開催中!「異界・妖怪大博覧会」18―がわら塚―

8月 24日 金曜日

四国中央市土居町入野で「がわら」(河童の異称「川太郎」の略)を埋めたといわれる塚が、天保13(1842)年成立の地誌『西条誌』巻十七(県歴史文化博物館蔵)に描かれている。

『西條誌』のよると、この「がわら塚」の言われは、昔、庄屋が入野の原に馬をつないで青草を食べさせていた。そこより少し南の本川口というところに淵があり、そこから「がわら」が出てきて、馬を川にひきこもうとしたが馬の綱にからまって、捕まってしまった。

「がわら」は五・六歳の子供のようで、頭には皿があった。人を食べるとされた「がわら」だったので、殺されてしまい、土に埋められた。その跡が「がわら塚」である。このように紹介されている。

なお、「がわら塚」という地名は現在も入野に残っており、江戸時代の伝説が口伝えで今に伝わっている。