ことわざになった道具たち-その1-「下駄をはかす」

2008年12月21日

「昔の道具の謎をとけ!」展では、ことわざになった道具を紹介しています。2007年の「異界・妖怪大博覧会」展では妖怪になった道具を紹介しました。
「百鬼夜行絵巻」という絵巻物では、顔や頭などの体の一部が道具で表現されている妖怪が描かれているのです。それは、道具を粗末に扱うと妖怪になってしまうという考えからきています。
同じように、古くから人々の間で言われてきた教訓やことわざのなかにも、道具が出てきます。それだけ、人々に身近でわかりやすいたとえとして道具が使われたということでしょう。
紹介する道具はいずれも「昔の道具の謎をとけ!」展で見ることができますので、ぜひご覧のうえ、ことわざを使いこなしてください。
下駄をはかせる
下駄をはかす(イラスト 菊池安希子)

下駄とは昔のはきもののことです。下駄をはくと背が高くなることから、ものの値段や数字を実際よりも高くつけることを「下駄をはかせる」といいました。
下駄やぞうりも今の靴と同じように、天気や着る服、何をするかを考えて、えらばれました。さあ、「昔の道具の謎をとけ!」展で、はきものから天気や人物を推理してみませんか。

例 遊んでばっかりのあの子が落第しないなんてびっくりだ。テストの点数に下駄をはかしてもらったんじゃない?

下駄

下駄の展示風景