当館所蔵の「百鬼夜行絵巻」に描かれた「妖怪」シリーズの第3回目。お経や錫杖など仏教法具などの妖怪です。(本資料は、7月10日~9月2日の企画展「異界・妖怪大博覧会」にて展示予定です。)

6 仏具の妖怪
左上の妖怪は、頭にお経(経巻)を載せている。右下の妖怪は、お堂の中で置いて使う鐘(「磬子(けいす)」)をかぶり、たたく棒(「倍(ばい)」)を持っている。

7 笙の妖怪
錫杖を担いだ妖怪。頭は笙(雅楽の楽器)をかぶる。もともと錫杖は、魔を除ける仏教道具だが、それを妖怪が持っているとは、これまた不思議。

8 妖怪の入った葛籠(つづら)
縄で縛られた古葛籠。中では妖怪がうごめいている。大きな爪を持つ黒い手も出ている。上には鋏(はさみ)の妖怪がいる。鋏で縄を切ってしまえば、妖怪は大暴れ?