2013 年 10 月 のアーカイブ

特別展図録「三瀬諸淵」の刊行について

10月 17日 木曜日

特別展「三瀬諸淵-シーボルト最後の門人-」が開幕しましたが、展示内容を詳しく解説した特別展図録も完成しました。第一章では三瀬諸淵の生涯が紹介されているほか、第二章では三瀬諸淵が旧蔵していた幕末から明治初期の写真が70枚以上掲載されています。日本の写真術の黎明期にもかかわらず、一人の人物をめぐりこれほどまでに写真が遺っているのは、全国的に見ても珍しいことといえます。愛妻家だった諸淵は妻高子の写真もたくさん遺していますが、参考までに高子の写真ページを画像掲載しておきます。

A4版144頁、1500円でミュージアムショップで販売されておりますので、ぜひご覧ください。

三瀬諸淵-シーボルト最後の門人- 2013年10月9日発行 A4版144頁

第一章 三瀬諸淵の生涯
シーボルトの来日/シーボルト事件/諸淵の生い立ち/シーボルトの再来日と入門/江戸出府と佃島投獄/宇和島藩に出仕/明治維新後の活動

第二章 三瀬諸淵関係写真
三瀬諸淵/高子/諸淵・高子/楠本いね/シーボルト/大洲藩関係/宇和島藩関係/大阪病院関係/

第三章 三瀬諸淵関係史料集

コラム
長崎沖合砲台計画と伊達宗城/宇和島藩奥女中時代の高子/イギリス軍艦の宇和島来航と三瀬諸淵/三瀬諸淵と写真術

論考
「二宮敬作の一側面~長崎での活動を中心に~」 織田毅
「麓屋半兵衛宗円の長崎旅日記」 井上淳

三瀬諸淵年譜

図録は郵送で取り寄せることもできます。
詳しくはこちらをご覧ください。

テーマ展「発掘された伊予の井戸-水をめぐるくらし-」開幕

10月 16日 水曜日

10月12日(土)より、考古展示室にて「発掘された伊予の井戸-水をめぐるくらし-」と題したテーマ展が開幕いたしました。展示風景①
これは、愛媛県内の発掘調査により出土した井戸に焦点をあて、それぞれの構造の違いを紹介し、そこに残っていたモノを展示することで、現代のように上水道が完備してなかった古代から近代の人々にとって、井戸はどのようなものだったのか、それに関する知恵や技術への理解を深めてもらおうとするものです。

展示風景②
本テーマ展は、来年3月2日(日)まで開催しております。常設展示室の一部ですので、常設展示観覧料が必要(小中学生は無料)となりますが、来年1月26日(日)には関連講座も予定しておりますので、ぜひ見にいらしてください。

特別展「三瀬諸淵」の開幕

10月 9日 水曜日

本日より、特別展「三瀬諸淵-シーボルト最後の門人-」を企画展示室にて開催しております。開催期間は12月1日(日)までです。

館員一同、皆様のご来館をお待ちしています。

三瀬諸淵展の展示作業が始まりました

10月 3日 木曜日

特別展「三瀬諸淵-シーボルト最後の門人-」の開幕日、10月9日(水)がいよいよ迫ってきました。展示作業も順調に進んでいます。今回の展示は、三瀬諸淵が旧蔵していた写真資料がずらりと展示されるのが見所の一つ。幕末から明治初期という、写真の黎明期にもかかわらず、一人の人物をめぐる写真がここまで遺っていることは、とても珍しいことと思えます。でも、写真一枚、一枚はとても小さいもの。

そこで、展示パネルに写真を大型出力して、見やすくしたコーナーをいくつか設置しております。作業では直垂(ひたたれ)姿の三瀬諸淵の写真が壁に貼り付けられています。ガラス湿板写真などのオリジナル写真とともに、お楽しみください。

展示ケースなどの配置も終わり、作業はいよいよ列品作業に移っています。展示室の導入部分には、長崎からお借りしたシーボルト関係の史料がならんでいきます。徐々に展示室の姿が見えてきました。