お正月、1月2日(月)から開催されるテーマ展「お正月・めでた尽くし」展の設営・列品がはじまりつつあります。
13日は、幅9メートル、高さが1.6メートルもある大きな神社幕を展示しました。
こちらの資料は、「竹に虎」という縁起の良い組合せが描かれています。
虎は、四神の一つ西を守護する「白虎(びゃっこ)」として古くから描かれてきました。中国では虎は竹林に住まうとされることから、吉祥の文様として愛されています。十二支の一つとしてもよく知られています。
またこの神社幕は、その大きさも見ものですが、寛政11(1799)年に製作されたもので、染織資料としても貴重なものだといえます。
まだまだ準備段階の「お正月・めでた尽くし」展ですが、おめでたいだけではなく、空間をダイナミックにつかった展示になりそうです。
寅年の方もそうでない方も、雄雄しい虎に会いに、お正月はれきはくにいらしてください。
もちろん来年の干支「龍(辰)」に関係する資料も展示されますよ!