展示予告「異界・妖怪大博覧会」5―百鬼夜行絵巻3―

5月 31日 木曜日

当館所蔵の「百鬼夜行絵巻」に描かれた「妖怪」シリーズの第2回目。今回は、鬼だけでなく、道具の妖怪も登場です。(本資料は、7月10日~9月2日の企画展「異界・妖怪大博覧会」にて展示予定です。)


3 唐櫃を覗く赤鬼 
唐櫃の中に多くの妖怪が潜む。それを巨大な赤鬼が覗く。さて、この赤鬼、よく見ると角がない。虎の毛皮のパンツも履いていない。鬼にもいろんな姿があるようだ。


4 釜の妖怪 
釜をかぶって、手には笹の葉を持っている。毛皮を羽織っているようにもみえる。鳥山石燕著『百器徒然袋』の「鳴釜」は、これを基に描いたものだろう。


5 五徳の妖怪
台所道具の妖怪だ。五徳とは、火鉢の灰の中に置いて、鉄瓶や釜をのせる輪形の台。火吹き竹を前に吹いているが、炎は後方の頭上から出ているではないか。