【明日開幕】特別展「愛媛・お祭り博覧会2016」

2016年4月22日

4月23日(土)開幕の特別展「愛媛・お祭り博覧会2016」。

南予の牛鬼も展示室に搬入されました。

右側が、松野町松丸の牛鬼。

左側が、愛南町岩水の牛鬼です。

いよいよ、明日オープンです!!

懐かしの鉄道写真大集合!

2016年4月10日

当館では平成28年度特別展「TRAIN WORLD!」(7月16日~8月31日)に関連して、昨年11月より先月末まで高速化や電化をテーマとした写真を募集してきました。この間、県内はもとより、県外の方々からもご応募いただき、約60点の写真が集まりました。ご応募いただいた写真は、特別展の会期中展示させていただきますが、一足先に一部をご紹介します。ご応募いただいた皆さん、誠にありがとうございました。
なお、特別展の会期中に実施する関連講座も決定しました。7月23日(土)には四国旅客鉄道株式会社取締役会長 松田清宏氏に「国鉄・JR四国の高速化と電化(仮)」を、8月21日(日)には伊予鉄道株式会社取締役 中尾均氏に「伊予鉄道発達史(仮)」と題してご講演いただきます。そのほか、四国鉄道文化館へのバスツアーや子ども向けの鉄道工作もあります。ぜひ関連講座にもご応募下さい。夏は歴博で鉄道の世界へ!(歴史文化講座の詳細はこちら

急行うわじま 三秋信号所
昭和42~44年頃
場所:伊予市三秋  撮影:神野哲行氏 

ミカン輸送の臨時貨物列車
昭和55年
場所:新居浜市   撮影:河渕則彦氏

伊予長浜駅を通過する特急しおかぜ
昭和56年
場所:大洲市長浜  撮影:小川弘氏

エアコンがない時代の路面電車
昭和56年
場所:松山市南堀端 撮影:神野哲行氏

【特別展情報】現存最古?松山祭りの絵図

2016年4月5日

特別展「愛媛・お祭り博覧会2016」での注目資料に「阿沼美神社祭礼神輿宮出之図」(個人蔵・当館保管)があります。「松山祭り」、神輿の鉢合わせの様子を描いたものとしては現在確認されている中では最も古いと思われる絵図です。

「松山祭り」は10月5~7日に行われ、特に7日の神輿の鉢合わせで知られます。江戸時代、松山藩では味酒神社(阿沼美神社)・湯月八幡宮(伊佐爾波神社)・正八幡宮(雄郡神社)の祭を三祭と呼んでいました。

本図は、四角と八角の神輿で知られる味酒神社祭礼の宮出し行列を描いた図です。手前の2体の神輿は、屋根と胴を締め、担ぎ棒に固定しており、鉢合わせ、舁き比べを描いた構図と見られます。神輿舁きは、浴衣姿にたすき掛け、頭には鉢巻を結んで、神輿を中心とした祭りの熱気が伝わる構図となっています。

その先に宮出し行列として先頭には、鉾3本と大台鉾1基に続いて弓・立傘・神職・徒士、さらに作り物が3基、傘(台)鉾が描かれています。境内には、幟がはためき、「奉献・味酒神社」と染め抜かれ、右端には祝福芸の三番叟万歳も描かれています。作成年代は人物像や味酒神社の幟などより、江戸時代末期の祭礼風景を明治時代になって描いたものと考えられます。

松山祭りを描いた絵画資料としては初出と思われ、断片的な文献資料を補足する存在として注目されます。今日、神輿の鉢合わせが知られる松山祭りですが、江戸から明治時代にかけて、多様な練り物を伴う城下町の祭礼行列であったことがうかがえます。しかし、近代における練り物の衰退により、現在の神輿に一元化され、松山の祭礼文化が作り上げられたものと考えられます。

本資料は、個人所蔵ではありますが、平成28年1月に当博物館に寄託となり、今回の展示が初公開となります。

展示期間は、4月23日(土)から6月12日(日)までとなります。

※この資料の調査、解説文執筆にあたりましては、森正康氏(松山東雲短期大学教授)に格別のご協力をいただきました。

平安時代の衣装を体験!

