【歴史文化講座】愛媛の災害と言い伝え

2022年6月18日

竹井賢二先生の講座「愛媛の災害と言い伝え」

本日は、竹井賢二先生による歴史文化講座「愛媛の災害と言い伝えー自然災害伝承碑に学ぶー」が行われました。

昭和18年7月の豪雨により、重信川の堤防が決壊し、現在の松前町域の大部分が浸水被害を受けています。竹井先生は、当時松前町内に居住し、水害を体験された方々から聞き取り調査を行い、その成果を、古写真や地図などを交えながらわかりやすく紹介していただきました。

また、国土地理院が令和元年に地図記号に制定した「自然災害伝承碑」のうち、愛媛県内で登録されている12件や、未登録の伝承碑などもご紹介いただきました。

この6月から7月にかけての梅雨時期は集中豪雨による水害、土砂災害が発生しやすい季節。今回の竹井先生の講座からは、それぞれの地域において、過去の災害の体験者から直接お話をうかがうことで、地域の災害履歴を確認する大切さを学びました。竹井先生、ありがとうございました。

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『えひめにいてほしい!コビト』第三弾 結果発表

2022年6月4日

『えひめにいてほしい!コビト』大募集!ですが、こびと研究家・なばたとしたかさんと歴博こびと研究室が選定した第三弾の優秀作品が発表されました。下記からご確認ください。

結果発表

3弾までの合計で1374作品の応募がありました。個性的なコビトの数々。どれも見応えがありました。

また、作品を送っていただいたお母様の手紙に、お絵かきが苦手で描きたがらなかった子どもが、こびとづかん展を観覧してから、こびとを描くことにすっかりハマリましたとありました。うれしいお手紙、ありがとうございました。担当者冥利に尽きます。

こびとづかん展は、6月5日(日)で閉幕しますが、 『えひめにいてほしい!コビト』 にご応募いただいた作品は、優秀作品とともに、博物館のエントランスホールに 6月30日(木)まで展示しています。ぜひご覧ください。

なお、6月21日(火)から23日(木)はくん蒸作業のため、臨時休館しますので、御来館の際には休館日にお気をつけください。

『えひめにいてほしい!コビト』第二弾 結果発表

2022年5月27日

『えひめにいてほしい!コビト』大募集!ですが、こびと研究家・なばたとしたかさんと歴博こびと研究室が選定した第二弾の優秀作品が発表されました。下記からご確認ください。

結果発表

愛媛に生息するユニークなコビトが続々発見されています。第三弾の募集は今日まで。優秀作品の発表まで今しばらくお待ちください。

『えひめにいてほしい!コビト』第一弾 結果発表

2022年5月22日

特別展「なばたとしたか こびとづかんの世界展」の関連企画として行われている『えひめにいてほしい!コビト』大募集!ですが、こびと研究家・なばたとしたかさんと歴博こびと研究室が選定した第一弾の優秀作品が発表されました。下記からご確認ください。

結果発表

第二弾は現在、審査中。第三弾は 5月27日(金)必着 でまだ募集しています。まだ間に合います。皆様のユニークな作品、お待ちしております。

正保伊予国絵図の修復について

2022年5月18日

当館が収蔵する「正保伊予国絵図(しょうほういよのくにえず)」の修復を行うため、専門業者への引き渡しがありました。この修復は(公財)住友財団の一部助成を受けて行うもので、令和4年度、5年度の2年間を予定しております。

正保伊予国絵図は、縦横ともに7メートルを超え、全国の国絵図の中で最大級のものといえます。裏書などにより、本図は松山藩が幕府に提出する原本と同時平行して作成していた控図に当たることが判明しています。縮尺は6寸1里(約21,600分の1)。城・陣屋・古城をはじめ村名や村の生産力を示す石高、主要街道、船路など詳細な交通情報が記されています。

巨大な絵図であるため、折り目部分に負荷が大きく、現在は大きく二つに分裂しているほか、紙の継ぎ目の糊はがれが生じ、一部に画像のズレも見えます。

引き渡しの様子は報道機関にも公開、多くの取材があり、絵図の一部を広げて、国絵図の詳細な情報を御覧いただきました。修復後には絵図の高精細デジタル撮影を行い、当館HPの「絵図・絵巻デジタルアーカイブ」で公開する予定です。

展览视频已经完成 爱媛县历史文化博物馆新常设展“密●空与海”

2022年4月12日

请通过此 URL 观看 YouTube 视频。
https://youtu.be/SmE_hkH-EZ4

爱媛县历史文化博物馆,从2012年开始了关于弘法大师空海的公开常设展览。
在国际上有着极高艺术赞誉的和纸雕塑家内海清美先生通过他的作品“密●空与海” 的人偶群来展现空海的一生。这是享誉世界的地域资源,“四国朝圣文化”的根本。
这些人偶是用爱媛县的大洲和纸,川之江手制和纸等制作的。 该展览是一种综合的艺术形式,充分利用声音和灯光设计来呈现一组约200个人偶来展现充满魅力的展览空间。

爱媛县历史文化博物馆新常设展“密●空与海” 网站
https://www.i-rekihaku.jp/exhibition/new_jyousetu/
现在在位于爱媛县西予市的爱媛县历史文化博物馆常设展示中公开。
地址是爱媛县西予市宇和町卯之町4-11-2

