昨日は、愛媛県立博物館で8月30日(土)から始まる『森のめぐみ 木のものがたり展』の展示設営に行ってきました。この展示は、第32回全国育樹祭記念行事の一つで、愛媛県立博物館・愛媛県歴史文化博物館・愛媛県総合科学博物館の3館の協同展になっています。
3館の学芸員が県立博物館の特別展示室に資料を持って集合。担当コーナーに分かれて作業を行いました。

歴博の担当コーナーは、「森と人とのつながり」の部分。愛媛大学の教授であった村上節太郎さんが撮影した写真から、焼き畑でトウモロコシや三椏(みつまた)を育てる山村の人々、ロクロをまわして器を作り出す木地師(きじし)、身近な竹を使って日用雑貨を生み出す職人など、戦前戦後の山間部の景観や林業に生きた人々の暮らしを紹介し、森の恵みを何一つムダにしなかった昔の人の暮らしを紹介しています。

県立博物館、総合科学博物館は、木の年輪標本や植物標本など、森に関する動植物の展示を担当しています。

その他、木のおもちゃで自由に遊べるスペースもあるので、ぜひこの機会に、親子であそびながら木に親しんでみよう!
第32回全国育樹祭記念行事
『森のめぐみ 木のものがたり展』
愛媛県立博物館 平成20年8月30日(土)~9月23日(火・祝)
愛媛県歴史文化博物館 平成20年10月4日(土)~12月7日(日)
愛媛県総合科学博物館 平成20年12月20日(土)~平成21年1月30日(金)