2月22日・23日の2日間
当館所蔵の四国遍路関係史料(八幡浜市若山の「俵札」)の整理を
愛媛大学法文学部日本史研究室と共同で行いました。
この「俵札」調査は平成27年度から始まり
今年は4年目の調査となります。
今回も胡光先生をはじめとする16人の方が参加されました。
昨年度に引き続き、
俵から取り出した納め札1枚1枚の
内容や大きさなどを調査しました。
この納め札からは、四国内だけでなく、
九州・中国地方や関西、遠い所では仙台・茨城・長野など
多方面から多くの人が愛媛へ赴いていたことなど、
当時の巡礼者の様子をうかがうことができます。
「俵札」調査の一部成果は、現在開催中の
特別展「研究最前線 四国遍路と愛媛の霊場」
でも紹介しております。
また、今回調査を行ってくださった
愛媛大学の胡光先生の講座「四国遍路と伊予の霊場」は、
3月10日(土)13:30~15:00です。
ぜひお越しください。