よいこのみなさん こんにちは
歴史大好き どんぐりです!
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もうすっかり秋ですね。
食べ物もおいしいし、読書や芸術などにもぴったりの季節になりました。
そして、れきはくでも新しい特別展
「高虎と嘉明-転換期の伊予と両雄-」
(たかとらとよしあき―てんかんきのいよとりょうゆう―)
が9月30日から始まります!
戦国時代~江戸時代を舞台にしたこの特別展に合わせて、
新しいイベントも盛りだくさん!
そんな中から今日は
「れきはく☆オリジナル 兵糧丸(ひょうろうがん)をつくろう!」
を紹介します。
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みんなは「兵糧丸」って聞いたことあるかな?
戦国時代や忍者のマンガが好きな子はもしかしたら聞いたことがあるかもしれないね。
「兵糧丸」の「兵糧」というのは、「軍隊で食べるための食料」という意味の言葉です。
つまり「兵糧丸」は「丸い形をした軍隊用の食料」という意味ですね。
こちらが今回れきはくで作る「兵糧丸」です。
丸いおだんごのような形をしています。
「兵糧丸」というのは戦国時代ごろの「携帯食」、
つまり持ち運びのできるようにした食べ物なんです!
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戦国時代はその名の通り、いろいろなところでたくさんの戦争が
行われた時代でした。
戦いをするためにはたくさんの兵隊さんが必要です。
でも「腹が減っては戦ができぬ」という言葉もあるように、
兵隊さんたちの食料をどうやって確保するのか、
というのはとても大事なことでした。
そこで考え出されたのがこの「兵糧丸」です。
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「兵糧丸」は、そば粉やきなこ、梅干し、木の実、ごま、はちみつ、野草など
その地域でとれて、栄養のあるものをたくさん混ぜ、乾燥させて日持ちするように工夫されていました。
これを、大きさにもよりますが、1回に1~3個食べておなかを満たしていたといわれています。
「兵糧丸」に何をどれだけ入れるのか、というのは
それぞれの武士や忍者の流派によってさまざまで、重要な秘密でもありました。
どれだけ兵隊さんたちの強さとやる気を保つことができるかというのと、
その兵隊さんたちが食べる食料の質というのはとても関係が深いですからね。
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今回のイベントでは、れきはくオリジナルの配合で「兵糧丸」をつくってみます。
いろんなものを混ぜて・・・
丸めて蒸す!
作り方は意外とかんたんです☆
味は、ほんのり甘くて、そぼくな味になっています。
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戦国時代の携帯食「兵糧丸」
ぜひ皆さんも作って食べて、戦国時代を味わってみてください!
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れきはく☆オリジナル 兵糧丸をつくろう!
日 時 特別展会期中(9/30~11/26)の土・日
***(10/9、11/3、11/12、11/23はお休みです)
****13:00~15:00(各日定員20名)
***(受付 ①13:00~②14:00~)
場 所 エントランスホール
参加費 200円(友の会会員は期間中1回100円)