特別展江戸考古紹介(24) 江戸時代の焼塩壺

11月 25日 火曜日

県民館出土焼塩壺
県民館跡地出土焼塩壺(愛媛県教育委員会蔵)

 私たちの食卓に調味料として塩は欠かせません。江戸時代にも卓上塩として使われた塩壺があることが松山藩の武家屋敷から出土した遺物からわかります。
 素焼きの土器の中に粗塩を入れて、容器ごと蒸し焼きにすると、ニガリが取れて上質の塩が出来上がりました。中身はなくなると容器は廃棄されました。京都や堺産の焼塩壺が有名で、商品として流通していたと考えられます。
 愛媛では近世遺跡の調査が少ないのでよくわかりませんが、今後いろいろな形態の焼塩壺が見つかる可能性があります。