Archive for 12月, 2012

手回し蓄音機の音をきいてみよう!

2012年12月25日

テーマ展「レトロ広告図鑑」では、いろいろな懐かしいポスターを展示しています。その一部には、レコードの宣伝ポスターやチラシの他に、蓄音機やレコードジャケットそのものも展示しています。

新年は1月2日(水)から博物館は開館しますが、レトロなポスターに囲まれた企画展示室に手回し蓄音機を持ち込み、当館が収蔵するレコードの中から、童謡や昭和の流行歌をお聴きいただくイベントを開催します。皆様のご参加をお待ちしております。

「手回し蓄音機の音をきいてみよう」
日時:平成25年1月2日(水)
   13:00~、14:30~
場所:企画展示室

テーマ展「レトロ広告図鑑」、開幕しました

2012年12月21日

テーマ展「レトロ広告図鑑」は、12月18日(火)に無事オープンしました。

年末は12月26日(水)から休館します。新年は平成25年1月2日(水)から開館しております。

職員一同、みなさまのご来館を心よりお待ちしております。

テーマ展「レトロ広告図鑑」、展示作業中

2012年12月17日

テーマ展「レトロ図鑑」もいよいよ開幕が迫ってきました。展示ケース内から壁パネルまで、展示室は明治から昭和時代にかけての広告資料をひたすら展示していきます。

こちらでは昔懐かしい御菓子の宣伝ポスターを並べています。

こちらは壁に額を取り付けているところです。

これから最後にライティング作業をすると、いよいよ明日には展覧会が開幕します。

テーマ展「レトロ広告図鑑」、クロス貼り作業

2012年12月16日

テーマ展「レトロ広告図鑑」の会場も少しずつできあがっています。壁パネルをすべて立て終えたので、現在はその壁パネルに展示担当者が選んだクロスを貼っていく作業に移っています。

少しわかりにくいかもしれませんが、奥の方でクロスを貼っています。今回は広告デザインの展示でもあるので、少しおしゃれなクロスを選んだつもりですが…

入口部分の壁クロスはこんな雰囲気です。ケースの腰板も同じクロスを貼っています。さて、このケースが展示物を並べるとどう変わるのか、とても楽しみです。

テーマ展「レトロ広告図鑑」は、平成24年12月18日(火)から平成25年2月3日(日)まで。新年は1月2日(水)からオープンしています。ぜひ御覧ください。

テーマ展「レトロ広告図鑑」、設営しています

2012年12月15日

12月18日(火)に開幕するテーマ展「レトロ広告図鑑」の設営作業が始まりました。会場には明治時代の引札をはじめ、大正から昭和初期にかけてのレトロなポスターなどをたくさん展示する予定です。

 たくさんの資料を展示するため、展示室内に壁パネルをたてていきます。壁パネルをどうレイアウトして立てていくのかが、展示担当者の腕の見せ所。今回は展示空間にアクセントをつけるために、壁パネルを三角形に組んでいきますが、さあできあがりはどうなるでしょうか。

一部、資料の展示も始めています。人気のあるコカコーラの丸形のホウロウ看板を吊り下げる作業を行っています。これから展示室はさまざまな広告資料でいっぱいになります。

ミノ作り

2012年12月1日

博物館には昔の道具を多く収蔵・展示していますが、後世に伝えていくため、大切に保存することも大事な役割の一つです。

 しかし、民具は生活の中で使われていた道具でもあり、民具の大切さ、面白さを伝えるために体験の機会も少しずつ増やしていきたいとも考えています。

 そこで、昔の民具を現在でも作ることの出来る方がいれば、お話しを伺いに行くこともあります。

 

 例えば、西条市の大保木公民館では、長年にわたりミノ作りの講座が行われています。先日、ミノ作り講座の講師でもある伊藤幸さんにお話しを伺うことができました。

  

  伊藤さんが作られるミノはワラではなくスゲでできています。刈り取ったスゲを二日間水に浸けたあと、ワラツチで打ち、さらに石で打ち、スゲを編む下準備をします。

 ツクと呼ばれる木製の台とイシを使って編んでいく伊藤さん。

 お話ししながらも手は休むことはなく、みるみるうちにミノが形作られていきます。

 今回は、日よけに使うセミノと雨よけに使うミノについて、作り方や使い方などお話しを聞くことができました。

 セミノは袖の部分がなく、草引きなどの農作業の時に日よけとして使いました。

 

ミノは雨よけとして使い、使い終わったら水を切って日の当たるところに干しておくと長く使えたとのことです。

  ミノは一見しただけでも、手の込んだものだということはわかりますが、伊藤さんのお話しを聞いてあらためて見直すと、製作への苦労や工夫、使った人たちの生活が伺えて、さらに魅力が増しました。

 資料だけでなく、それにまつわるお話を記録し、後世へ伝えることも大切な仕事であるという当たり前のことを再確認した1日でした。