冬のくらしに活躍する昔の道具といえば暖房道具です。 愛媛県歴史文化博物館民俗展示室では、復元家屋「里のいえ」を中心に昔の暖房道具を展示しています。
トップバッターは火鉢です。灰を入れて炭火で暖を取る道具です。
真鍮(銅と亜鉛の合金)でできた火鉢です。お客さま用に使い、お湯などは沸かしません。
次の写真は桐火鉢といい、その名の通り桐の木でできています。
とはいえ熱源は炭。木材で燃えてしまわないのかと思いますが、縁をよーく見ると
木の火鉢が燃えないように中に銅など金属の箱が入っています。
一口に火鉢といっても素材や使用方法など様々です。
では最後にクイズを一つ。
次の資料は「手あぶり」といって、文字通り手をあぶって暖を取るための道具です。
しかしその形状から別名でよばれることもありました。 さてその別名は下の三つのうちどれでしょうか?
①マメ ②プチトマト ③ダルマ
答えは次回のブログで。