4月24日(土)より考古展示室にて「木村剛朗氏と西四国の先史文化」を開催しております。この展示は、平成19年度に木村紀子様から寄贈を受けました故木村剛朗(たけお)氏〔1938年~2007年〕(日本考古学協会会員/中村市文化財保護審議委員など歴任)収集考古資料を中心に公開するものです。
これらの資料は、木村氏が長年にわたる考古学研究の過程で、遺跡を地道に踏査し収集された県内南部の旧石器・縄文時代の貴重な考古資料です。
本展では、これらの資料に加え、木村氏使用のカメラや原稿など(高知県立歴史民俗資料館に寄贈)を展示・公開しています。博物館施設でこれらの資料を一同に公開するのは初めてです。
本展を通して、西四国(愛媛・高知両県)の先史文化の解明に尽力した氏の功績を顕彰するとともに、当地域の先史文化の理解の一助となれば幸いです。
展示構成は次の通りです。
①プロローグ:木村剛朗氏と考古学
②資料の整理 :木村資料整理プロジェクト
③西四国の旧石器文化
④西四国の縄文文化
⑤エピローグ:木村氏の足跡をたどる 発掘された遺跡
この展示の目玉資料は、愛南町和口遺跡にて木村氏が採集された後期旧石器時代のナイフ形石器・翼状剥片・石核など数百点を一同に展示していることです。これらの資料は木村氏が休日を利用して10数年間遺跡に通われて採集された資料です。
展示は9月5日(日)までです。この機会に是非ご覧ください。展示資料については、数回に亘り紹介したいと考えています。

