「八幡浜市若山の俵札」愛媛大学法文学部日本史研究室との合同調査4

2018年3月2日

2月22日・23日の2日間

当館所蔵の四国遍路関係史料(八幡浜市若山の「俵札」)の整理を

愛媛大学法文学部日本史研究室と共同で行いました。

 

この「俵札」調査は平成27年度から始まり

今年は4年目の調査となります。

今回も胡光先生をはじめとする16人の方が参加されました。

昨年度に引き続き、

俵から取り出した納め札1枚1枚の

内容や大きさなどを調査しました。

この納め札からは、四国内だけでなく、

九州・中国地方や関西、遠い所では仙台・茨城・長野など

多方面から多くの人が愛媛へ赴いていたことなど、

当時の巡礼者の様子をうかがうことができます。

 

「俵札」調査の一部成果は、現在開催中の

特別展「研究最前線 四国遍路と愛媛の霊場」

でも紹介しております。

 

また、今回調査を行ってくださった

愛媛大学の胡光先生の講座「四国遍路と伊予の霊場」は、

3月10日(土)13:30~15:00です。

ぜひお越しください。