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現代の化粧の基礎ができたのは、江戸時代といわれています。当時の化粧は現代よりもシンプルなもので、色にすれば白粉の白、墨眉やお歯黒の黒、そして口紅の赤のわずか3色。この3色を駆使して日本人の黒い髪や瞳に映える化粧を求めました。近代に入ると、お歯黒や眉作り・眉剃りといった化粧は次第に姿を消し、白粉も白一色ではなく多色が登場し、紅もリップ式のものがつくられ、個性を尊重した化粧が行われるようになりました。
本展覧会ではポーラ・コレクションより、近世から近代にかけての化粧道具をはじめ、髪型、衣装、装身具、絵画資料など、広く化粧文化に関わる資料を展示します。「美しくありたい」という女性の願いは変わりませんが、時代とともに美意識は移り変わり、化粧やよそおいにも反映されていきます。それぞれの時代の美を追求する女性たちの姿を多彩な資料からご覧ください。 |
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□粧う~赤・白・黒の和風化粧
江戸時代後期と明治時代の二揃えの婚礼化粧道具を展示するほか、紅・白粉・お歯黒・眉作り・眉剃りなどの江戸時代の化粧術を紹介します。
□装う~色と模様の美意識
桜や菊、松竹梅などの吉祥紋が全体に散らされた振袖とともに、手の込んだ細工がされた箱迫や懐紙入れなどの袋物類を展示します。
□結ふ~日本髪から束髪、そして洋髪へ
日本髪から束髪、そして洋髪へと移り変わった髪型を結髪雛型で紹介するともに、女性たちの髪を彩った櫛やかんざしなどの髪飾りなども展示します。
□メイクアップ~多色の個性美へ
ポスターなどの絵画資料をはじめ、女性の社会進出とともに登場したコンパクト、クリームなどの新たな化粧用品を通じて、多色の個性美が重要視されるようになった近代の化粧術を紹介します。 |
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| 三定例之内 婚礼之図 嘉永元(1848)年 |
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| 橘唐草紋散蒔絵婚礼化粧道具 江戸時代後期 |
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| 五三桐紋蒔絵婚礼化粧道具より 化粧小物 明治時代後期 |
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| 白綸子地松竹梅鶴亀模様打掛 明治時代 |
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| 千代田の大奥 お櫛あげ 明治27(1894)~29年 |
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| 雪輪巻子牡丹波千鳥象牙櫛 江戸時代後期 |
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| 扇面桜模様螺鈿擬甲櫛・笄 昭和時代 |
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| クラブ化粧品ポスター「クラブ堂ビル化粧品」 大正時代 |
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| レート白粉 昭和3(1928)年 |
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