特別展「高虎と嘉明―転換期の伊予と両雄―」が開幕しましたが、展示内容を詳しく解説した特別展図録も完成しました。群雄割拠の戦国時代から、豊臣秀吉や徳川家康により天下が統一される時代。その時代の転換期に生き、伊予の近世の礎を築いた二人の生涯を、関連資料の図版満載で紹介しています。
最新の研究成果を盛り込んだ論考も6本掲載しています。A4版135頁、1500円でミュージアムショップにて販売しておりますので、ぜひご覧ください。
高虎と嘉明―転換期の伊予と両雄― 2017年9月30日発行 A4版135頁
図版
[プロローグ] 藤堂高虎/加藤嘉明
[いくさの世] 秀吉のもとで/家康のもとで/豊臣から徳川へ
[太平にむけて] 伊予の知行/城・町の建設/村方の整備/寺社の保護/伊予八藩
[エピローグ] 国替
論考
武田和昭「資料紹介 木造阿弥陀如来立像 一躯」
西村直人「伊予松山城跡から出土した加藤期の陶磁器と瓦」
藤本誉博「関ヶ原合戦後の越智郡の知行配分について」
井上 淳「初期今治城絵図に関する一考察」
山内治朋「藤堂南予支配における田中林斎と灘城代藤堂良勝」
山内治朋「近世初頭伊予に見る「重判」文書」
項目解説・図版解説
図版目録
主要参考文献
図録は郵送で取り寄せることもできます。
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