2016年3月28日

3月27日(日曜日)は、ボランティアスタッフ4名のお手伝いいただき、テーマ展「おひなさま」にちなんで、歴史文化体験「平安時代の衣装を着てみよう!」を実施しました。
男の子は狩衣姿、女の子はおひなさまイベントでも大人気だった袿袴姿を用意しました。
狩衣の衣装は久しぶりの着付けだったので、スタッフも着付けに四苦八苦する場面もありましたが無事体験していただけて一同ほっとしました。
今日は女の子の衣装だけでなく男の子の衣装もあるので、お兄ちゃんと妹、お姉ちゃんと弟など、男女一緒に体験していただけました。

今日体験していただいたうちの、仲良し3人きょうだい。

愛媛では雛祭りを月遅れでお祝いするので、4月3日までは雛飾りを飾っているお宅も多いのではないでしょうか?
現在開催中のテーマ展「おひなさま」は4月4日までになっています。
博物館周辺の桜もちらほら開花しはじめましたので、 おひなさま展の最終日にはちょうど見ごろかもしれませんね。
お花見がてら、博物館へ足をのばしてみませんか?

宮前川遺跡群出土品の凱旋帰館!!(考古資料相互活用促進事業)

2016年3月11日

昨年10月10日に開幕したテーマ展「石手寺周辺を掘る!-道後地区の発掘成果と国立博物館からの里帰り-」が、3月7日に無事閉幕いたしました。開催日数125日間のロングランでしたが、みなさん、ご覧になられましたでしょうか?
これから年度末にかけては、各機関よりお借りしていた資料の返却作業が始まります。
早速、本日は、考古資料相互活用促進事業に伴い東京国立博物館に貸出していた松山市宮前川遺跡群出土品の返却がありました。かれらは、東京国立博物館において、「高知・愛媛の考古学」展で展示され、愛媛の考古学をアピールするという使命を無事に果たし、約半年ぶりの凱旋帰館となります。東京国立博物館の担当者さんによると、「このコシキ形土器はどうやって使っていたの?」、「あの土器には何が描かれているの?」と来館者の注目を集めていたようです。
こうした活躍に敬意を表し、4月23日から当館考古展示室で開催予定であるテーマ展「発掘 南予の遺跡」(仮)では、かれらのために展示スペースを設けて、凱旋展示(「お帰り」展)を企画していますので、ぜひお楽しみに。

おかえりなさい(^o^)


宮前川遺跡群出土品

2016年、おひなさまイベントは今年も大盛況

2016年3月7日

今年のおひなさまイベントは、2月27日、28日。
前日のテレビによる告知効果もあったのか、たくさんのお客様にご来館いただきました。
西条藩のお雛さまと同じ形式の衣装を着ることができる「おひなさまに変身」では先着50名があっという間に埋まってしまいました。

スタッフの体力が続く限り頑張って貰い、2日間で約190人の方に変身していただくことができました。
ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。そして、着付けスタッフの皆さん、本当にご苦労さまでした。

「十二単着付け体験」は、約60人近い応募の中から抽選で当選された計16名の方に体験していただきました。
着付け開始直後は、余裕の表情だった女の子たちも、着付け作業が終わるころには予想外の衣裳の重さに早くも疲れの表情が見えてきます。
そして、10キロ近い衣裳を身に着けての写真撮影。
重いけど、もうひとふんばり、頑張って!!
十二単姿、たくさん写真に撮ってもらいましょう。

常設展示室では、テーマ展「おひなさま」を開催中です。
会期は4月4日(火)まで。
今年もぜひ博物館のおひなさまに会いにきてくださいね。

「四国遍路」高校生英語スピーチコンテストがYouTubeにて公開!

2016年3月4日

「四国遍路」の日本遺産認定を記念して、去る1月24日(日)に松山市内で開催した「四国遍路」高校生英語スピーチコンテストが行われました。

四国各県から14名の高校生の参加があり、「お遍路」や「お接待文化」の歴史や現代における意義、次世代への継承の必要性やそのためのアイディアなど、これからを担う若い世代の方々から素晴らしい英語スピーチが披露されました。

このたび主催の四国遍路日本遺産協議会によって、出場者14名全員の英語スピーチの模様がユーチューブや南海放送のホームページ等に掲載されています。

四国の高校生たちが英語で四国遍路の魅力を国内外に積極的にアピールしている様子を是非ご覧ください。

詳しくは:http://www.rnb.co.jp/node/93022

【祭り展関連情報】愛媛に歌舞伎役者の片岡愛之助さんがやってくる。

2016年2月28日

片岡愛之助さん

先般2月19日に、愛媛県から報道発表がありましたが、3月26日(土)に開幕する「えひめいやしの南予博2016」の広域コアイベントとして、この愛媛県歴史文化博物館も会場の一つとして「民俗芸能サミット 卯之町ブロードウェイ」が開催されることになりました。

