8月20日(土)夏休み子ども講座「教えて!村上海賊」のご案内~自由研究やレポートにも!~

8月 15日 月曜日

夏休みもお盆を過ぎましたが、お子さんの夏休みの宿題はいかがでしょうか?
歴博では、常設展示室の魅力をこれまで以上にお伝えする試みの一つとして、夏休み子ども講座「教えて!村上海賊」を開催します。

このイベントは、当博物館の中世展示をみながら、このほど「日本遺産」に認定された村上海賊について、学芸員が子ども向けに分かりやすく解説するものです。
展示品のスケッチや、甲冑や陣羽織を着て、戦国時代の軍船「小早」に乗る体験もできます。

学習した成果をまとめれば、夏休みの社会科の自由研究に役立つかも。
ぜひお越しください!

日時 平成28年8月20日(土)13:30~15:00
定員 親子10組(当日受付・先着順)
対象 小学生及びその家族
集合 開始5分前に、歴史展示室2入口にお集まりください。
参加費 常設展示観覧券が必要(小中学生は無料、一般(高校生以上)510円・65歳以上260円)
持参物 筆記用具をご持参ください。写真を自由研究に使いたい方は、カメラもご持参ください。
中世展示室の様子

Nゲージ走行会始まる!

8月 14日 日曜日

特別展「TRAIN WORLD!」(8月31日まで)の関連イベントであるNゲージ走行会が始まりました(15日まで)。今回は、特急「宇和海」、「ソニック」、「しらさぎ」など各地を代表する列車のほか、28両編成の貨物車も登場しました。普段はあまり気にしない貨物車ですが、28両も連結して走行すると圧巻でした。親子連れの多くがスケールの大きさと様々な列車の走行に暫し足をとめて眺めていました。 
今回のイベントでは、事前にお申し込みいただいた1日20名の方に、Nゲージの運転体験もしていただきました。まず、伊予鉄道鉄道クラブの方から操作方法を教わって出発です。本物にそっくりのハンドルを握り、アクセルやブレーキを調整して走ります。自分の操作がNゲージに伝わっていることで、実際に列車を運転している感じになり喜んでいる様子でした。約10分間の体験でしたが、最後は駅にピッタリとストップ!
さて、明日はどのような車両が走るのでしょうか?引き込み線にはアンパンマン列車など様々な列車が並んでいました。何が走るかはお楽しみです。ぜひ、ご来館いただきNゲージの世界を感じてください。お待ちしています!

会場 当館エントランスホール
模型走行 10:00~16:00(15日は15:00まで)
運転体験する子どもたち
運転体験をする子どもたち
ジオラマ写真
ジオラマも豊富な巨大線路

歴博でNゲージが走る!

8月 12日 金曜日

現在当館では特別展「TRAIN WORLD!」(8月31日まで)を開催中です。おかげさまでこれまで多くの親子連れにご来館いただいています。さて、8月13日(土)~15日(月)の3日間、特別展の関連イベントとしてNゲージ走行会が行われます。今日はご協力いただいている伊予鉄道株式会社鉄道クラブの方々による準備が行われました。Nゲージは軌間(線路幅)が9㎜の小さな鉄道模型ですが、線路の上を走らすとそこには大きな鉄道の世界が広がります。試験走行として、北陸や四国を走っている特急を走らせましたが、現実にはすれ違うことのない車両がすれ違うのも模型の魅力です。線路の繋ぎや電気の流れ具合なども点検され準備万端です。3日間様々なNゲージが当館を走ります。ぜひ、この機会にNゲージの魅力をご堪能下さい。
会    場:当館エントランスホール
模型走行:10:00~16:00(15日は15:00まで)

エントランスホールにNゲージ出現!


カーブもスムーズに走行!

テーマ展「南予の裂織」開催中!

7月 28日 木曜日

7月16日(土)テーマ展「南予の裂織」展、開幕しました!

裂織とは、経糸(たていと)に麻・藤・木綿などの丈夫な糸を用い、緯糸(よこいと)に細かく裂いた古木綿布などを用いた織物やその技法をいいます。古布などを再利用した裂織の布地は丈夫で暖かく、撥水性もあることから、主に農・山・漁村の仕事着として使用されました。

裂織の衣服は、主に農山漁村に分布し、四国地方での事例は大変珍しく、愛媛県佐田岬半島や南予山間地域で確認されています。

裂織の仕事着。袖有りと袖無しの両方があります。

裂織の帯。帯は仕事用だけではなく、街着や浴衣にも用いられました。

今回の展示では、当館所蔵の裂織コレクションから仕事着や帯など約30点と、裂織クラブの皆さんの作品を展示しています。

裂織クラブ制作の裂織りんご。りんごの実は、緋色の絹布を用いています。

裂織クラブ制作のバッグとタペストリー。力作揃いですね!

