展示案内年間展示スケジュール

展示スケジュール
2024年度[2024.4→2025.3]

特別展原田治 展「かわいい」の発見

Osamu Harada: Finding“KAWAII”

2024年4月20日(土)~6月16日(日)

OSAMU GOODSよ永遠に
1970年代後半から90年代にかけて、女子中高生を中心に爆発的な人気を博した「OSAMU GOODS(オサムグッズ)」の生みの親、原田治(1946-2016)。簡潔な描線と爽やかな色彩で描かれたキャラクターたちは、日本の“かわいい”文化に多大な影響を与えました。没後初の全国巡回展となる本展では広告・出版・各種グッズなど多分野にわたる作品を中心に展示し、時代を超えて愛されるイラストレーター、原田治の全貌に迫ります。

©OSAMU HARADA

特別展サンリオデザイナー展

~サンリオキャラクター誕生のプロセスを大公開!~

2024年7月20日(土)~9月23日(月・祝)

サンリオは1960年の創業以来450を超えるキャラクターを生み出してきました。その中にはハローキティのように50年近く活躍している大人気のキャラクターもいます。そんなヒットキャラクターをサンリオはどのように作ってきたのでしょうか。また、なぜサンリオキャラクターは長く愛されるのでしょう。本展覧会では、はじめて制作サイドに焦点を当て、初期のデザイン原画や制作秘話、グッズなどの貴重な資料を展示し、サンリオキャラクターの変遷をたどりながら、長く愛され続けているヒミツを探ります。

©2024 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. SP640942

特別展開館30周年記念 国絵図の世界 ~甦る正保伊予国絵図~

2024年10月19日(土)~11月24日(日)

幕府巡見使への対応として提出された寛永国絵図をはじめ、正保、元禄、天保の各時期の国絵図を一堂に展示します。なかでも令和4~5年度の2年間をかけて、住友財団の一部助成を受けて修復を行った正保伊予国絵図を初公開します。最先端の技術による修復の過程を紹介するとともに、展示と合わせて公開される高精細な絵図の画像を用いて、街道・海路などの交通情報や古城・名所旧跡などの絵図の描写に注目し、江戸時代前期の伊予の姿を探ります。

修復が完了した正保伊予国絵図

特別展宇和海のくらしと景観

2025年2月15日(土)~4月6日(日)

愛媛県の宇和海沿岸部では、近世にイワシ漁が盛んになるとともに、リアス海岸の急傾斜を段畑として切り開き、芋・麦を中心とする農業が定着しました。近代に入ると、かまぼこ・じゃこ天の水産加工業、はまち・鯛・真珠の養殖業、柑橘栽培が産業として発展しました。本展では宇和海のくらしと景観に目を向け、そこで営まれる生業について、歴史資料や民俗資料で紹介します。展示を通じて、重要文化的景観「遊子水荷浦の段畑」、「宇和海狩浜の段畑と農漁村景観」、日本産業遺産「愛媛・南予の柑橘農業システム」にもなっている宇和海の魅力に迫ります。

芋麦から柑橘に転換する段々畑
(八幡浜市真網代)
昭和34年、村上節太郎撮影

※展覧会名やイベント、日時などについては変更・中止される場合がありますので、あらかじめご了承ください。