展示案内特別展・テーマ展 詳細

テーマ展「疫病退散えきびょうたいさん感染症かんせんしょう歴史れきし民俗みんぞく―」

 令和2年は新型コロナウィルスCOVID-19の感染拡大により、社会、経済等が多大な影響を受けた年でした。愛媛県歴史文化博物館では令和2年を締めくくる展示として本テーマ展を開催します。改めて日本における感染症(疫病)の歴史・文化を見つめ直す機会になればと思います。

展示概要

会場
愛媛県歴史文化博物館 企画展示室
会期
2020年12月9日(水)~2021年1月24日(
開館時間
9:00~17:30(入館は17:00まで)
観覧料
  大人
(高校生以上)
高齢者
(65歳以上)
小・中学生
常設展観覧料 520
[420円]
270円
[220円]
無料
[無料]
※[]内は20名以上の団体料金
休館日
開催期間中の休館日:12月14日(月)、12月21日(月)、
(年末年始)12月28日(月)〜1月1日(金)、1月12日(火)、1月18日(月)
開館日カレンダーはこちら

展示構成・資料

(1)古代の疫病

日本書紀(最古の疫病記録)、続日本紀(天然痘と藤原四兄弟)、万葉集(疫病と和歌)、日本三代実録(祟りと疫病、御霊会)、大鏡(藤原道長と疫病)、高野大師行状図画(空海と疫病)

(2)近代の伝染病

明治・大正時代の流行病に関する海南新聞記事、流行病に関する愛媛県行政資料、スペインかぜに関する新聞記事

(3)疫病と民俗行事

白澤(宇和島藩藩札、旅行用心集)、菊間の牛鬼、郷土玩具コレクション、疫病除けの呪い(新撰呪詛調法記大全)

主要展示資料

  • 「新撰呪詛調法記大全」
    (個人蔵)
  • 「新撰呪詛調法記大全」に
    見える麻疹除けのまじない
  • スペイン風邪の流行記事
    (「海南新聞」大正7年11月9日付)
  • 菊間瓦の疫病除け牛鬼
    (個人蔵)
  • 「大鏡」
    (藤原道長の栄華と疫病・当館蔵)

関連ワークショップ

  • 当日参加OK

    疫病退散!白澤(はくたく)キーホルダーをつくろう!

    「白澤(はくたく)」は中国の想像上の神獣で、白澤図を持てば災難を免れるといわれているよ★

    会期中の土曜日日曜日祝日開催!
    10:00~12:00/13:00〜16:00

    会場:
    エントランスホール
    材料費:
    200円(友の会会員は会期中1回のみ150円に割引)