展示案内特別展・テーマ展 詳細
展示概要
- 会場
- 愛媛県歴史文化博物館 考古展示室、民俗展示室2
- 会期
- 2021年2月11日(木・祝)~3月14日(日)
- 開館時間
- 午前9時~午後5時30分(展示室への入室は午後5時まで)
- 観覧料
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大人
(高校生以上)高齢者
(65歳以上)小・中学生 常設展観覧料 520円
[420円]270円
[220円]無料
[無料] - 休館日
- 開催期間中の休館日:2月15日(月)、2月22日(月)、3月2日(火)、3月8日(月)
開館日カレンダーはこちら
主な展示資料
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- 有職雛(西条藩松平家伝来)
- 江戸時代後期/当館蔵
西条藩松平家の雛飾りは、西条藩9代藩主松平頼学のもとに京都の公家一条家から輿入れした通子(ゆきこ)が持参したもの。通子の雛人形は、公家の装束を考証してつくった有職雛(ゆうそくびな)で、公家出身の通子にふさわしいものといえます。
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- 次郎左衛門雛
- 江戸時代後期/個人蔵
まん丸な頭に引目鉤鼻の独特な表情をもつ次郎左衛門雛は、宝暦年間(1751~64)に京都の人形師雛屋次郎左衛門が作り始めたとされる人形です。大名家や公家の間で長く好まれ、一般的な流行に関わりなく作り続けられました。
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- 御殿飾り(曲水の宴)
- 明治23(1890)年頃/当館蔵
八幡浜の旧家に伝わった座敷雛風の雛飾り。白木造りの御所を模した御殿の前では、古くから行われていた宮廷行事、「曲水の宴」(きょくすいのえん)の様子が表現されています。「曲水の宴」は、流れる水に浮かべた盃が自分の前を通過するまでに和歌を詠み、速さと出来ばえを競う遊びで、三月三日の上巳の節句に行われました。川の流れる様子とともに桜や草花を配した庭園風の台の上には、和歌を詠む平安装束の人形が並べられ、みやびな春の宴が広がります。
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- 萬年雛
- 昭和初期/個人蔵
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- 春山雛
- 昭和初期/個人蔵
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- 明治天皇・皇后変わり雛
- 個人蔵
関連イベント
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自分だけの貝合わせをつくろう!(1日限定5名)
当日参加OK
会期中(2021年2月11日(木・祝)~3月14日(日))の土曜日・日曜日・祝日
10:00~11:30/13:00~15:30- 場所
- エントランスホール
- 参加費
- 2枚1組600円(友の会会員は会期中1回のみ500円に割引)
- 所要時間
- 30分程度
【お知らせ】
2021年2月27日(土)・28日(日)に開催を予定しておりました着付け体験イベント「十二単着付け体験」、「おひなさまにへんしん」は中止いたします。
毎年楽しみにされていた方には申し訳ありませんが、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。
当館では今年もひなまつりを祝って、西条藩松平家の気品高い有職雛(ゆうそくびな)をはじめ、次郎左衛門雛、古今雛、御殿飾り、明治天皇の変わり雛など、多彩なおひなさまの姿を紹介します。春のおだやかな一時、博物館の愛らしいおひなさまをどうぞお楽しみください。