☆テーマ展「南予の裂織」

期間:~8月31日(水)まで

開館時間:午前9時~午後5時30分(入館は午後5時まで)

観覧料:常設展示観覧料が必要です。

☆体験イベントのお知らせ

7月31日(日) 午後1時~午後3時 「コースターを織ってみよう」 文書展示室前

☆当館の裂織コレクションは、平成24年度特別展の展示図録「佐田岬半島と西日本の裂織」(定価2000円、友の会会員価格1600円)で詳しくご紹介しています

歴博でお昼! 昔なつかしい学校給食はいかが?

7月 27日 水曜日

夏休みに入って、子どもさん連れの姿が目立っていますが、歴博には一応レストランもあります。本格的な厨房設備でないため、カレーやうどんなどの軽食中心のメニューですが、夏休み限定メニューとして今年も昔なつかしい「学校給食」が登場しました。
今日のお昼、ちょっと試しに食べてみました。らくれんの牛乳、なつかしいですね。牛乳苦手という人のため、ココアもついていました。ビーフン、たしかにおかずによくあったように思います。わかめごはん、私の頃は、米飯給食が始まった頃で、いつものコッペパンと違ってうれしかったような記憶があります。そして、フルーツポンチ、みかんの缶詰と寒天が中心だったように思いますが、なぜか最後に残して食べていました。先割れスプーンも、目の敵のようにずいぶん批判されて、もう使ってないのでしょうね。アルマイトの食器も今はないでしょうし—-。

現在開催中の特別展「TRAIN WORLD!」。子どもさんに人気の「出発進行 坊っちゃん列車!」や「ダンボール“しおかぜ”」も平日なら並ばなくても大丈夫くらいですので、夏休み、子どもを連れて行く場所に迷ったら、西予市の歴博へGO!

特別展「TRAIN WORLD!」開幕!

7月 18日 月曜日

今月16日(土)から特別展「TRAIN WORLD!」(8月31日まで)が開幕しました。開幕当日から多くの方々にご来館いただきました。親子連れに人気なのが「ダンボールしおかぜ」と「ミニSL坊っちゃん列車」です。「ダンボールしおかぜ」では、体験用の制服を着て運転席で写真を撮られていました。中には「これは8000系しおかぜだよ!」と鉄道に詳しい子どももいてびっくりしました。「ミニSL坊っちゃん列車」では、硬券に似た記念切符をお渡しして改札するのですが、子どもたちは喜んで何度も乗車していました。
鉄道史に関心のある方は、東京オリンピック頃の予算本線のダイヤグラム、瀬戸大橋線開通時のヘッドマーク、伊予鉄道の電化に関するパネルなどに興味を示されているようでした。本展は「高速化と電化」を中心に県内の鉄道史を振り返っていますが、観光列車や四国新幹線構想など鉄道の新しい取り組みや将来についてのコーナーも設けています。「予土線の鉄道ホビートレインが大好きなんです」とか、「四国に新幹線ができると大阪までこんなに早くいけるの」という声が聞こえていました。
エントランスホールでは鉄道に関するショップも開設しています。おもちゃはもちろん、鉄道に関連した食器類や文房具など、お楽しみ商品がいっぱいです。もうすぐ夏休み!「TRAIN WORLD!」へレッツゴー

制服を着て、はいチーズ!

記念切符をもらって出発!

歴史展示室3(近世)を一部展示替え!

7月 14日 木曜日

 当館の常設展示室では、随時展示替えを行っていますが、今回歴史展示室3(近世)の資料を一部展示替えしました。いくつかご紹介します。

「加藤嘉明自筆書状」
 江戸時代初期 当館蔵
 加藤嘉明が小出吉親へ宛てた8月13日付けの書状です。明後日15日の晩に来訪することに満足し、来る22日の晩にも松平忠国・松平忠晴・戸田氏信を招待したので是非おいでいただきたいという旨を伝えています。また、両日ともは難しいという場合は、22日には必ずきてほしいとも伝えています。寛永3年8月の徳川秀忠・家光の京都上洛に諸大名が供奉しており、書状中の5名はすべて供奉しているので、その際のものと考えられます。大名同士の交流の一端がうかがえます。

「武人図」(松本山雪筆)
 江戸時代前期 当館蔵
 松山藩の御用をつとめた絵師松本山雪が描いた中国風の武人図です。描かれた三人の武人はいずれも視線を右に向けており、もとは右側に続きがある双幅だった可能性があります。そのことから、三人の武人を劉備、関羽、張飛として、右側には諸葛孔明の草庵が描かれていたと想定し、「草廬三顧」(そうろさんこ)を画題としたものという解釈も提示されています。

「伊達家筆跡貼交幅」【※初公開資料!】
 安土桃山時代~江戸時代末期 個人蔵・当館寄託
 宇和島・吉田両伊達家の関係人物の書状や書画5点がおさめられた掛軸です。上部には仙台藩初代伊達政宗書状、宇和島藩初代伊達秀宗書状、下部には同7代伊達宗紀書、吉田藩6代伊達村芳画、同夫人満喜子和歌が貼付されています。政宗書状には見廻りへの感謝、秀宗書状には竹の調達に関する指示が記されています。宗紀は能書家として知られ、村芳は学問を好んで書画をよくし、夫人満喜子は和歌にすぐれたことで知られています。

 常設展示室は、実はこのように少しずつ変化しています。
ご来館の際にはぜひ常設展示室へも足を運んでいただき、新たな資料との出会いや発見をしてみませんか。

もうすぐ夏休み! 歴博は夏休み企画満載!

