2014 年 11 月 のアーカイブ

生涯学習夢まつりに参加しています

11月 29日 土曜日

11月29日、30日は、ひめぎんホールで開催される「えひめ生涯学習夢まつり」に参加しています。

歴史文化博物館のブースでは、鎧の着付けやキャンドルづくりなどが体験できちゃいます。
皆さん楽しそうに参加していただいています。

そのほか、今年話題になった「松山城下図屏風」もパネル展を行っています。
ほぼ原寸に近いサイズまで拡大出力していますので迫力も十分。
身近な松山市街がどんな風に描かれているか、ぜひご自身の目で確かめてみてくださいね。

テーマ展「江戸・近代の絵巻を楽しむ」開幕!

テーマ展「江戸・近代の絵巻を楽しむ―博物館コレクションから―」が本日11月29日(土)に開幕しました。

会場は、文書展示室です。

愛媛県歴史文化博物館では、平成6年の開館以来、愛媛の歴史や人々のくらし・文化に関わるさまざまな資料を収集してきましたが、今回は、博物館コレクションの中から、江戸時代・近代の絵巻を特集展示しました。

瀬戸内海の航路、海上交通をビジュアルに描いた「西国海路図絵巻」(江戸時代中期、当館蔵)

別子銅山における銅の採掘から精錬までの過程を描いた「別子鉱山図巻」(明治18年、当館蔵)

道具の妖怪が大行進する姿を描いた「百鬼夜行絵巻」(江戸時代写、当館蔵)

宇和島市吉田町の吉田秋祭りの江戸時代後期の様子を描いた「吉田祭礼絵巻」(大正5年写、当館蔵)

この4点を、大パノラマのように広げて展示しています。

絵巻資料は、通常展示室では展示スペースの関係上、長い幅で広げて展示、紹介することが難しいのですが、今回は4点に絞り、なるべく多くの場面をご覧いただけるようにしています。

会期は、平成27年1月25日(日)までとなっています。(常設展示観覧料で観覧できます。)

祝!開館20周年(3)大賑わいの館内

11月 20日 木曜日

式典や講演会のほかにも、開館20周年を記念するさまざまな催しで、館内は大賑わいでした。

まずはエントランス。裂織体験や特別展関連のワークショップです。
ボランティアの皆さんが大活躍!
ワークショップの様子
ボランティアの皆さんも大活躍
エントランスでは「第7回れきはく市・はに坊のどんぐりマルシェ」も開催され、多数のブースに出展いただきました。
エントランス
当館マスコットキャラクター「はに坊」も登場!たくさんの子どもたちに抱きつかれます。
はに坊登場
フラッグとポスターで、20年間の特別展の歩みを振り返ります。
ポスターでふりかえる歴博の歩み
常設展示室内では、「手回し蓄音機によるミニコンサート」が開催されました。
収蔵資料の活用の一環として実施したもので、民俗展示室の復元民家を背景に、童謡やジャズ、昭和の流行歌をお聞きいただきました。
懐かしさからか、歌詞を口ずさんだり、うっすら涙ぐむ方もいらっしゃいました。
蓄音機(1)
蓄音機(2)
愛媛県歴史文化博物館は、地域の皆様に支えられ、開館20周年を迎えることができました。
これまで当館を訪れていただいた方々は約214万人、収蔵資料も45万点を超えています。
博物館で愛媛の歴史文化を楽しんでいただくため、職員一同、一層努力してまいりますので、これまで以上に当館をご利用いただきますよう、よろしくお願いいたします。

祝!開館20周年記念 (2)記念講演会

11月 19日 水曜日

午後からは、開館20周年記念のもう一つの目玉イベントとして、記念講演会「作家・夢枕獏が語る四国と空海」が行われました。

夢枕獏さんは、『キマイラ』『餓狼伝』『陰陽師』など、多くの人気シリーズを持ち、日本における伝奇小説の第一人者です。空海については、『沙門空海 唐の国にて鬼と宴す』(2004年~)を発表され、大きな注目を集めています。

多目的ホールで行われた講演会では、空海と四国遍路の関係、四国の室戸岬などで空海が修行した様子、空海の著作『三教指帰』に見る仏教観、空海の真言宗や宇宙に対する考え方、空海が留学した唐の国・長安の繁栄ぶり、2年間で密教をマスターできた真相、人間としての空海の魅力などについて、夢枕さんならではの独自な視点で、たいへん興味深い内容でした。