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祝 吉川英治文学賞ご受賞 京極夏彦さん

2022年3月3日

昨日3月2日、発表された第56回吉川英治文学賞(吉川英治国民文化振興会主催)に、京極夏彦さんの『遠巷説百物語』(KADOKAWA)が選ばれたとのニュースが届きました。京極さん、おめでとうございます。

愛媛県歴史文化博物館では、今週末の日曜日、3月6日午後に、京極夏彦さんをパネリストとしてシンポジウム「四国遍路と弘法大師空海」を開催します。京極さんには、新型コロナウィスルス感染対策のため、オンラインでのご登壇となります。

京極さんの演題は、「辺と遍、行と願を巡って~小説家の立場から」。四国遍路の文化や、四国の風土性について、お話いただくことになっています。

愛媛県歴史文化博物館のYouTubeチャンネルでライブ配信いたしますので、ぜひご視聴ください。

詳しくは、愛媛県歴史文化博物館のホームページをご確認ください。

「密●空と海―内海清美展」動画完成記念「四国遍路と弘法大師空海」シンポジウム

3月6日(日)の「密●空と海―内海清美展」動画完成記念「四国遍路と弘法大師空海」シンポジウム開催まで、あと数日となりました。

日時 2022年3月6日(日)13:00~16:30

場所 多目的ホール(現地での定員100名 ※要事前申込)

参加費 無料

パネリスト 京極 夏彦氏(小説家)
      東 雅夫氏(文芸評論家/アンソロジスト)
      胡 光氏(愛媛大学四国遍路・世界の巡礼研究センター長)
     ※県外パネリストはオンライン参加予定です。

当日は会場の模様を、当館YouTubeチャンネルでライブ配信いたします。ぜひ、ご視聴ください。

なお、現地での参加お申し込みも受け付けています。参加ご希望の方は、こちらの参加お申し込みフォームより、お願いいたします。

詳しくは、愛媛県歴史文化博物館のホームページをご確認ください。

四国遍路と弘法大師空海シンポジウムのご案内

2022年2月16日

3月6日にシンポジウム「四国遍路と弘法大師空海」を開催します。

パネリストはご覧の方々です。
 京極夏彦氏(小説家)
 東雅夫氏(文芸評論家/アンソロジスト)
 胡光氏(愛媛大学四国遍路・世界の巡礼研究センター長)
 *パネリストはオンライン参加予定です。

視聴方法、会場参加のお申し込み方法は、詳細は、チラシもしくはホームページをご確認ください。
https://www.i-rekihaku.jp/information/2022/henro_symp/

特別展「古代文学と伊予国」 軽太子と軽大郎女の悲恋

2022年2月13日
『古事記』下巻(愛媛県立図書館蔵)
左から三行目に軽太子が「伊余湯」に流されたと記される。

現在、開催中の特別展「古代文学と伊予国」では、県名「愛媛」の「愛」にちなんで、古代文学に見る様々な愛のカタチを紹介するコーナーを設けています。

愛媛県(伊予国)に関する「愛」のストーリーといえば、木梨軽太子(きなしのかるのみこ)と軽大郎女(かるのおおいらつめ)の悲恋がよく知られていますので、展示室の導入部分に、関連資料を展示しています。

展示しているのは『古事記』下巻。允恭(いんぎょう)天皇条に、同じ母の兄妹で愛し合った皇子・軽太子と皇女・軽大郎女が、皇位継承の争いもあり、軽太子が「伊余湯」に流され、後を追ってきた軽大郎女とともに亡くなったことが記されています。

この軽太子と、同母妹の軽大郎女との許されない恋愛は、古代でも有名な悲恋物語でした。『古事記』では12首もの歌謡が記されています。

『古事記』の意訳をすると以下のようになります。

父の允恭天皇が崩御し、皇位継承が決まっていた皇太子の軽太子が、妹の軽大郎女に恋をして、密通し、歌を詠んだ。

  あしひきの 山田を作り 山高み 下樋を走せ 下どひに   

  わがとぶ妹を 下泣きに わが泣く妻を こぞこそは 安く肌触れ

 【意味】山田を作ると、山が高いので地中に配水管を走らせる。

    そのようにこっそりと妻問いをし、ひそかに私が恋い泣く妻を、

    今夜こそ安心して肌に触れたことよ。

当時、異母兄妹の恋愛は問題とされなかったが、同母の兄妹の恋愛はタブーとされていた。二人の恋愛を知った者たちは、弟の穴穂皇子(後の安康天皇)側に集まり、軽太子は大臣の家に逃げ込むも、捕えられる。そして「伊余湯」(伊予国の温泉)に流罪となった。

そして、妹の軽大郎女は兄・軽太子を慕ってあとを追って歌った。

  君がゆき 日長くなりぬ やまたづの 迎へを行かむ 

  待つには待たじ

  【意味】あなたが旅立って日がたちました。私は迎えに行きます。

    これ以上待つことはできません。

こうして伊予国(愛媛県)で再び一緒になった二人は、死出の旅を選んだのであった。

なお、この軽太子・軽大郎女の悲恋については、2月23日(祝)13:30~15:00

に開催予定の歴史文化講座「古代文学と伊予国」でも取り上げる予定です。