博物館では特別展やテーマ展を開催するほか、常設展示室についても一年に2~3回展示替えを行っています。3月6日(火)の休館日を利用して展示替えを行いましたので、その中から一部資料を紹介します。
まずは「憲法発布五十年記念盃」です。箱書きによると昭和13(1938)年に大日本帝国憲法発布50年を祝して行われた式典で、出席者に下賜されたものです。
次に元松山藩士の画家手島石泉が92歳の時に描いた県内各地の名所です。今回は、松山城、岩屋寺、道後温泉(玉の石)などを展示しました。
また、NHKの朝ドラ「トト姉ちゃん」で有名になった『暮しの手帖』も展示しました。中にはテレビでも話題となった「直線裁ち」が掲載された創刊号も含まれています。
このほか大正12(1923)年に宇和島で開催された全国自転車競走大会の写真や衛生兵の軍隊手帳、日誌、医療品なども新たに展示しました。今回展示替えした資料は、いづれも県民の皆さんから寄贈いただいた資料です。寄贈いただいた資料はこのように展示しています。博物館にお越しになった際は、ぜひ常設展もご覧ください。