祝!村上海賊に関するストーリー、「日本遺産」認定!

4月 29日 金曜日

このほど、村上海賊に関するストーリーが、文化庁により「日本遺産」に認定されました。
(申請主体:今治市〔愛媛県〕・尾道市〔広島県〕)

“日本最大の海賊”の本拠地:芸予諸島-よみがえる村上海賊“Murakami KAIZOKU”の記憶-

 戦国時代、宣教師ルイス・フロイスをして“日本最大の海賊”と言わしめた「村上海賊」“MurakamiKAIZOKU”。理不尽に船を襲い、金品を略奪する「海賊」(パイレーツ)とは対照的に、村上海賊は掟に従って航海の安全を保障し、瀬戸内海の交易・流通の秩序を支える海上活動を生業とした。その本拠地「芸予諸島」には、活動拠点として築いた「海城」群など、海賊たちの記憶が色濃く残っている。尾道・今治をつなぐ芸予諸島をゆけば、急流が渦巻くこの地の利を活かし、中世の瀬戸内海航路を支配した村上海賊の生きた姿を現代において体感できる。

日本遺産とは、文化庁が平成27年度から創設した制度で、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として認定するものです。ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を、地域が主体となって総合的に整備・活用し、地域の活性化を図ります。
四国では「四国遍路」についで2件目の認定になります。昨年度は18件、本年度は19件が認定されました。

当館でも、これを記念し、歴史展示室(中世)に記念パネルを展示しました!
日本遺産記念パネル
右は来島村上氏の村上(来島)通総像、左は能島村上氏の村上景親像です(いずれも複製)。

当博物館では、これまでも村上海賊に関する調査研究を行い、現地での展示や普及啓発、文化財の保存に積極的に協力しているところです。

このたびの「日本遺産」認定を心からお祝いするとともに、これからも引き続き関係機関と連携しながら、調査研究の推進や情報発信に取り組み、地域活性化の支援に努めてまいります。