7月 13日 水曜日

もうすぐ夏休みですが、歴博は7月16日(土)から夏休みモードにチェンジします。ただ今その準備の最終段階。

まずは、特別展「TRAIN WORLD!」。月曜日に「ダンボール“しおかぜ”」が入り口に入って、あとは微修正段階。小学生くらいまでの子どもさん連れのご家族にとっては、子どもさんが1/6サイズの「坊っちゃん列車」に何回も乗ったり、ダンボールしおかぜで遊んだりして、なかなか動こうとしないかもしれません。もちろん展示は、鉄道ファンの方にもご満足いただけるようにダイヤグラムやなつかしい写真、それに模型なども織り交ぜて充実したものになっています。

子どもさん連れの次の目的地は、恒例のお化け屋敷でしょうか? 今年は「呪われた人形師の家」。暗がりの中で人形の眼が怪しく光ります。
それからエントランスホールの体験学習室では、「うごく!お絵かき水族館&お絵かきサーキット」を開催。子どもさんが描いた絵がモニター画面の中で、まさに水を得た魚のように動きます。そのほかエントランスではおしゃれなヘアピンを作ったりするワークショップもやっています。

女性の方には、文書展示室で開催しているテーマ展「南予の裂織」が興味深いかもしれません。歴博友の会「裂織クラブ」の皆さんが作っていただいた真っ赤な「裂織リンゴ」の木が迎えてくれます。古くなった木綿の着物などを裂いてヨコ糸に使う裂織は、独特のリサイクル文化。週末には実演の計画もあるようです。
その隣の考古展示室では「発掘 南予の遺跡」を開催中。南予各市町の遺跡から発掘されたお宝を展示しています。土器などの立体パズルにも挑戦してみてください。
また、エントランスにある和紙彫塑家・内海清美氏が弘法大師空海の生涯を表現した「密●空と海」は昨年秋から後半10章を展示中。先日、照明の調整を行い、元の鮮やかな色合いがよみがえっています。
そして、常設展示室は、じっくり見ていると時間を忘れてしまうくらいのボリューム感があります。ぱっと見わかりにくいかもしれませんが、展示替えも逐次行っています。
本当に一日中、歴博に滞在していただいてもよいくらいの展示・イベント内容となっていますので、今年の夏は、ご家族おそろいで、あるいはご夫婦、気の合うお友達同士で、ぜひ、歴博にお越しください。スタッフ一同、心よりお待ちしています。

民俗展示室2「愛媛のくらし」 展示替え

7月 12日 火曜日

先日、民俗展示室「愛媛のくらし」の展示資料を一部展示替えしました。

蚊帳…夏の夜、涼しく安眠するために大事なことは蚊を防ぐこと。海の家では布団を敷いて蚊帳を吊っています。

回転式除草機…夏は、稲がよく育ちます。しかし雑草もすぐ伸びます。農家では、草刈り・草取りが大事な仕事でした。かつての除草作業は、這うように田んぼの中を進まなければならず、とても大変でした。
里の家の前にあるのは回転式除草機。田植えが正(せい)条(じょう)植え(同じ間隔で苗を受ける方法)で行われるようになると、除草機を使って、立ったままで除草ができるようになりました。

桑摘み爪…夏は、田んぼの仕事の他に、養蚕も行う地域が多くありました。山のくらしのモデルとなった西予市城川町野井川竜泉地区も、その一つです。
蚕がよく育つためには、食料となる新鮮な桑の葉が欠かせません。桑の葉を摘むための、専用の道具もありました。

海、山、里…それぞれの地域では、その地形や気候に応じたくらしが営まれていました。しかし、共通する仕事が全くなかった訳ではありません。その一つが養蚕です。
愛媛での養蚕は明治期以降に急速に広まり、海辺、山あい、里…県内の広い地域で、人々は「お蚕さん」を育てていました。今回は、養蚕で使われた道具も展示しています。

友の会土器ドキクラブ

博物館の周辺でもセミの鳴き声が響き始めた7月10日(日)に、今年度の第1回の友の会土器ドキクラブを実施しました。今回は、現在、当館考古展示室にて開催中の「発掘 南予の遺跡 Part3-考古収蔵庫に眠る南予の宝-」を、展示を担当したH学芸員の解説を交えて見学しました。

今回の参加者は11名と、近年では多い参加者となりました。皆さん真剣に学芸員の声に耳を傾け、懸命に展示資料やパネルを見つめては、メモや写真をとられていました。学芸員による1時間の解説後も、クラブ員は鋭い質問を矢継ぎ早に学芸員にぶつけて、土器や石器について学ばれていました。お蔭様で、終了後の展示担当者はセミの抜け殻状態に…(笑)。