかし、「讃州次崎町ツカ」についていろいろ調べてみたが、該当する場所を見つけ出すことができなかった。もしご存知の方がいらっしゃったら、ご教示いただきたい。

瀬戸内海に目を転じると、遠景に見先のハナ(三崎鼻)、獅子島(志々島)、アハ島(粟島)、高見(島)、サナイ島(佐柳島)、ハシリ島(走島)、近景にヒロ島(広島)、登■島(与島カ)、丑島(牛島)、大坂島(本島)、シヤミ島が見える。この場所から見る三崎半島から瀬戸内海の島々が連なる景色。この絶景を描くことが西丈のねらいであったのだろう。

位置関係から考えると、坂出市の海岸か五色台あたりから描いているようにも見えるが、いかがであろうか。

当館では、企画展「四国へんろの旅-絵図・案内記と道標-」が2月21日~4月8日の会期で開催されます。多彩な資料で四国遍路の魅力を紹介します。ぜひご覧下さい。

中国四国名所旧跡図16 琴引八幡、有明浜

2月 4日 土曜日

琴引八幡と有明浜を、東側の上空から俯瞰(ふかん)したような視点で西丈は描いている。あるいは象頭山から高性能の望遠レンズでのぞいて、琴引八幡と有明浜だけを切り取ったイメージであろうか。絵の中央下、木に囲まれた石垣の上に社が描かれているのが琴引八幡。海際の小高い山の上に立地していることがわかる。

『金毘羅名所図絵』にも大きな松に囲まれた石垣の上に、本社、高良社、大師堂などの建物が見える。明治時代の神仏分離以前までは、琴引八幡は四国遍路の第68番の札所でもあった。

琴引八幡の上部にはきれいな砂浜が広がっているが、この砂浜が「日本の渚百選」にも選ばれている有明浜。香川県観音寺市室本町、八幡町、有明町にかけての約2kmにも及ぶ瀬戸内海に面した砂浜で、『金毘羅名所図絵』にも「琴弾山の麓の濱をいふ、當国第一の絶景なり」と記されている。

嘉永3(1850)年にこの地を訪れた浄瑠璃太夫の竹本梶太夫(染太夫)も、「当山絶頂の御本社が琴引の八幡宮、則ち六十八番の霊場にして、風景のきれいなる事ほかにはあるまじき景地、裏へ廻り下向道、象ケ鼻といふ名所、下を見れば有明の浜とて絵にかく如くの風景なり」とその景観を絶賛している。西丈自身も琴引八幡と有明浜を織り込んで、「有明の月に琴引ぐ社哉」の句を絵の右端に書き込んでいる。

 画面左下には「三ガノ橋」の文字が記され、木製の橋が描かれている。これは染川に架かる三連続の橋のことで、橋詰めは観音寺の町並みで、商家工家が軒を連ねる繁華街であった。西丈もその部分だけ家が建て込んでいるように描いている。

当館では、企画展「四国へんろの旅-絵図・案内記と道標-」が2月21日~4月8日の会期で開催されます。多彩な資料で四国遍路の魅力を紹介します。ぜひご覧下さい。