祝!開館20周年記念 (1)記念式典

11月 18日 火曜日

平成6年に開館した愛媛県歴史文化博物館では、県民の皆様をはじめ多くの人々に支えられ、本年、開館20周年を迎えました。

11月16日(日)には、歴博の20歳を皆様と祝うために、記念式典や数々のイベントが開催され、終日、たくさんの来館者によって大いに賑わいました。

20周年記念イベントの皮切りに、多目的ホールで開催された開館20周年記念式典では、奥伊予太鼓保存会の皆様による素晴らしい和太鼓の演奏で始まりました。

奥伊予太鼓保存会による演奏

主催者を代表して当館橋本健治館長による挨拶の後、来賓を代表して、西予市長の三好幹二様、当館協議会の代表として佐々木正興様にご祝辞を賜りました。

西予市長三好幹二様による祝辞

当館協議会の代表・佐々木正興様による祝辞

その後、舞台中央では、関係者によるくす玉割りを行いました。ハニ坊も参加し、くす玉割りの瞬間は会場がもっとも賑わいました。

くす玉割り後の記念撮影

約1時間の記念式典でしたが、歴博の20年の歩みを振り返る場となり、参加者には記念品とおもちがプレゼントされ、式典は盛況のうちに幕を閉じました。

体験講座「そうだ!久万高原へ行こう・秋の3館めぐり」

11月 11日 火曜日

11月8日(土)に、特別展「続・上黒岩岩陰遺跡とその時代-縄文時代早期の世界-」関連の体験講座として、上黒岩岩陰遺跡のある久万高原町へ行ってきました。
今回の講座では、町内にある久万美術館、面河山岳博物館、上黒岩考古館の3館を巡りました。
久万美術館では、「孤高」と呼ばれる画家・馬越舛太郎(1899-1987・今治市生まれ)の描いた作品展を見学しました。作品とともに心地よい木の空間の中でゆったりとした時間を過ごすことができました。

久万美術館


石鎚山系の動植物や自然、歴史が凝縮された面河山岳博物館では、矢野真志学芸員に久万高原町の自然や動物について分かり易く解説いただきました。とくに導入でのカメムシの話には、参加者の皆さん興味津々でした。

面河山岳博物館


最後の上黒岩考古館では、はじめて訪れた方も多く、現地はもちろんのこと周辺域も散策しながら解説を行い、上黒岩岩陰遺跡の重要性について理解していただけたのではないかと思います。

上黒岩考古館


今回の体験講座では、美しい紅葉の中、天候にも恵まれ、「芸術」・「自然」・「考古」の視点から、秋の久万高原町をご堪能いただけたのではないでしょうか。

ふるさと旅行村

テーマ展「すえのうつわもの-館蔵品の須恵器紹介-」開催中

11月 7日 金曜日

10月11日(土)より、考古展示室にて「すえのうつわもの-館蔵品の須恵器紹介-」と題したテーマ展を開催しています。

これは、当館保管の須恵器のうち、5世紀後半から8世紀ごろのもの、およそ300点を展示し、時期ごとの変遷や器種の多様性を紹介するものです。

展示している須恵器の出土した遺跡名を列挙しますと、展示室入って右側から順番に、上難波南10号墳、松環古照遺跡、久米窪田Ⅴ遺跡、上難波南0号墳(いずれも松山市)、経ヶ岡古墳(四国中央市)、上三谷原古墳(伊予市)、大小谷谷窯跡(四国中央市)、尾土居窯跡(西条市)、片山1号墳、同4号墳、同7号墳(いずれも今治市)、池の内遺跡(西条市)です。

また、展示室中央部では、上三谷4号墳(伊予市)から出土した大型の壺や、池の内遺跡から出土した大型の甕、大下田2号東墳(砥部町)から出土した器台、上三谷2号墳(伊予市)から出土した装飾須恵器などを展示しています。

本テーマ展は、来年4月5日(日)まで開催しております。常設展示室の一部ですので、常設展示観覧料が必要(小中学生は無料)となりますが、須恵器の優美な形や古代人の技を感じに、ぜひ見にいらしてください。

また、平成27年2月7日(土)には、三吉秀充氏(愛媛大学埋蔵文化財調査室講師)による講座「須恵器の生産と流通」も開催されます。そちらもあわせてご参加ください。

特別展関連の考古講座②を開催しました

11月 2日 日曜日

先日、沖野実氏((公財)愛媛県埋蔵文化財センター調査員)を講師に迎え、「石器から見た縄文時代前夜の様相」と題した特別展の関連講座を行いました。
縄文時代早期という時期に定着しはじめる縄文時代の生業活動を理解する上で、それ以前の後期旧石器時代~縄文時代の移行期の様相を知っておくことが重要です。そこで沖野氏には、石器からの視点で当該期の様相についてお話ししていただきました。
講義のあとの質疑応答では、多田仁氏((公財)愛媛県埋蔵文化財センター)と兵頭(当館学芸員)も加わったことで、ちょっとしたシンポジウムのような形となり、受講者の方からは「質疑にスリルがあって面白かった」とのご意見もいただきました。