※中予地方 松山市鷹子町
松山地方の秋祭の主役は神輿と獅子舞です。獅子舞では「今神楽」「とんとこ」「山さがし」など様々な演目があり、狩人や猿・狐が登場し、ストーリー性あふれるのが特徴です。
中予地方の獅子舞は、南予と同じく二人立ちですが、緩急激しく頭を振り、太鼓のリズムも南予に比べて早いのが特徴です。獅子舞を舞う若者は地域の中でヒーロー扱いされ、獅子頭を持って舞う役を任されるまでには約10年間、修業しないといけないといわれる地域もあります。
地域によって獅子頭の形も異なっています。この松山の獅子頭は一本角ですが、角のない獅子頭も多く、東予地方や南予地方では、顔の色は緑ではなく赤色が主流となっています。