【参考】南予博イベントの概要について
http://www.iyashinonanyo.jp/news/detail/news_id/874/

この「民俗芸能サミット 卯之町ブロードウェイ」は、5月28日(土)と29日(日)の2日間にわたり、西予市宇和町卯之町の「卯之町の町並み」、「愛媛県歴史文化博物館」、「宇和文化会館」を会場として実施されます。

「卯之町の町並み」では、古い町並みを舞台に、南予の各地に伝わる民俗芸能が披露されるとともに、歌舞伎界で活躍する片岡愛之助さんのお練りも予定されています。

「愛媛県歴史文化博物館」では特別展「愛媛・お祭り博覧会2016」が開催中で、民俗芸能(鹿踊り)に関する実演、シンポジウム等が予定され、現在調整しているところです。

「宇和文化会館」では、民俗芸能の実演や、片岡愛之助さんによる歌舞伎舞踊の上演やトークショーが予定されています。(なお、片岡愛之助さんのトークショー等のチケット販売は4月から発売予定となっています。)

詳しくはこちら(南予博ホームページ)をご確認ください。
http://www.iyashinonanyo.jp

「八幡浜市若山の俵札」 愛媛大学日本史研究室との合同調査2

2016年2月25日

2月23・24日の二日間、愛媛大学法文学部日本史研究室と共同で当館所蔵の四国遍路関係資料(八幡浜市若山の俵札)の資料調査を行いました。

この調査は昨年度から実施しているもので、今年度は胡光先生、中川未来先生とそのゼミ生の皆さん(計14名)が参加されました。

俵札とは、お接待の返礼に受け取った納札を俵に詰めて、天井などに吊り下げ、厄災を除くお守りに用いられたものです。

俵の中身には、お遍路さんが札所巡拝とお接待の返礼などで用いた納め札、護符、仏絵などがたくさん収納されています。

調査作業は、愛大生は3つの調査班に分かれ、胡先生、中川先生、当館学芸員の指導・助言のもと、一枚ずつシートに入れた俵札に整理番号を付け、俵札の大きさを計測し、そこに記されている情報(巡礼名称、願意、願主、年月などの)を解読して、調査票に記入するものです。

二日間にわたる資料調査でしたが、俵札には江戸時代後期から明治時代後期のものが確認され、全国各地のお遍路が用いた納め札のほか、諸国を巡った六十六部回国聖のものなど、様々な種類の札や護符などが確認されました。まだ俵札の全部を調査できていないため、詳細やその全体像は不明ですが、四国霊場43番明石寺と九州と四国を結ぶ玄関口である八幡浜港の中間地点である八幡浜市若山にのこされた俵札は、巡礼者の貴重な生の記録であり、地域にのこる巡礼研究資料として注目されます。

【予告】特別展「愛媛・お祭り博覧会2016」を開催します!

2016年2月23日

愛媛県内では東予、中予、南予の地域ごとに特徴のある祭り文化が見られます。東予地方の太鼓台(四国中央市、新居浜市)、だんじり(西条市)、継ぎ獅子(今治市)、中予地方の神輿(松山市ほか)、南予地方の牛鬼、鹿踊、人形屋台(宇和島市、八幡浜市ほか)など全国的に見ても豪華絢爛であり、迫力満点で、勇壮優美な祭りが伝承されています。

今回の展示は「えひめいやしの南予博2016」地域企画イベントとして、南予地方の祭礼を中心に据え、南予の「新たな地域資源の掘り起こし」を目的とし、平成12年度企画展「愛媛まつり紀行」以降に当館での調査研究で進展した最新の成果を公開することを主眼としています。

当然、南予地方だけではなく、中予地方、東予地方の祭礼資料も展示します。この特別展では、近年確認された「銅山略式志」(平成26年新発見・新居浜〔旧別子〕のだんじりが描かれた祭礼図)や、「氷見石岡神社祭礼渡御行列之図」(初公開・西条まつりのだんじり行列図)など、新発見、初公開の資料を数多く展示する予定です。

展示会名 特別展「愛媛・お祭り博覧会2016」
開催日  平成28年4月23日(土)~6月12日(日)
会場   愛媛県歴史文化博物館 企画展示室

展示内容、観覧料などの詳細は、今後、随時アップしていきます!