Archive for 2月, 2018

四国遍路展・おひなさま展 いよいよ開幕!

2018年2月16日

今日は、旧正月。伊予路に春を呼ぶと言われる「椿まつり」は旧暦の1月8日とその前後の日に行われることになっているようで、今年は来週の2月22日から。2月になっても寒かったはずです。

歴博の春は、毎年恒例のおひなさま展から。今年もいよいよ明日17日(土)から始まります。今年の入り口の雛飾りは、「曲水の宴」。みやびな雰囲気を味わっていただけます。

それから四国の春と言えば、お遍路さんの鈴の音とともにやってくるというのが、これまた風物詩。歴博では、特別展「研究最前線 四国遍路と愛媛の霊場」が、これまた明日17日(土)から始まります。

入り口でお迎えしているのは、松山沖の野忽那島の神社に明治17年に奉納された娘遍路の絵馬。当時の遍路装束がよくわかります。

今回の展示では、当館で収集し、調査研究してきた資料に加え、最近調査が行われた52番札所・太山寺や51番札所・石手寺などからも資料をお借りして展示をしています。
太山寺のコーナーで目につくのは、開祖とされる真野長者とその妻・玉津姫、そして娘の般若姫と伝わる平安時代の作と言われる木像。

石手寺の方では、室町時代の景観を描いた「往古図」が目を引きます。今の境内の両横、前後に、たくさんの建物が配置された様子は、まさに壮観。

そして、図録の表紙にもなっている絹本著色の「大勝金剛像図」。

赤外線写真で、絵柄がくっきりと浮かび上がりました。

その他にも見どころは盛りだくさん。週末は、お天気も良さそうなので、ぜひご家族おそろいで、歴博に春を見つけに来ていただければ幸いです。

【トイレ使用可!】れきはく通常開館しています。

2018年2月11日

この度、大雪と記録的な寒波によって、広域断水の続いている西予市宇和地域等の皆さまに、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

地元宇和にある愛媛県歴史文化博物館は、幸い、水道の施設、水の供給に大きなトラブルもなく、通常開館しています。

トイレの使用も可能で、レストラン(軽食)・ミュージアムショップも開店しています。

この連休中は、常設展だけではなく、親子向けワークショップも開催しています。

自宅以外で、休日のひとときを、お近くで安心、安全に過ごす場所として、ぜひ、ご利用ください。

*******************

本日11日、明日12日の歴博イベントの紹介です。

日程   2月11日(日)・12日(月)
時間  10:00~12:00  13:00~16:00
場所  愛媛県歴史文化博物館こども歴史館

1 「スノードームをつくろう」
  すてきなフィギュアをえらんで、オリジナルスノードムをつくりましょう!
  材料費 500円(友の会会員は1回400円)

2 「ノートにデコしよう」
  自分だけのすてきな デコノートをつくってみましょう!
  材料費 300円(友の会会員は1回200円)

※ 材料に限りがありなくなりしだい、終了することがありますので、お早めにご来館ください。

詳しくはこちら。

はに坊ブログ
http://www.i-rekihaku.jp/staffblo/

愛媛県歴史文化博物館
http://www.i-rekihaku.jp/sp/

なお、

12日(月)は天気予報で積雪のおそれもありますので、ご注意ください。

13日(火)は休館日となります。

歴博は銀世界!

2018年2月8日

今年は、毎週のように雪が降っている感じですが、今朝は、放射冷却現象で、観測史上記録的な冷え込みだったようです。宇和の最低気温は、マイナス12℃だったとか。車の外気温表示によると、松山がマイナス3℃、大洲でマイナス5℃、宇和に入るとマイナス8℃でした。部屋に入って展示棟を見ると、つららが異様に長く伸びていました。

高速道路の通行止めも、お昼には西予宇和ICまでは解除となりましたが、歴博への登り坂には雪が残り、駐車場もまだ真っ白です。今日も、歴博は営業しています。

ただ今、2月17日(土)から始まる特別展「研究最前線 四国遍路と愛媛の霊場」と毎年恒例のテーマ展「おひなさま」の展示準備が着々と進んでいます。Coming Soon!
ということで、今週末からの3連休は、展示は、常設展とテーマ展「大型器台とその時代」だけですが、ワークショップ・イベントは開催しています。

天気予報を見ると、明日はいい天気で、土曜日は雨、これで雪は解けてくれそうですが、日曜、月曜は、また雪マークが。もう雪は十分なのですが、ご来館される方は、冬用タイヤで気をつけていらっしゃってください。