冬のくらしに活躍する昔の道具、暖房道具を紹介しております。
前回のブログで紹介した「あんか」の別名は「キシャ」でした。あんかの窓が汽車の窓に似ていることからこう呼ばれたようです。
土製の火入の上に蓋をして暖める道具は他にもあります。
この資料は「大和こたつ」といい、上から布団をかけて足や手を入れて暖めます。当館収蔵の大和こたつは何点かありますが、この資料の使い込まれた風合いはたまりません。
こちらの資料は新旧(?)のこたつです。
右側は炭でなく電気で暖める電気ごたつです。
左側が「やぐらごたつ」といい、木の枠「やぐら」の中に炭火をいれた火入を置き、上から布団をかけて使います。
このようにやぐらの一部が開閉し、中の火入を出し入れすることができます。
このような昔の道具の仕組み、動かし方なども「昔のくらし探検隊♪冬のくらし編」と民俗講座「親子で学ぼう!古い道具と昔のくらし」で体験していただきたいと思っております。
博物館でお待ちしております。